高市首相は、「我が国の平和と独立を守り抜いていく為には、防衛力の抜本的強化を引き続き主体的に進めるとともに、外交力と防衛力を、経済力、技術力、情報力、人材力と有機的に連携させ、『日本の総合的な国力』を徹底的に強くしていかなくてはなりません」と強い意気込みを示している。この「有識者会議」をへて安保3文書を改訂することが、タカ派路線で安全保障政策を刷新することを重視する高市政権にとって、大きな意味を持っていることがうかがえる。 メンバーの発言は非公開だということだが、議題は資料化されてウェブサイト上にあがっている。 実質内容は、内閣官房国家安全保障局(NSC)提出資料「我が国を取り巻く安全保障環境の変化と『総合的な国力』の重要性」(以下「NSC資料))から垣間見ることができる。霞が関特有のPDF形式のスライド一枚一枚に情報が詰め込まれている14スライドからなる資料だ。 国際秩序が流動化して安全

