「ありがとうカナダ!」オランダが毎年チューリップを贈りつづける理由は…70年前のある出来事だった オランダはカナダに感謝の印として、毎年チューリップの球根を2万株も贈っているそうです。 その理由は70年前に起きた、ある特殊な事情によるものでした。 時は1940年、第二次世界大戦までさかのぼります。 この年オランダはナチス・ドイツによって占領され、ユリアナ王女(1948年に女王に即位)は長女ベアトリクスと次女イレーネを連れてカナダに亡命しました。 当地で三女(マルフリーテ王女)を身ごもったユリアナ王女でしたが、当時の法ではカナダで生まれるとイギリス国籍になり、さらに「皇族はオランダ領で出産しなくてはならない」という決まりがあったことから、マルフリーテ王女の王族資格さえも失いかねない状況に陥っていました。 (1945年に終戦を迎えるとユリアナ王女は本国に戻り、1948年に母ウィルヘルミナ女王か
![「ありがとうカナダ!」オランダが毎年チューリップを贈りつづける理由は…70年前のある出来事だった : らばQ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3d8f480f31df5ce37df145ee910218869ff30bcc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Flaba_q%2Fimgs%2F0%2F6%2F06e11069.jpg)