第109回:International CES特別編 携帯やiPodにプロジェクタが内蔵される時代が来る!? ~超小型などプロジェクタ最新事情編~ ■ 民生向けDLPの主軸は超小型プロジェクタに? 今年のCESでは、DLPの強力サポーターであるはずのSamsungやLG電子がほとんどDLP関連の展示を行なわなかったこともあり、DLP方式のリアプロテレビの“斜陽の時代”を感じさせる。DLP方式の生みの親で、コア映像パネルの独占製造元のテキサス・インスツルメンツ(TI)も毎年セントラル・ホールのロビー近くに陣取っていたブースを撤退させ、プライベートのミーティングルームのみの出展となった。 従来のDLPプロジェクションは今後、業務用DLPシアター、そしてDLP画質を好むハイエンドDLPユーザーのための製品として位置づけられていくことになりそうだ。 だが、一方で活性化しているDLPプロジェクタの分
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