知識インフラとしてのデジタルアーカイブの推進に向けた提言 2011年2月から9回にわたって開催されてきた総務省の「知のデジタルアーカイブに関する研究会」が,2012年3月に「知のデジタルアーカイブ」の実現に向けた提言を発表した。 ここでいう「知のデジタルアーカイブ」とは,2011年8月に閣議決定された国の第4期科学技術基本計画等で述べられている「知識インフラ」(E1149参照)である,とされている。日本が国際的な競争力を高めていくためには,国内のあらゆる知的資産に対して国民が容易にアクセスできる知識インフラをインターネット上に構築することが必要である。その中で,図書館,博物館・美術館,文書館等の「知の記録機関」(Memory Institution)によるデジタルアーカイブは知識インフラの中核をなす可能性を持っているが,多くの中小規模館においてはコストや人的資源の不足からその構築が進んでい
2011年10月24日に、EUの第7次研究枠組み計画(FP7)の資金提供を受けて行なわれているOpportunities for Data Exchange(ODE)プロジェクトが、“Report on Integration of Data and Publications”というレポートを公開しています。このレポートでは、データセットと出版とを結びつけることについて、研究者、出版社、図書館・データセンターの3つの立場から、利便性、再利用、保存等の7つの基準で検討を行なったもののようです。レポートでは、それぞれの立場からの競合する利害がそれぞれのニーズや期待を混乱させている複雑な現状を示すとともに、すべてのステークホルダーが学術成果の記録を統合させ活性化させることができるようになる機会についても示しているとのことです。 Report on Integration of Data and
NEW!平成21,22年度 公募研究 募集中 ワクワク共創プラットフォームが利用できます。 オープンサーチエンジン基盤 Tsubaki マイサーチエンジン構築ツール SlothLib 1000CPUコア分散処理基盤 InTrigger 高度インタラクションセンサルーム IMADE 100ノードセンサーネットワーク X-sensor
「知識インフラ」の構築に向けて国立国会図書館が果たす役割 2011年1月19日,国立国会図書館(NDL)において,第52回科学技術関係資料整備審議会(以下,科審)が,九州大学総長の有川節夫委員長ほか審議会委員および専門委員10名の出席のもと開催された。科審では,「国立国会図書館における今後の科学技術情報整備の基本方針に関する提言」(案)について審議が行われ,全会一致で了承後,有川委員長から長尾国立国会図書館長へ提言が手交された。 科審は,NDLの科学技術関係資料の整備計画について審議するために設けられたもので,館外の学識経験者等から館長が委嘱する委員によって構成されている。これまで答申を9回,提言を1回行っており,最も新しいものは,2004年の「電子情報環境下における国立国会図書館の科学技術情報整備の在り方に関する提言」である。NDLはこれに基づき「第二期科学技術関係情報整備基本計画」(計
当館で現在実施中の基本計画です。後述の「科学技術関係情報整備計画」の後継の計画として、平成18(2006)年6月に策定されました。 当館が国全体の科学技術情報基盤整備の一環として科学技術情報の収集・保存・提供機能を拡充・強化し、国会、研究者・技術者、国民全体に対し貢献していくため、これまでの事業の充実とともに電子図書館事業を推進し、国内で生成された科学技術関係電子情報の包括的収集と提供、外国科学技術情報の整備と活用、各種科学技術関係情報源への総合的アクセスのためのシステム構築といった諸目標の実現を目指す旨、うたっています。 具体的施策としては、 (1) 科学技術情報の整備((鄯)デジタル・アーカイブの構築など電子情報の蓄積・提供、(鄱)国内刊行科学技術資料の一層の収集強化等) (2) 国会への科学技術情報提供の拡充(科学技術関係の調査の充実ほか) (3) 国民への科学技術情報提供の
前エントリ*1での予告通り、情報知識学会の記念シンポジウム「科学技術コモンズと情報知識学の挑戦」に参加して来ました! 学会サイト(動画もアップされています) http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsik/kenkyu/2010/2010symposium.html 以下、例によってシンポジウムのメモです。 今回の会場は電源も各席にあり、バッテリを気にせず記録が取れて大変快適でした! さすがだ東大・・・ あくまでmin2-flyの聞きとれた/理解できた/書きとれた範囲でのメモであり、かつ今回は長丁場でもあったためところどころ手が追いついていない部分もあるのですが、ご利用の際はその点ご了解のうえ、できれば上記リンク先の動画もご確認いただければ幸いです(誤字脱字/問題点等ありましたらコメント欄などでご指摘いただければ幸いです)。 開会挨拶「科学技術コモンズの構築に向けて」(岩田修一先
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く