米市場調査会社のガートナーは、2010年の半導体売上高ランキングを発表し、インテルが19年連続でシェア1位を確保する見込みであることを明らかにした。 ガートナーによると、インテルは市場シェアを14.2%から13.8%に落としたものの、売上高は前年比24.6%増の414億ドルになる見込み。 第2位のサムスン電子は、メモリーの売り上げが好調で、売上高が同59.8%増の282億ドルと市場全体の成長率31.5%を大きく上回った。 4月にNECエレクトロニクスとルネサス・テクノロジが合併して設立されたルネサス・エレクトロニクスが売上高103億ドル、市場シェア3.5%の5位、4月にスイスの半導体メーカーのニューモニクスを買収した米メモリー大手のマイクロン・テクノロジーが売上高88億ドル、シェア3.0%の8位と新たにトップ10入りを果たした。 市場全体は、前年比10%減となった2009年から719億ドル