イスラエルと朝鮮半島は地理的には遠く離れているが、歴史的には意外にも近いところがある。イスラエルの建国と朝鮮半島における二つの分断国家の成立は、奇しくも同じく1948年に行われた。朝鮮戦争は、ソ連の支援を受けて建国されたイスラエルが米国の陣営の一員として組み込まれるきっかけとなった。ところが、1973年に第四次中東戦争(ヨム・キプール戦争)が引き金となった第1次オイルショックが韓国経済を直撃して以来、イスラエルとその近隣諸国との関係は、韓国に直接的な影響を及ぼすようになった。イスラエルと米国によるイラン侵攻が招いた戦争局面が、韓国経済を危機に追い込んでいる今日の状況もまた、その延長線上にある。 こうした状況の下、政治家をはじめとする韓国の各界各層の人々がイスラエルの動向に敏感に反応するのは当たり前かもしれない。最近では李在明(イ・ジェミョン)大統領までもが、ガザ地区におけるイスラエル軍の蛮

