大型連休を迎えた駒沢オリンピック公園では、外出自粛要請が出る中、ランニングや散歩をする人の姿が見られた=25日午後、東京都世田谷区(川口良介撮影) 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、公園に人出が集中し、東京都は25日から都立公園の駐車場や遊具施設を閉鎖した。だが、レジャー施設やスポーツジムなども休業しており、ストレス発散や運動不足解消のため、公園や河川敷で散歩やジョギングなどの運動をする人も多くみられる。運動でも多くの人が集まれば密集や密接状態になるおそれもあり、専門家は「適度に距離をとって」と呼びかける。 「公園の利用は3月に学校が休校になったときにドッと増え、その後、落ち着いたが、(4月半ばの休日に)倍増した公園もある」と港区の担当者は話す。公園内のバスケットボールコートなどを閉鎖したほか、不要不急の外出を避けるようポスターを張ったり、アナウンスするなどの対策をとっている