8日午前9時5分頃、大阪(伊丹)空港を離陸直後の新千歳行き全日空771便(ボーイング777―300型機)が、客室内で煙のようなものが出たとして引き返し、同17分、同空港に緊急着陸した。 乗客乗員458人にけがはなかった。全日空によると、煙はなく、大量のほこりのようなものが確認されたという。全日空は機体内部の断熱材が、何らかの理由で吹き出た可能性があるとみて調べている。 国土交通省大阪空港事務所によると、緊急着陸後、滑走路は約3分間、閉鎖されたが、他の航空機への影響はなかった。乗客は同日午後、別の機体で新千歳に向かう予定という。
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