米国のキャリアサイト「キャリアキャスト」が毎年公表している「職業ランキング」の最新版で、200業種中、最下位となったのは「新聞記者」だった。 この数年、199位と200位を行ったり来たりしている。 そんな業界の苦境を象徴したのが、鳴り物入りでスタートしながらちょうど1年前に頓挫した米大手新聞チェーン「デジタル・ファースト・メディア」のデジタル移行プロジェクト「サンダードーム」だった。 ところが、メディアサイト「ポインター」の取材によると、この時解雇されたプロジェクトメンバー約50人のほとんどが、メディア業界で新たな職場を手にしているという。 そして、そんなサバイバルには、シンプルな4つの心得があるのだ、と。 ●200位の職業 キャリアキャストは2009年からこのランキングを公表。政府発表の統計データをもとに、職場環境、収入、成長可能性、ストレスなどのポイントから順位を算出しているという。