「Slack化」が止まらない。 このグロースカーブのアニメーションのインパクトよりも革新的に、そして破壊的にあらゆる組織内のコミュニケーションが「効率化」「透明化」の免罪符と共に「Slack化」による侵食によって劇的に進行している。 ユーザー体験としても、もはやSlackが存在しなかった世界の働き方を思い出せないし、それが無くても同じように「効率的」に仕事をする自信もない。 では、後戻りする必要は全くないのだろうか。 悪魔的な効率の代わりに、失ったものはないのだろうか。 後戻りできないとしたら、組織はこの「メディア」とどのように共存していくべきだろうか。 === 人類の物理的・空間的限界を圧倒的に突破する新たなプロダクトの出現を、我々は時に「発明」と呼んできた。電話、自動車、インターネット。そんな「発明」の光には必ず影がある。大切なのは、本来であれば人類を正しい方向に前進させるはずの「発明
![Slackによるカルチャー崩壊に、今後の組織が直面するコミュニケーションの本質を問う。|Kenji Tomita / 冨田憲二](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/abb532ce461341a98b0fd0a2cd8dd68f7f4593f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F18012325%2Frectangle_large_type_2_20ef24515e01d135e3bbe955d7740db5.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)