いくつかの iOS アプリケーションを開発していると、自然と共有できるコードが増えてきます。 そうした共有可能な汎用コードを複数のアプリケーションのプロジェクトで利用する方法はいくつか考えられます。 アプリケーションのプロジェクトに組み込む 別リポジトリで管理している汎用コードを svn externals や git submodule などを使ってリンクして、それをそのままアプリケーションのプロジェクトに組み込みます。 svn や git などバージョン管理ソフトウェアの機能だけを利用しているので、仕組み自体はとてもシンプルになります。 構成はシンプルになりますが、その分運用でカバーしなくてはいけない点があります。 汎用コード部分のビルドがアプリケーションのプロジェクトに依存するので、汎用コード部分の独立性を保つのに注意が必要。 汎用コード部分でファイルの追加・削除があった場合、それを
photo © 2008 Jason McHuff | more info (via: Wylio) iOS Static Libraries iOS Static LibrariesというiOSアプリ向けにビルドされた便利ライブラリ群があります。 ちょっと必要なライブラリが含まれていて、自分でビルドするよりも便利ですし、iOS SDKがバージョンアップされたらきちんと更新されているので便利に使わせてもらっています。 先日、iOS Static Librariesの、iOS SDK 4.3向けのビルドがリリースされました。 しかし、これがちょっと曲者で、現在iOSデバイスはARM V6かARM V7の二つがあり、今回のビルドバーションは、ARMアーキテクチャ向けに二つのビルドがなされているのです。 ARM V6というのはiPhone 3G以前で使われていたものなので、対応機種を3GS以降に
■2012/11/11追記 iOS 6より[[UIDevice currentDevice] identifierForVendor]というAPIがAppleより提供され、よりプライバシーに配慮した上により安全な方法で自分の開発したアプリケーションを利用するユーザーを個別に認証することが可能になりました。それに伴い拙作のライブラリもidentifierForVendorが利用可能であればこちらを利用するように修正いたしました。今後はこのidentifierForVendor(または広告APIなどを作る場合であれば[[UIDevice sharedManager] advertisingIdentifier])が個体認識の主流になっていくと思われます。identifierForVendorとadvertisingIdentifierの仕様まとめは http://stackoverflow.c
iOS向けのライブラリやフレームワークを作成しているときに、どうしても画像などのバイナリデータをライブラリやフレームワークに含めたくなる時があります。たとえばUI系のフレームワークなどですね。このようなときに、たとえば静的ライブラリ(.aと.h)やフレームワーク(.framework)とセットで画像を一緒に同梱し、ユーザーのXcodeプロジェクトに一緒に含めてもらうという方法もあるのですが、この方法だと画像名がユーザーのプロジェクトに含まれている画像とかぶったりしてはいけませんし、管理が面倒になってしまいます。また、ライセンスがプロプライエタリなライブラリでは、画像などのリソースをあまり積極的にユーザーに公開したくないというニーズがあったりします。 そこでxxdツールのご紹介です。岸川先生に教えていただいたのですが、xxdというツールを使えばバイナリデータをC言語のヘッダファイルとして簡単
この記事はiOS Advent Calendar 2011の7日目の記事になります。ということでもうすぐクリスマスですね。クリスマスプレゼントの準備はお済みですか?まだの方はちょっとオシャレに、今年のプレゼントをCocoaPodsでご用意してみてはいかがでしょうか? ■ご存じ、ないのですか!? さて念のためCocoaPodsについておさらい。要するにiOS/OS X用のmavenです。以上。細かい点については以下の記事が詳しいのでそちらをご参照ください。っていうかMac Dev JP Advent Calendarとネタがもろかぶりhttp://iphone-dev.g.hatena.ne.jp/laiso/20111117/1321437909 http://d.hatena.ne.jp/Watson/20111204/mac_dev_jp_advent_calendar_cocoapo
当エントリは、 FOSS4G Advent Calendar 2011 の12月23日分として投稿したものです。ぜひ他の方のエントリも御覧下さい。 京都と奈良の県境でiOS向け古地図アプリを開発しているこちずふぁんというものです。 はじめまして。以後お見知りおきを。*1 12月19日分を書いた@monomotiは同僚です。*2 iOSでのFOSS4G開発というと、最近はXcodeのバージョンが上がってコンパイラがGCCからLLVMに変わり、GEOSのコンパイルがLLVMで通らねー!俺の知識じゃどうにもならねー!といったあたりの苦労もあるのですが、今回のネタはそれではありません。 でも枕で少し触れたので、これからiOSでGEOS使おうという方が使えるよう、旧XcodeでコンパイルしたlibGeos.a 置いときますね。*3 GEOSバージョンは3.2.2、armv6/7、i386のユニバーサ
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