任天堂は5月16日、同社が映画事業に参入するという一部報道について、「映画事業に限らず、映像ビジネス・映像制作への参入を検討している」とコメントした。世界展開を目指し、制作会社など複数のパートナー企業と提携を交渉中という。 キャラクターの使用権(ライセンス)を貸し出し、使用料を得るビジネスではなく、パートナー企業と連携し「できるだけ自社中心で制作していく」(同社)という。映像コンテンツの制作時期、「マリオ」「ゼルダ」など具体的な作品内容は未定だが、「任天堂のIP(知的財産)を積極的に採用する」(同社)としている。 4月に米メジャーリーグ・シアトルマリナーズ運営会社の株式の一部を売却する交渉を始めたと発表。売却に合意した場合は、その収入の一部を使う予定としている。