先日KLabラボさんから公開されているRepcachedを試してみました(これとこれ)が、2008/04/11付けでマルチマスタレプリケーションに対応した新しいバージョンがリリースされたので、みたび試してみました。 環境は先日と同様CentOS4.6 on VMwarePlayerで仮想NICは1枚、NAT接続ですが、VMwarePlayerをバージョンアップした関係で、IPアドレスが192.168.141.128に変わりました。PHPのバージョンは前回と変わらず5.2.5で、memcache拡張は3.0.1(beta)です。 インストール、起動法は前回までと同じなので割愛。。。PHPスクリプトは以下のようにaddServerメソッドを使うよう変更しました。 <?php $ttl = 60; $servers = array(array('ip' => '192.168.141.128',
repcached-2.0(memcached-1.2.5ベース) をリリースしましたのでお知らせします。 http://lab.klab.org/modules/mediawiki/index.php/Repcached (日本語) http://repcached.lab.klab.org/ (英語) 今回の目玉はマルチマスタ構成のサポートです。 以前のバージョンはマスタ/スレーブ構成だったので、必ずマスタへ書き込まなければいけませんでした。そのため、接続先のサーバがマスタなのかどうかをクライアントが判別しなければいけなかったり、keepalivedなどと併用するなどの工夫が必要でしたが、今回のバージョンではその必要がなくなります。両方のサーバに対してデータを書き込むことができるようになったので、かなり使いやすくなったと感じています。 repcachedはパフォーマンスを最重視している
新日鉄など鉄鋼大手がオーストラリアの資源大手BHPビリトンとのあいだで行っていた交渉で2008年度の原料炭価格を1トン当たり300ドル(2007年度実績97ドル)とすることで合意したようです。この辺のいきさつは9日の日経産業新聞に詳しいのですが、要するに世界の需要増と今年はじめごろのオーストラリア東部の豪雨による産出不足で、ほぼ言い値での値上げを認めざるを得なかったということのようです。更に現地での輸送のボトルネックなどもあって増産が必ずしも輸出増に直結しないなどの要素もあり、市場価格の下落も絶望的と判断したのでしょう。 新聞によれば、この結果大手鉄鋼会社の営業利益が丸々吹き飛ぶほどのコスト増(ブルンバーグによれば3兆円のコスト増!)になるとのこと。それにもましてこれはダイレクトに物の値段に跳ね返ってこざるを得ない要素のひとつであり、モノが入らない状況によっては様々なメーカーの減産によって
金融そして時々山 山好き金融マンのホームページ 余り日本のマスコミが取り上げない視点から経済と金融を語るページです そして時々山やアウトドア・町歩きを語ります 食品会社やレストランは食材価格の高騰、電気代や燃料費の高騰という供給サイドの問題と失業率の増加、インフレの進行、住宅価格の下落による購買力の減少という需要サイドの難問に取り囲まれている。もっともこれは日本の話ではなく、米国の話だ。しかし今米国で起こっていることは、日本でも既に一部起きているし更に今後顕著になってくるだろう。エコノミスト誌はこの逆風の中で大手食品会社がどのように対応しているかを紹介している。 食品関係の業種は不況抵抗力が強いと考えられている。好況であれ不況であれ人々はとにかく食べるからだ。また欧米では過去30年間で食費の家計に占める割合が3割から1割以下に低下しているので、過去には消費者は食品価格の上昇を気にしな
http://online.barrons.com/article/SB120736147391891897.html?mod=9_0031_b_this_weeks_magazine_main ぐっちーさんのところのコメント欄で紹介されてました。 要するに米国の投資銀行の多くが自社の負債(借金)の価値が信用不安で低下したことによりバランスシート上の負債の時価が低下し評価益を計上しているというもの。結構な金額ですね。 確かに会計的には正しいのだろうだけれど、いくら借金の時価が減っても最後はこれを全額(つまり簿価で)返済しなければデフォルトなんですよね。もちろん期日の近いものは簿価に近くなるはずなんだけれど、それでもここまで短期が歪んでいると結構馬鹿にならない評価益でしょう。しかも、当該会社の負債評価は当該会社の信用スプレッドをきちんと反映しますから、自分の会社のリスクが高まれば高まるほど負
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