【ワシントン時事】北沢俊美防衛相は21日午前(日本時間同日深夜)、日米安全保障協議委員会(2プラス2)終了後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に関し、自民党政権時代と同様に同県名護市辺野古にV字形滑走路の代替施設を整備する方針を決めたことについて、「もし時間のロスだという論評があるとすれば、それは政権交代に基づく民主主義のコストだ」と述べた。 北沢氏は「沖縄の意見が極めて厳しいので、仲井真弘多知事をはじめ、地元の皆さんの理解を得るための最大限の努力をしていく」と語った。 【関連記事】 北沢防衛相がワシントン入り 弱い日本政府は問題=次期中国指導部は現路線踏襲 社保病院法改正案成立へ=10日に衆院通過 ポスト菅、民主以外も=「小沢氏らは一線退いて」 「カダフィ大佐と同じ」=NATOのリビア空爆批判