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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (16)

  • アンナ・ラーリナ『夫ブハーリンの想い出』 - 紙屋研究所

    長い休みの間、不破哲三『スターリン秘史』を読み直し、スターリンの大テロルについて関連のをあれこれ読んでいる。 不破のの中で紹介されているのが、書である。 ぼくは身近にいる、ある左翼活動家の女性に「ブハーリンって知ってますか?」と聞いたのだが「いえ、知りません」と言われた。ぼくと同じくらいの年代で、ぼくと同じくらいの活動歴がある、のに。そっかー。 夫ブハーリンの想い出 上 作者:アンナ ラーリナ 岩波書店 Amazon ニコライ・イヴァノヴィチ・ブハーリンは、ロシア革命の指導者の一人で、理論家肌のボルシェヴィークである。スターリンの大テロルの犠牲となり、無実の罪を着せられて1937年に銃殺される。フルシチョフのスターリン批判の際にも名誉回復がなされず、ゴルバチョフのペレストロイカのもとで1989年にようやく名誉回復がなされた。もっともその2年後にソ連共産党は解体してしまうのだが。

    アンナ・ラーリナ『夫ブハーリンの想い出』 - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2023/09/16
    “長い休みの間、不破哲三『スターリン秘史』を読み直し、スターリンの大テロルについて関連の本をあれこれ読んでいる”所謂ブログでこれ程高分脈で緊張感のある書き出しを見たことがない。
  • 長い休み - 紙屋研究所

    長い休みに入った。 休み明けの日は一応決まっているけども、当にその日に休みが明けるのかどうかはよくわからない。これまでの人生では、そんなことはなかったのである。 休んでいる今、思い出し、読み返すのは大西巨人『神聖喜劇』だった。 神聖喜劇〈第1巻〉 (光文社文庫) 作者:大西 巨人 光文社 Amazon 戦争が始まって対馬の部隊に入隊し、そこで出会った様々な事件を物語を描いた、『神聖喜劇』には、主人公・東堂が、入隊して間もない頃に、朝の呼集時間を知らされておらず、呼集に遅れてやってきて、そのために同じく遅刻した他の4人の新兵とともに、軍曹から厳しく追及されるシーンがある。 〔…〕「わが国の軍隊に『知りません』があらせられるか。『忘れました』だよ。忘れたんだろうが? 呼集を。」 上官上級者にたいして下級者が「知らない」という類の表現を公けに用いることは固く禁物である、——入隊前にもいつかどこ

    長い休み - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2023/06/02
    “「・・・大したことではなかろう」「嘘も方便だ」と言って、そこで抵抗することを自己嫌悪の感情で片付けてしまえば、・・・「何かが、ある重大な何か」が、ぼくのなかで「最終的に崩れ落ち、潰れ滅ぶ」・・・”
  • スポーツの本質的暴力性とどうつきあうか - 紙屋研究所

    リモート読書会は、川谷茂樹『スポーツ倫理学講義』を取り上げた。 このについてはすでに2005年に書評を書いている。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com 例えば写真は、今年11月28日付の西日新聞夕刊の記事であるが、柔道の1984年五輪における山下・ラシュワン戦を振り返り、怪我をしていた山下の「右足は狙わないと決めていた」とするラシュワンの言葉を載せ、「その高潔な精神は世界で評価され、国際フェアプレー賞を受賞した」とする。1面のほとんどを使って、相手の弱点を狙わないことを「フェアプレー」として称揚している。 西日新聞夕刊2020年11月28日付(6面) 川谷は、この山下・ラシュワン戦を冒頭に題材にとり、「相手の弱点を狙わないことはスポーツマンシップに悖るのか」という問いを立てている。 川谷は、勝敗の決着こそがスポーツの内在的目的であり、それがスポーツのエトスだと

    スポーツの本質的暴力性とどうつきあうか - 紙屋研究所
  • 大きな枠組みに目を向けさせないようにする - 紙屋研究所

    なぜ「自分のできること」の範囲に限定するのか 娘(中1)が「環境新聞」というのを学校の宿題で作っていて、横から眺めていた。 温暖化について書いている。 「結論は自分ができることを書かないといけないんだ」と言って、ムダな電気を消すとかそういうことを書いていた。 その後授業参観で、クラスの壁に貼られた、クラスの生徒たちがそれぞれつくった「新聞」を見る機会があったが、温暖化だけでなく、ごみの減量とか、プラスチックごみの縮減とか、さまざまな環境問題についてまさに「自分ができること」で締めくくられていた。例外なく全て。徹底した指示・指導なのであろう。 なぜ「自分のできること」の範囲に限定するのだろうか。どうして「2030年に8%という低すぎる福岡市の再生可能エネルギー普及率の戦略を引き上げる」とか「プラスチック全般に拡大生産者責任を徹底する」とか、そういう「大きな話」を書いてはいけないのだろうか。*

    大きな枠組みに目を向けさせないようにする - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2020/11/13
    “大きな社会の枠組みを変えない限り、「自分ができること」は全くムダになってしまうことがある。…枠組みを変えることと結びつけて個人の行動を考えない限り、それはウソを教えているか…あきらめを…「教育」して
  • 『こわい顔じゃ伝わらないわよ』『二月の勝者』 - 紙屋研究所

    「勉強が全然楽しくない」と泣く 田舎の中学校とはいえ、自分が「優等生」であったものだから、自分の物差しで子どもを測ってしまう。定期考査で平均点とか取ってくると、正直がっかりする。しかも全教科そんな具合だからなおさらがっかりする。点数亡者めと言われて仕方がないが、ぼくの心に一旦こういうシミができてしまうのは、当にできてしまうのだから仕方がない。おくびにも出さないけど。 コロナによる長い臨時休校の後に中学に入学した娘は猛スピードの授業と大量の宿題に音を上げ、泣いたり、学校に行かなかったり、遅刻したりしている。この9月末、今でもそうである。平均して週に1日くらいは休む。毎日遅刻して1時間目の途中くらいから行く。宿題はためにためて、それでも泣きながら、どうだろう、8割くらいはやっている。 仲の良い友達は数人いて、同じ部活をやっている。PCLINEをやり、YouTubeをしながら横でやりとりして

    『こわい顔じゃ伝わらないわよ』『二月の勝者』 - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2020/09/27
    “子育てのポイントは、自分で決める自己決定力を子どもにつけていくことです”“「どうしたの?」と言葉をかけましょう。”
  • ぼくのかんがえたさいきょうのてんのうせい - 紙屋研究所

    国憲法第1条は 天皇は、日国の象徴であり日国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日国民の総意に基く。 っていう具合に「日国民の総意に基く」わけだから、天皇という制度自体はそもそも基的人権や平和主義のように「永遠に」動かせない原則じゃなくて、国民の意思で憲法を変えて制度をなくしたり根的に変更したりすることもできる。 だけど、憲法を変えず、今の憲法の範囲内でも、「日国民の総意に基」いて、天皇のあり方をもっと自由にデザインできるし、してもいいんじゃねーか。 めざすところは、 天皇個人・皇室のメンバーをもう少し自由に生きさせてあげたい。人としての尊厳=人権を保障するというか。 明治憲法を引きずるような神的性格・権威的性格を削って、実権のない、しかし親しみと実感のわくシンボルとしての役目=「1日駅長」「〇〇県ぶどう大使」くらいのゆるさにしたい。 政治家が政治利用をできない

    ぼくのかんがえたさいきょうのてんのうせい - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2019/10/24
    いやいや、憲法変えて天皇制やめればいい話じゃん。その結果、元皇族が極右政党を率いて政権をとっても受け入れるよ。
  • 高田かや『カルト村で生まれました。』 - 紙屋研究所

    ヤマギシ会*1の村で育った著者の半生。 題名ほどのセンセーショナルさはなく、ヤマギシ会が営んでいた共同体での出来事を描きながら、周りとの齟齬や抱いた違和感を綴っている。 著者・高田かやが育ったのは、平成になってからの話であるが、今はこのときからかなり緩和されている。だから、そのまま「ヤマギシ会の現状」とすることは正しくない。その前提で読んでほしい。 子どもは親から隔離され、共同体で育てられる。世話係の大人が育てる。昔風の保育士とか学童保育の支援員、学校の教師のようなイメージを持ってもらえばよい。 しかし、村に学校はないので、一般の学校に通う。「村の子」として括られる。とはいえ、そこに差別があったという感じではなく、一般社会でもよくある「団地の子」的なくくりのように思われた。 貨幣、テレビ、マンガ、電子ゲームなどがほとんどない世界。 「青年の家」とか児童施設に行くとあるようなアナログなゲーム

    高田かや『カルト村で生まれました。』 - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2016/07/04
    理想に燃えた時代がユートピアのようにもディストピアのようにも見えるというこの錯視。…ぼくは酔いに似たような、不安定な感覚を受け取った。ぼく自身が…そのような理想主義にとりつかれた人間であるからである』
  • 松竹伸幸『慰安婦問題をこれで終わらせる。』 - 紙屋研究所

    このはひとことでいえば、慰安婦問題についての左翼による韓国批判である。日の右派がやる韓国批判では何の新鮮味もないだろうが、左翼、しかも「日帝国主義の植民地支配」と厳しく闘争してきた日共産党の元政策スタッフ(現在は退職している)がやる韓国批判なのだから、一度はのぞいてみたいと思わない方がおかしい。 シロウトの日国民にとっての慰安婦問題 いわゆる「慰安婦」問題は、「難しい」というのが第一印象である。定義やカテゴライズをよく知らないと発言できないような雰囲気がある。 たとえば 政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった という命題は正しいだろうか、正しくないだろうか。 「正しくない」が正解である。 なぜなら、インドネシアのジャワ島でのいわゆるスマラン事件中国・桂林での事件では、日側の公文書はなかったが、外国側の公文書(バタビア臨

    松竹伸幸『慰安婦問題をこれで終わらせる。』 - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2015/05/06
    『国が連れ去ってきたのか、「商売」だったか、国ではなく業者がだまして連れてきたか、…悲惨な体験だった。よその国でもやっていたかどうかは別にして「あれはもう二度とやってはいけないことだ」』
  • 『ドラえもん』5巻 「ぞうとおじさん」を語る - 紙屋研究所

    娘が保育園の卒園式で合唱構成「ぞう列車がやってきた」のうちの数曲を唄った。そのあと、保育園の先生たちから「ぞう列車がやってきた」を唄わないかと誘われた。園とは別に市民団体(うたごえ運動の団体)で唄っているやつである。卒園したが4月からその合唱に参加している。ぼくは唄っていないが、娘が通って楽しそうに唄っている。保育園時代の仲間が数人いるので(学校にはあまりいない)、そういう楽しさも手伝っているのだろう。 保育園では「ぞう列車」にかかわる絵を何冊か読んだようだった。 「ぞう列車」というのは、戦争で動物園の動物がたくさん殺され、戦後生き残った東山動物園(名古屋)のゾウを見るために走った、特別な列車のことである。 つれあいはぼくと同じように「見るだけ・聞くだけ」参加であるが、子どもが唄う様子を見たり、それらの歌に親しんだり、合唱構成の全体を改めて知るなかで、「やっぱりこういう古典的な戦後民主主

    『ドラえもん』5巻 「ぞうとおじさん」を語る - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2014/04/18
    『軍の描き方は類型的である。が、それがかえって、良い。ヒゲをはやし、高慢で、民間人に抑圧的に接する――戦後教育としてはまずこのような軍部像から出発させるべきである』  同意できない
  • 学校へ行きたくないという娘の理由 - 紙屋研究所

    大西巨人『神聖喜劇』の小説版につきあっている。 時間はかかるが、正面からやってみたい。 現在文庫版の3巻に入った。 さて、4月に小学校に入学した娘のこと。 昨日まで、学校での給の様子や字の書き順の話などを楽しげに報告してきたので昨夜娘が寝静まってから、つれあいと「うちの娘は大過なく学校に順応できて、まずはよかったね」などと話しあっていた。 ところが今朝になって、お腹が痛いと言い出した。気で痛がっているふしがない。がんばっていこうよとなだめすかすが、うじうじしている。 思い切って「なんかヤなことがあったの」と聞くと、「あのね、いじめとかじゃないけどね」などと言い出す。「学校に行きたくないというのはいじめのサイン」みたいな定式が娘の頭にあるのだろうかとびっくりした。「あのね、いじめとかじゃないんだけどね」と言うのでどんな言葉が続くのかと固唾をのんで待っていると「学校の帰りに、前を歩いている

    学校へ行きたくないという娘の理由 - 紙屋研究所
  • 義務や強制のない、自治会費ゼロの自治会をつくったよ - 紙屋研究所

    ※このエントリをきっかけにして、を出しました。 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784098252077 http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20140921/1411290361 ごみ収集のサービス(の一部)を受けるには、自治会に加入しないといけないというこの話。 ゴミ収集は行政のサービスだろ? 元増田が引っ越した鹿児島のある自治体では、ごみをステーションに捨てようとしたら「お前は自治会に入ってないからこのステーションは使えない」と言われたというのだ。 元増田は、ごみ収集は自治体(市町村)の仕事なのだから、税金で支出されるべきで、自治会費負担をからませられてはかなわない、と主張する。これにたいして、はてブのコメントでは、 自治ってこういうことだろ、住んでる所によって行政サービスや経費が

    義務や強制のない、自治会費ゼロの自治会をつくったよ - 紙屋研究所
  • クリストファー・ロイド『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 - 紙屋研究所

    歴史とは論理である 歴史は中学生までは「得意」で「好き」なものであり、そういう意識でずっときていたけど、高校・大学・社会人になってロクに知識の更新をしなければ、「得意」で「好き」なものではなくなる。まあ、「えーっと南北朝時代って鎌倉時代の前だっけ? 後だっけ?」とか言っているつれあいほどではないけど、「歴史オタク」とよばれている人のフリークぶりにはもう足元にも及ばない。はい。 でも、別に細かい歴史知識を詰め込みたいわけじゃないんだよな。 いや、そりゃ、「七槍ってもともと秀吉が家臣を宣伝するために作ったカテゴライズなんだぜ」(cげんしけん)とか言ったら「へえ! 面白いねぇ!」とか思われるし、合コンではモテるし、得意先にはウケて100億円の商談もまとまるし、いいことづくめかもしれないんだけど、つまりまあ「神は細部に宿る」的なアレかもしれないんだけど、細部に宿りすぎて神だらけのような気がしない

    クリストファー・ロイド『137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史』 - 紙屋研究所
  • 再稼働賛成派に聞きたいこと - 紙屋研究所

    安全基準が厳しくなって、それで原発が止まったら仕方ないと思うの? 福島で原発事故が起きたので、安全規制が厳しくなることが予想されるよね。 その厳しくなった規制で、いまある原発がハネられたら、「経済のために原発を再稼働させるべきだ」という人は、「ルールにあわないんだったら、しゃあねーなー」と思うんだろうか。それとも、「カネがあってこそだろ。そんな厳しい規制は、ゆるめるべきだ」と主張するんだろうか。つまり法令に従うのか、法令をまげてしまうのか。 そんな法令などつくられない、とタカをくくっているんだろうか。 原発をつくったときにOKとかNGとかをだす、「審査指針」ってのがある。 法令上の強制性がないらしいんだけど、もともと原発の建設っていうのは、「国策」といわれるように、政治的・政策的判断なわけだよね。政治の側が「いいよ」って言えば電力会社は原発をつくれたし、「だめ」っていえば、止まってきた。実

    再稼働賛成派に聞きたいこと - 紙屋研究所
  • 児童マンガとしての『よつばと!』 - 紙屋研究所

    うちの娘は5歳になる。この年齢は、なんと、あずまきよひこ『よつばと!』の主人公・小岩井よつばと同じだ。よつばは、ひらがなとカタカナが読めるようであるが、うちの娘もどうにか仮名は読めるようになった。だから、ふりがながふってある『よつばと!』は読めてしまうのである。 よつばと!(11) (電撃コミックス) 作者:あずま きよひこKADOKAWAAmazon そして、ハマった。 いや、こんなにハマるものかというくらいハマっている。 マンガの早期英才教育……などというわけではないが、ためしに与えてみたら、面白いくらいに夢中になっている。娘がいれこんでいるのは『ドラえもん』『モジャ公』(以上、藤子・F・不二雄)、そしてこの『よつばと!』である。保育園から帰ってくるなり、リュックサックを投げ捨てて、この3冊のどれかを熱心に読んでいる。『じょしらく』とか『演劇部5分前』みたいなマンガもぼくがポイと床にお

    児童マンガとしての『よつばと!』 - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2012/09/12
    うちの5才児にも読ませてみよう。
  • 男女共同参画推進とは花を植えることか? - 紙屋研究所

    ぼくの住む福岡市には校区ごとに「男女共同参画推進協議会」というものがある。校区ごとにあることからもわかるように、自治会・町内会に関連した地縁的組織である。自治会単位ごとくらいに1人ずつ委員を出して、その校区の「男女共同参画推進協議会」をつくるのである。 いわば自治会の「役」の一つのように見なされているものだ。 下記はある校区の「男女共同参画推進協議会」の去年1年の活動である。 実施日 活動内容 4月某日 「男女共同参画推進協議会」総会 4月某日 校区花植えうちあわせ 5月某日 草取り 5月某日 花植え 6月某日 花植え 6月某日 花植え(ひまわり) 7月某日 草取り 8月某日 草取り 8月某日 夏祭り(露店) 8月某日 夏祭り片付け 9月某日 草取り 9月某日 花植え(コスモス) 9月某日 花植え 10月某日 草取り 11月某日 全体会 12月某日 草取り、コスモス撤去 1月某日 葉牡丹

    男女共同参画推進とは花を植えることか? - 紙屋研究所
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    kj-54 2012/05/13
  • 九電がチェルノブイリパンフを撤去したが… - 紙屋研究所

    前のエントリで九州電力がいまだに「日でチェルノブイリのような事故は起こり得ません」とするパンフレットを配っていると書いた。 「日でチェルノブイリのような事故は起こり得ません」 - 紙屋研究所 んで、「しんぶん赤旗」が後追いの取材をしたのが今日付で掲載された。ナイス「赤旗」。 それによると、どうもくだんのパンフレットは10月頭に撤去されたようである。九電も、少なくとも広報として「世間への見え方」を気にし、「安全に真剣アピール」を始めたか、と思いきや、まったくそうではないようである。 九電HP いまだに「安全神話」/チェルノブイリ級事故 起きない 撤去理由について同館は当初、インターネット上でのパンフへの批判を念頭に「確かに誤解を与える内容があった」としていましたが、「棚卸しで古いパンフは処分した」と説明を変えました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/

    九電がチェルノブイリパンフを撤去したが… - 紙屋研究所
    kj-54
    kj-54 2011/10/15
    原発を推進するなら、最低限誠実な組織が行なうべき。
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