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ブックマーク / hsyf610muto.seesaa.net (38)

  • 日常の幸せ: 武藤文雄のサッカー講釈

    先週末は、所要と地震直後の混乱で、少年団には行かれなかった。今日は、自分にとって2週間振りの、しかもあの災禍後初めての練習だった。 正直言おう。サッカーはいい。バカなガキ共と、全く屈託ない会話ができるのがまずいい。理屈でサッカーを説明すれば、わかってくれるのが愉しい。説明した事を理解してくれて、次のプレイで改善されたのを見ると、当に嬉しい。そして、そのプレイが実戦で完全に定着しているのを見るのは、もう最高の歓喜だ。 さらに今日は中学校の卒業生追い出し試合。多くのOB(高校生以上)も、中学校に集結。はな垂れ小僧だったバカガキ共、いずれも私よりも格段に大柄になり、筋骨隆々な堂々とした体躯の若者に成長してくれた。そいつらが、中学校に集まり、愉しそうにボールを蹴っているのを眺める。もちろん、彼らの後に送り出した中学生達のプレイを観察するのもいい。ほんの2ヶ月会ってないだけで、随分と上背が伸びた子

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    ken_wood 2011/03/22
    >サッカーはいい。バカなガキ共と、全く屈託ない会話ができるのがまずいい。理屈でサッカーを説明すれば、わかってくれるのが愉しい。説明した事を理解してくれて、次のプレイで改善されたのを見ると、本当に嬉しい
  • ベガッ太へ: 武藤文雄のサッカー講釈

    遠く関東にいる私と異なり、君も直接大変な想いをしている事だろう。君の周囲に無事ライフラインも届いていないのかもしれない。それでも、君が無事な事を信じている。 ベガルタの活動は当面凍結せざるを得ないのだろう。選手達は皆それぞれの故郷に帰り、骨を休める事を余儀なくされていると言う。適切な判断だと思う。いつ彼らが仙台に帰って来られるかは、全くわからない。ベガルタの活動が再開しても、しばらくは帰って来られないかもしれない。伝え聞く現状を聞くと、我らの英雄達が県内で試合をできるようになるには、相当な時間がかかりそうだから。 それでも、梁勇基や関口や菅井達には、その時までにじっくりと準備をしてもらわなければならない。彼らも辛かろうが、彼らはプロフェッショナルだ。今は我慢してもらおう。 でも、ベガルタには、そろそろ何かをして欲しい。 だから君だ。そろそろ、出て来てくれないかい。時期尚早と言う意見もあるか

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    ken_wood 2011/03/19
    >でも、ベガルタには、そろそろ何かをして欲しい。だから君だ。そろそろ、出て来てくれないかい。君の登場は、多くの人を勇気づけるはずだ。君はベガルタなのだ。いや、今は君がベガルタなのだ。
  • 女子ワールドジュニアユース準優勝を称えつつ: 武藤文雄のサッカー講釈

    女子ワールドジュニアユース準優勝、正に快挙である。選手達、選手を育成してきた指導者や周辺の方々、そして日協会スタッフに、大いなる賞賛をすると共に、感謝したい。 私事ながら、監督の吉田弘氏とは大昔の事だが面識もある。現役時代すばらしいストライカだった吉田氏が、指導者としても堂々とした実績を残した事も、非常に嬉しいことだ。 それにしても、日の女子サッカーの成長の速さと度合いには、当に驚かされる。ついほんの昔のアテネ五輪では、苦闘の末かろうじてアジア予選を突破したものの、大会で1次リーグ敗退を喫した。あの時点では、選手達の見事な精神的な充実にもかかわらず大会で苦杯を喫した事で、「その上に行く」ための壁は相当高いのではないかとも予想された。 けれども、女子代表はその後も堂々と進歩を継続。2年前の北京五輪では、長年戦闘能力では優位に立てなかった中国を(敵のホームだと言うのに)完勝で撃破(も

    ken_wood
    ken_wood 2010/11/03
    >まず女子サッカー選手が職業人として、自立し豊かな生活ができる環境がない。世界トップレベルの日本女子代表がプレゼンスも経済的恩恵も得ていない。中学に女子サッカー部がない、大人のサッカーとの融合が
  • 梁勇基のワールドカップ: 武藤文雄のサッカー講釈

    我がベガルタの主将、梁勇基。一時、北朝鮮ワールドカップ代表チームに選ばれたと報道されたが、結局23人の最終メンバには選考されなかった。そして、南アフリカまでチームに帯同しているとの情報(たとえば、鄭大世と一緒に映像に移ったとか)は入ったが、具体的にどのような活動を行っていたか明確な報道は中々なかった。 ところが、先日、金明昱氏が最近の梁を採り上げたコラムを執筆してくれた。金氏は、先日書評を書かせていただいた慎武宏と共に、韓国北朝鮮事情を記載したブログを主宰しているライターだ。 上記のコラムは、以前から梁と親交が厚い金氏が、梁に電話取材を試みたもの。メンバ入りは叶わなかったが、ずっとチームに帯同した梁の発言が多数。代表的な発言を引用させていただく。 僕が南アフリカでネガティブな気持ちで過ごしていたと思っているかもしれませんが、全くそんなことはありません。代表チームや僕のW杯はもう終わりま

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    ken_wood 2010/07/21
    >ベガルタサポータの欲目ではあるが、鄭大世と洪映早の2トップは中々強力だっただから、あそこまでいつもいつも強引に突破を狙わず、梁がテンポを落としたり、速攻を仕掛けたりすれば、効果的に攻撃ができたはず。
  • 加地の代表引退について: 武藤文雄のサッカー講釈

    加地が代表チームからの引退の意志を公表した。若い頃は右サイドのスペシャリストだったが、最近はガンバの重要な試合で色々な仕事をこなすなど、プレイの幅も広がってきていた。そして、元々の持ち味である抜群の冷静さと瞬発力。これまでの経験を活かすのはこれからと期待していたのだが。過日も坪井が類似の発表を行ったが、ちょっと考え込んでしまう事態だ。 そして、加地の代表引退宣言は、ここ数年日協会が超過密日程を放置し続けた事に要因があるのではないかと考えた。以下理由を述べる。 代表チームに長く選考され続けた選手が、代表を去るのは、通常は大きく分けて5つの場合が考えられる。1つは年齢的に能力が少しずつ衰え、ある時期をもって選考されなくなる場合。これは当然ながら最も多く、一般の代表選手に限らず、井原、カズ、福田、堀池ら圧倒的な実績を残した選手もこのように代表を去っている。2番目としては、監督の評価が下がるなり

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    ken_wood 2008/05/27
    >岡田氏が「坪井も見てみたい」と考えたのと絶不調のタイミングが重なり、自ら代表を辞退するしかなかったのではないか。加地の代表引退声明は過密日程以外に推定のしようがない。日本協会の施策の失敗のツケが
  • 阿部勇樹が中村憲剛を止める: 武藤文雄のサッカー講釈

    エンゲルス氏就任以来負けなしのレッズ。ふと気がついてみたら、阿部と闘莉王を軸にした安定した守備でジワジワと独走体制を固めようかと言う勢いになってきた。一方のフロンターレもここの所好調、関塚氏の後任の高畠氏は難しい状況のチームを見事に建て直し順調に勝ち点を伸ばしてきた。 エンゲルス氏は監督就任以来微調整を重ねたが、最終的には、阿部をセンタに堀之内と堤を配する3DF、闘莉王と細貝をその前に配する布陣を採っている(啓太の復調後はまた興味深いが)。闘莉王は時に攻撃的ポジションに使われるが、過去のアレもなくなり、細貝のサポートを受けて、いささか常識的だが丁寧で正確な展開で攻撃を組み立てる。そして阿部が最終ラインで抜群の読みと対応の巧さを見せる。 一方の高畠氏。3DFの前に新人の守備的MFの菊地を固定し、谷口を2トップの後方に飛び込む仕事に専念させる仕掛け。ただし、この日は右サイドの切り札森を欠いたの

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    ken_wood 2008/05/14
    >右サイドの森を欠いたのが痛かった。憲剛があれこれ創意工夫をするものの阿部を破れなった試合。例の幻の得点場面。ジュニーニョと憲剛で右サイドに拠点を作り、大きく逆サイドに展開し阿部の位置取りを崩した。
  • 日本のクラシコ(上): 武藤文雄のサッカー講釈

    先日も言及したが、ヴェルディが、マリノスとのホームゲームを「クラシコ」として販売促進を行った。日テレビも珍しく地上波で生放送。夜のテレビニュースでも再三採り上げられたので、「クラシコ」との情宣は成功だったのだろうか。ただし、NHKのJリーグダイジェストで、木村和司氏が寂しいと語っていた21798人と言う観客数は今一歩だったが。もっとも和司の全盛期の日産対読売の観客数など、1万人行けば超大入りだった訳だけどね。 個人的には、「クラシコ」のような外来語を使うとどうにも印象が軽くなるので、「伝統の一戦」の方が販促上はよいように思うのだが。「多摩川クラシコ」と言う「軽さ抜群のグッドアイデア」が既に先行して一定の成果を挙げているのだし。 もう1つ、テレビのアナウンサが提供する情報が混乱していた。どうやら、クラシコの開幕をJ開幕戦(あの、ほんの僅かな期間でいなくなってしまったオランダ人のマイヤーの先

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    ken_wood 2008/05/08
    >あくまでも80年代、プロ化を指向して日本サッカー界をリードした時代があっての「クラシコ」だろう。菅原の知的な位置取りと服部の巧妙な上下動は非常に有効。ロペスのはJ1トップを目指すチームの「将軍」ではない。
  • 43年目の危機: 武藤文雄のサッカー講釈

    ジェフがクゼ監督を解任した。ここまで11試合では2分9敗、内容も芳しくなかったが、何より全く結果が出なかった。通期の約1/3を終え、降格脱出権の15位のとは勝ち点10差。フロントとしても看過できないと判断したのだろう。 以前も述べたがが、監督交代時に一番難しいのは、その後任の監督が前任者より優秀である必要がある事。そうでない場合(そしてそうでない事が世の中結構多い、世界にそうたくさんのシャムスカはいない)、そのチームはさらに階段を転げ落ちるように苦戦するケースもままあるのだ。そう考えると、クゼ氏の実績を考慮し、もう少し我慢をする選択肢もあったようには思う。 特に現状のジェフの場合、昨シーズンの中軸が大量に抜けただけに、それなりの選手を集め直し、基盤からチーム作りをする必要があった。クゼ氏の招聘はその狙いがあったはず。事実、クゼ氏はクロアチアでの評価も悪くないし、ガンバでのそれなりの実績もあ

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    ken_wood 2008/05/08
    >世界にそうたくさんのシャムスカはいない。格段の実績を持ち将来性もありシーズン序盤の不振で出場機会に恵まれてないCBをレンタルで獲得するウルトラCがあるが相互の感情面を考えると難しいのだろうな。ジェフ千葉
  • 負けて感じたグランパスの強さ: 武藤文雄のサッカー講釈

    あるグランパスサポータの友人が、ヴェルディへの敗戦後に「グランパスの今までの相手が強かっただけ。弱いチームとやれば当然負けるってことよ。」と悔しがっていたが、負ける時って言うのはこういうものなのだろう。 とは言え、グランパスがヴェルディの注文相撲にはまってしまった一戦だった。前半からヴェルディの出足のよさに苦戦気味のグランパス。特に中村、小川の中盤の新2枚看板(「新」と言うには、中村はもうよい年齢だが)が、ヴェルディの厳しいプレスを抜け出すのに大変苦労していた。このあたり、福西、菅原と経験豊富なボランチが利いていた。 もっとも、シーズン序盤よりヴェルディのチームのバランスは決して悪くなかった。ただフッキの加入でバランスが崩れたところで(フッキが入れば点は入るようになるが、その独善性からバランスが崩れる)、フッキが出場停止になり、バランスが崩れて点も入らない状況に陥っていた(前節のレイソル戦

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    ken_wood 2008/05/02
    >スピードのなくなった服部が最初のワンタッチに勝負を賭けて杉本を止めに行く。玉田はチームのリズムが悪くなると後に下がり強引に抜こうとして潰される。展開が悪かった故に逆にグランパスの「個」の凄みを感じた
  • 赤札無情: 武藤文雄のサッカー講釈

    アルビレックス-サンガ戦。例のレッドカード3発と言う試合の判定について。 昨日も触れたが、この試合は、鈴木淳対加藤久と言う、私にとってあまりに深い思いの対決である。したがって、試合内容そのものや2人に対する思いを対比して文章を書きたかった。しかし、久さん人まで大爆発してしまって退席処分をらう試合について、冷静なフリをして文章を書く訳にもいくまい。これは後期の対決での宿題としたい。 と言う事で、3選手退場、久さん退席について。 結論から言って、私は主審の佐藤隆治氏が相当不出来だったと思う。典型的な主審が壊してしまった試合と言えるだろう。 この主審の不出来については、テレビで野々村芳和氏が非常にクリアな解説をしおり、その内容を中坊さんが要領よくまとめているので参照して欲しい。以下の私の講釈も、この野々村解説を参考に語らせていただく。 実はこのようにVTRで判定振りを評価されるのは、主審とし

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    ken_wood 2008/04/21
    >佐藤氏は選手のみならず副審ともコミュニケーションを取れていなかった。30歳でJ1の主審とはJ2以下で高い評価を受けてきたはず。そのような主審がなぜにこのようなヘマを演じてしまったのか。日本協会の冷静な対応を
  • 将軍松田直樹対エスパルスカテナチオ: 武藤文雄のサッカー講釈

    今日は忙しかった。朝一番で少年団の練習、ちょっと早退して坊主の中学校の公式戦を2試合(PK戦でしぶとく勝ち抜いた、坊主はまだ試合には出られないのだけど)応援したらもう夕方になっていた。これはこれで別な機会に。 帰宅してインタネットを開くと、ベガルタはロスタイムに追いつかれての引き分けとの由、映像未見詳細不明だが、2点目取れない症候群とも言うべきか。これもこれで別な機会に。 いささか疲労気味ではあったが、テレビ桟敷で後半からアントラーズ-ガンバを観戦。期待通り見事な試合だったが、両チームとも攻め切れず。終盤の小笠原を軸とするアントラーズの猛攻を、山口と明神を軸にしのぐガンバの奮闘が面白かった。両軍とも水曜日の勝利を期待したい。 もう1つ。加藤久対鈴木淳と言う、宮城県出身の巨人同士の決戦は、サンガが3人退場する大乱戦になったとの事。激怒の久さんまで退席との事。この試合はちゃんと映像を見る必要が

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    ken_wood 2008/04/21
    >今の松田のプレイは守備能力の高さで中盤で敵の攻撃を切る事ではなく攻撃の起点となっている。枝村が負傷し藤本が起用されると、フェルナンジーニョとの技巧でマリノスのプレスを外し、速攻で局面を打開し始める。
  • 憲剛対シャムスカ: 武藤文雄のサッカー講釈

    テレビ観戦したトリニータ対フロンターレ、トリニータ守備の要の深谷が前半早々に退場になった。そのためホームのトリニータが守備を固め、常に攻撃的サッカーを指向するフロンターレが押し込む形となった。結果的に、シャムスカ氏が創意工夫する守備網を、いかに憲剛が切り崩すかと言う試合になった。 まず、深谷の退場について考えたい。まあ、いずれのイエローカードも妥当と言えば妥当。特に2目は、相当厳しいタックルが敵の足に入ってしまった。退場は仕方がないのかもしれない。ただ、いずれのファウルにしても、激しい事は激しかったが、悪意なり敵を傷つけたり、意図的にファウルで止める意思は感じなかったのだが。激しくない深谷には何の魅力もないし。 悪意と言う意味では、深谷退場のちょっと後、ウェズレイがカウンタから抜け出そうとした時に、プロフェッショナルファウルで止めた井川のそれは酷かった。しかし、相当ゴールからは遠かったの

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    ken_wood 2008/04/20
    >シャムスカ氏が創意工夫する守備網を、いかに憲剛が切り崩すかと言う試合になった。高松のキープが絶妙。憲剛はラストパスや得点は相当なレベルだが、時間を考え敵の疲労や混乱を誘う域には、まだ達していない
  • メルボルン-ガンバにおける既視感: 武藤文雄のサッカー講釈

    少々古新聞になってしまったが、ガンバがメルボルンとの殴り合いを制した試合について。 このメルボルンのスタジアムは、オーストラリアンフットボール用の競技場らしい。何か、サッカー場より広いせいか、テレビ桟敷で見ていても違和感がある。ただ、テレビ映像を通して感じるこの違和感に、何かしら微妙な記憶があると思っていたのだが、前半半ばに思い出した。 あの97年。ジョホールバルの後日談。 我々が歓喜したと言う事は、敵は絶望に追い込まれたと言う事。ただし、イランにとって岡野のVゴールは最終通告ではなく、彼らには豪州とのプレイオフが残されていた。そして、そのプレイオフ第2戦が行われたのが、この競技場のはずだ(たぶん)。 第1戦、あのアザディスタジアムで、イランはビドゥカとキューエルの連携から先に失点。マハダビキアとアジジのコンビで追いつき、猛攻を仕掛けたものの、ホームで1-1で試合を終えた。アウェイゴールル

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    ken_wood 2008/04/16
    >ガンバの「技巧と俊敏さ」メルボルンの「強さ」が活かされる実に国際試合らしい試合。明神が関与できない攻撃(中盤を飛び越す強引な縦パス)への対応はガンバの大きな課題。そのための水本だったのだが散々な出来。
  • 私は岡田武史監督を支持し続ける: 武藤文雄のサッカー講釈

    この週末。ベガルタはついに「流れの中からの得点」で勝利した。無得点→自殺点→PK→CK→流れの中からの得点、と5試合で着実に進歩。ホーム勝率10割、4位、悪くない位置取りである(首位のサンフレッチェ、1つ下の5位のサンガ、それぞれが1試合少ないとか、そういう事もあるのだけれども)。来週は三ツ沢、じゃなかったニッパツ競技場で、あの都並氏率いる横浜FC戦。私も参戦可能だし、何とも愉しみだ。 J1も、レッズ、ガンバ、フロンターレなどの苦闘していた優勝候補チームが、初勝利。各チームとも「永遠の暗黒下」にいるように思っていたのだが、落ち着いて考えてみればまだ2試合しかしていなかったのだなと。長いリーグ戦はこれからだ。 で、改めて日本代表について。 繰り返すが、バーレーン戦は、内容も結果も酷い試合だった。こうなると怪しい報道が次々に登場する。選手達もそれなりに愚痴をこぼす。スタッフミーティングの情報が

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    ken_wood 2008/04/03
    >岡田氏のこれらの実績を否定する人は、Jリーグも日本サッカー界の歴史も否定すると言う事だ。遠藤は明らかに疲労困憊だった。啓太、憲剛、山瀬と並べる事が、そう奇策だとは思えない。
  • 五輪代表強化への提案: 武藤文雄のサッカー講釈

    アンゴラA代表戦を控えた五輪代表メンバが発表になった。ワールドカップ予選があるためJ1が休みになるし、インタナショナルマッチデーだけに強い国が呼べると言う意味でも、五輪代表の強化試合にはよいタイミングだと思う。 しかし、現実的な強化は非常に難しい状況に陥ってしまっている。 反町氏が予選を勝ち抜いた基メンバは、おおむね西川、山、内田、青山直、水、伊野波、細貝、梶山、田拓、青山敏、柏木、水野、田圭、家長、平山、李、岡崎と言ったあたり。2軍対応、3軍対応の試合があり、相当数のメンバを招集しているが、実際に重要な試合で使った選手は案外少ないし、オプションもそうある訳ではない。 そして、これらのメンバのうち、田圭と水野は海外クラブに移籍(田圭はオランダの中堅チームに加入した事もありレギュラとして活躍しているが、水野はよりによって欧州のトップクラブに加入したため試合出場機会すら得られてい

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    ken_wood 2008/04/03
    >こうなると事実上「ぶっつけ本番」で北京に臨むしかない。とにかくオーバエージを固定すべきだ。それも岡田氏がA代表に招集していない顔ぶれで。今度のアンゴラ戦に明神、小笠原、寿人を選考すればよかった
  • 不愉快の弁を繰り返す: 武藤文雄のサッカー講釈

    さすがにいくら激怒していても、酒を飲んで、寝て、シゴトをして、寒い中閑散とした競技場で意味不明の試合(よい試合だったけれど)を観れば、少しは落ち着こうと言うもの。改めて、あの思い出しくもない無様な試合を反芻してみたい(何か矛盾している日語だな)。 試合直後に激怒したが、直接的な敗因は川口と阿部のミスである。どのような選手にもミスはある。ジョホールバルでは井原のトラップミスから同点に追いつかれた。試合の重要さでは、格段にジョホールバルの方が上だった。しかし、昨日の川口と阿部には腹が立つが、当時井原には腹が立たなかった。否定しないが、私は井原が大好きだった。けれど、川口も阿部も十分好きな選手のはずだ、井原ほどじゃあないけれど。そうなると、この温度差は好みの深さの違いだろうか。 ただし、ちょっと違う印象もあるのだ。過去、幾度川口のおバカに悩まされた事か。上記のジョホールバル、2失点とも川口の責

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    ken_wood 2008/03/28
    >日本DFは瞬発力の差を恐れるあまりディレイし過ぎて敵に切れ込まれる。後半立ち上がりの猛攻、敵の攻撃が完全に停滞した時間帯に合わせたかのような停滞、注文相撲に安易にはまるのが相当不愉快だった。
  • 猛省せよ水本!: 武藤文雄のサッカー講釈

    アジアチャンピオンズリーグが始まった。くしくも、アントラーズもガンバもタイのクラブと対戦。結果は明暗を分けたけれど。 アントラーズはクルンタイバンクのオフサイドトラップのミスから田代が先制し、さらにCKから岩政が追加点。以降はやりたい放題となった。クルンタイバンクもホームと言う事もあり、完全に引く体制を取れず、小笠原を軸とするパスワークに抵抗できなかった。アントラーズの快勝そのものは嬉しいけれど、もう少し抵抗のしようがあるのではないかと思ったのだが。スカスカのスタジアム、もっと遅い時刻に開始すれば客は入ると思うのだがちょっと残念。とは言え、100人単位のアントラーズサポータが元気に声援を送っていたのは、(もうJのトップクラブとしては当たり前過ぎる話かもしれないが)やはり凄いなと。それにしても敵地で9-1ですか。 一方のガンバ。エルゴラッソによると、チョンブリはまごう事なきタイチャンピオン、

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    ken_wood 2008/03/13
    >ガンバ後半序盤の攻撃はバランスが取れており非常によかった。水本はシーズン始まって僅かな期間中に2回も重要な場面でやられた。日本の守備の大黒柱にならなければいけない己の立場を自覚していないのではないか。
  • (書評)サッカー批評38号を批評する: 武藤文雄のサッカー講釈

    サッカー批評38号が発売になった。何のかの言って、これ程「サッカーについて読ませてくれる」印刷媒体はない。 もちろん、毎号の常であるが、読み応えのある記事と、そうでない記事が並列されるのは仕方がない。しかし、何が残念かと言えば表紙に書かれていキャッチ。かつて日を代表する一流選手で、日本代表監督で実績を挙げ、Jリーグでも見事な手腕を発揮した男に対し、意味不明な言辞を弄するのはいかがなものだろうか。もちろん、雑誌である以上「売れる算段」は必要だろう、しかしあの現代表監督を愚弄する表現は、売り上げ増進につながるのだろうか。と、不快感を示したものの、今号は充実した記事が多く、帰りの電車で堪能する事ができた。 まず、冒頭の小野剛技術委員長のインタビューは非常に読み応えあり。インタビューアの山内雄一氏の鋭い切り込みに、誠実に答える小野氏。オシム爺さんが不運な病魔に倒れた直後から、岡田監督選考への経緯

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    ken_wood 2008/03/13
    >キリンが日本サッカーのスポンサになる事を推進した元社員の記事。小野剛技術委員長のインタビューは切迫感。レッズ及び協会のACL対応のスタッフ達の記事。コリーナも、南米では上手いレフェリングができなかった。
  • 悩まない審判: 武藤文雄のサッカー講釈

    ゼロックススーパーカップ。もう少しシーズンインを素直に愉しみたかったのだが。 まずは雑念以外の話。 アントラーズの充実。10人になっても、引き気味に丹念にボールを回し我慢を重ねる。同人数になったところで攻勢を取り、山と野沢の個人能力で2点差に。小笠原を含めたこの中盤の3人を見ると、負傷者続出で青息吐息だった先日の東アジア選手権は何だったのかと言う思いもあるのだが。山と山瀬が並ぶ攻撃的MFなどちょっと見たいとか、小笠原と遠藤の口論など面白そうだなと思ったりして。とは言え、このような大人の試合振りは、正にこのクラブの伝統。その後もペースを確保し続け、しっかりと試合をクローズする...はずだったのだが。全くの余談だが、最近の山、小笠原、遠藤、播戸、加地、永井と言ったあたりを見ていると、彼らが全盛期のうちに1度でいいから、ナイジェリアワールドユースOB会でちゃんとした試合を観たくなる(どうせ

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    ken_wood 2008/03/04
    >カードを多用する事は全否定はとてもできない。一流の審判が試合序盤に赤紙を出す事に逡巡すると、悲惨な試合になってしまう事もある。が、次々にカードを切る氏を見ると「楽な選択」をしているようにしか見えない
  • 鈴木啓太、年間最優秀選手獲得: 武藤文雄のサッカー講釈

    各方面で報道されているが(例えばこれ)、鈴木啓太が年間最優秀選手(いわゆるフットボーラー・オブ・ザ・イヤー)を獲得した。啓太は、この他に昨シーズンはサッカーマガジンのクリスタルアウォードを獲得している(JリーグMVPは同僚のポンテに譲ったが)。 昨シーズンのレッズ、代表での八面六臂の大活躍を考えれば当然の受賞だろう。以前も述べたが、日の最優秀選手にとどまらず、アジアの最優秀選手として表象して欲しかった程の活躍振りだったのだから。 啓太の活躍を称えつつ、今日はこの今まであまり議論される事の少なかった年間最優秀選手について少し考えて見たい。だいぶ前に述べた事があるが、この手の表彰は「優秀」な選手を選ぶのか「殊勲」の選手を選ぶのか、選考者の好みや考え方もまちまちだし、結構難しいものがある。 そして、この年間最優秀選手と言うタイトルは日では最も古く権威があるものとされている。歴代の受賞者はこち

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    ken_wood 2008/03/04
    >年間最優秀選手と言うタイトルは結構バランスの取れた選考をしている。啓太の今回の表彰についても、過去の歴史を掘り下げた報道があればよいのにと思う。例えば79年のフジタの守備の中核今井敬三