ウェブによる図書館の情報発信:コンテンツ・マネジメント・システムの活用 最近,猫も杓子もウェブですが? インターネットの急激な普及に伴い,情報発信の手段としてウェブサイトを活用する機関は増加する一方である。図書館の世界においては,利用案内や新着資料をRSS(CA1565参照)で発信するほか,OPACに電子資料の閲覧にレファレンスに複写申込みまで,あれもこれもウェブサイトで提供できるようになりつつある。 ウェブサイトで情報を提供することにより,利用者は「いつでも」「図書館に出向くことなく」図書館が保有する各種情報を入手することが可能となる。従来からの来館利用サービスに加えてウェブサイトからの情報提供も今後ますます重要になることは,今さら筆者などが言うまでもないことであろう。 とはいえ,ウェブサイトを作るのは大変・・・ 情報提供の手段としてウェブサイトを作成する場合,まず思いつくのはHTM