6月、大原サッカー場。浦和GK西川周作(30)は、練習を見学に来たプロゴルファーと、1つの話題で盛り上がっていた。 「ゴルフはアドレス(構え)が大事です。きちんとした構えさえできれば、レールに沿うように、自然といいスイングができます」 「似てるかもしれませんね! サッカーのGKも、いい反応ができるかどうかは、すべて構えにかかっています」 力の抜き方。スタンス。手の位置。共通点を見つけるたびに「そうそう!」「ありますよね!」と手をたたいてうなずきあった。 西川はゴルフはしない。それだけに「新鮮な驚きがあります」と言う。 まったく違う競技のようで、実は共通するものがあった。考え方のヒントももらえた。意外な“収穫”に、顔がほころんだ。 ◇ ◇ GKにとって大事なものは何か。そう問われると、西川は「準備」と答える。 相手がシュートを打ってくる直前、どんな球筋にでも反応できるような構えができてい
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