わずか10坪の小さな店。量販型のメガネストアに比べれば、品数は圧倒的に少ない。流行の商品が置いてあるわけでもない。だから、客が2~3人しか来ない日もある。それでも、杉浦和行(59)は白衣を着て、朝10時から夜7時まで律儀に店を開け続ける。 「採算ギリギリ。儲かりません」と淡々と話す杉浦には、店を開け続けなければならない理由がある。その理由は、店のウインドウに貼られたPOPにも表れている。「メガネセット フレーム+レンズ 8000円」と日本語で書かれたPOPの上には、もうひとつのPOPが掲げられ、そこにはポルトガル語でこう書かれている。「ARMACAO+LENTES COM EXAME ¥8000」。 メガメのスギウラには別名がある。「OPTICA SUGIURA(オプティカ・スギウラ)」。名古屋市港区にあるこのメガネ店は、顧客の約3分の2がブラジル人などの外国人だ。 数カ月前にもこんなこと
自己プレゼンの文章術 スポンサード リンク ・自己プレゼンの文章術 ベテラン広告マンが書いた就職のための自己プレゼンの書き方の本。 「学生の作文によく出てくるの語の一つは「思う」である。これを安易に使って、文章の底を浅くしてしまっている作文は少なくない。<中略>「客観的事実や当然の帰結に「思う」をつける必要はないし、意見・考え・趣味が分かれそうな事柄を「思う」の一語で片づけるのには問題がある。「思う」だけで思考がストップしてしまうのだ。」 これは私も文章を書きながら悩むテーマだ。 1 「思う」は本当に難しい 2 「思う」は本当に難しい、と思う。 上のようにふたつ書き方があってどちらにするか迷うことが多い。「かもしれない」や「であろう」も同じようにつけるべきかどうか迷う。 考えてみれば、執筆者が神様でもない限り、すべての文末に「と私は思う」はついていておかしくないのである。逆にすべて削ってし
某大学情報系学部が主催した、企業と学生のマッチングイベントに参加させて頂いた。 その学部では、 コミュニケーション能力の育成を最優先に考えているとのこと。 多くの企業は (情報系の) 新卒の学生さんに技術力よりは コミュニケーション能力を求めているというから、 そのニーズに答える形でこのような教育が行なわれるようになったのだろう。 だから責められるべきは大学側ではなく、企業側である。 なぜ情報系の卒業生に、 コンピュータ技術者としての素養ではなく、 コミュニケーション能力を第一に求めてしまうのだろう? このイベントには、学生さん達による研究発表 (パネル展示) もあったのだが、 研究内容そのものよりも、 いかに分かりやすく説明するか、 さらにいえば、聞きに来た人にいかに満足してもらうか (ひらたく言えば、いかに「わかったつもり」にさせるか) に 重点を置いているという。 企業側参加者に配ら
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 景気は回復基調にあるようだが、まだ日本は自信を回復するまでには至っていない。今の日本が経済的に世界を牽引していると感じる方はそう多くないだろう。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめとする発展途上国が急速に存在感を増していることや、高度経済成長のシンボルだったエレクトロニクス産業の国際競争力に疑問符がついていることなどが、日本の復活を印象づけられない背景にある。 日本の頭越しに物事が進むジャパンパッシングは、様々な分野でどんどん進行している。国際物流では、日本に国際ハブ港がなくなって久しい。EU(欧州連合)や北米向けのコンテナ船で日本に寄港するのは10~30%に過ぎない。例外はあるが、以前このコラムでも書いたようにアジア諸国では
「お前!」と連呼する母親と泣きながらすがりつく5歳児ほどの男の子に出会った。 時折いたたまれない気持ちにさせる親を公の場で目にする時があるが、今回は本当に一声かけようか悩みに悩んだ。 母「お前、いいかげんにしろよ、そんなこと言うならもう知らない」 子「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」 母「ああ、もういいよ。もう行かない。帰る。」 子「やだーーーー やだーーーー やだーーーー お願い! お願い!」 母「お前、もう、 いや、 うるさい! お前、もう だまれ!」 子「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」 母「お前なぁうるせんだよ。ほんと。あたまきたから 今日ご飯なしな」 子「…」 (無言でむせび泣くのみ) 本当に見ているだけでつらい。 何があったのか皆目検討がつかない。母親も一生懸命なのはわかる。子育てが大変なのもわかる。まだ若いのに化粧っけもないその容姿から一生懸命に生き抜い
同人誌という言葉は、普通は「同じ趣味や志をもった人(同好の士)の集団」=「同人」が作る雑誌だから略して「同人誌」なのでしょうが。書く人も編集する人も出版する人も(時には買い取る人まで)同じ人だから同人誌二次創作、すなわち商業作品で既に存在するキャラクターを使用する(同じ人物を使う)から同人誌とも考えられますな。 自分は少年時代に藤子不二雄A先生の「まんが道」と石ノ森章太郎先生の「マンガ家入門」で洗脳されたクチなので、漫画同人誌というと「少太陽」か「墨汁一滴」かみたいな感覚なんですけど(小学生の頃に落書きと雑文を書いた原稿用紙数十枚を「マンガ家入門」の方法で製本しようとして不器用なので失敗した過去あり…)、今は「同人誌」と言うと、どうしても二次創作、特にエロパロ・やおい作品の比重が大きくなるんでしょうかね。 まんが道 (1) (藤子不二雄Aランド (Vol.045)) 石ノ森章太郎のマンガ
エコパのゴール裏に出現した札幌のビッグフラッグ。サポーターは気合十分【 photo by 宇都宮徹壱 】 ■「ヤンツーの誕生日を国立で祝おう!」 東京駅から飛び乗った新幹線こだまの自由席は、思いのほか空いていた。品川駅に到着すると、まなじり決した札幌のサポーター数名が乗り込んでくるのが見える。千歳空港から空路、羽田へ。そこから品川に出て、新幹線に乗り換えて掛川へ。帰省ラッシュの折だけに、札幌サポーターの熱意には頭が下がる思いである。 暮れも押し迫った29日、天皇杯は静岡エコパスタジアムと東京・国立競技場で準決勝2試合が行われることになっていた。これから向かう静岡エコパのピッチに立つのは、ガンバ大阪とコンサドーレ札幌。札幌はJ2ながら、それでもJ1勢を3チームも撃破しての初の準決勝進出である。この戦績だけでも立派であるが、札幌の場合は雪国ゆえのハンディ(福島、神奈川と合宿地を転々としている
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く