丹菊逸治 @itangiku 「対雁アイヌ」は当初の約束と違い、宗谷ではなく対雁に移住させられた。この事件全体は果たして「強制移住」なのか「自発的移住」なのか。「一部は自発的で一部は強制的な移住」が正確な記述だろう。問題は物事が常にそのように行われる、ということだ。局所的な「好意」で始まり悲劇に終わる。 丹菊逸治 @itangiku 露領樺太に残留するよりも日本への移住を勧めるという「好意」は、自国がロシアよりもアイヌ人にとって良い国である、という判断を根拠とする。樺太千島交換条約後とWW2後に同じことが繰り返された。後者のケースでは、日本のほうがましという判断自体は正しかったろう。 丹菊逸治 @itangiku 自民族内部のあらゆる異質性を撲滅しようとしていた国民国家が、国内異民族の異質性をそのままにしておくことは、ほぼ不可能だった。方言撲滅のイデオロギーが国内異言語を標的にせずにおくこ