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ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (6)

  • アニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』の最終回まで見た雑感を綴る! - 法華狼の日記

    世界観のとっかかりとなる基盤が作中になく、原作ゲームでも明確にはされていないらしく、参照元の歴史とは距離をとろうとしている。 何のために戦うのかわからない、どのような背景で戦っているのかわからない、敵の正体もわからない。 守る対象の「人間」を出せないなら、守るべきものがないのに戦わされる不自然さをドラマの基盤にすればいい。似たようなことを第11話でやっていたが、物語の基盤としては序盤に描写してほしかったし、主人公の知らない視点からのアクセントで終わった。 「提督」の姿を描くつもりがないなら、その不在を徹底して描けばいい。実は重要人物が死んでいたという展開は最近のTVアニメでも2作品ほどあったし、上層部へ疑念をいだきながら現場で戦うアニメは少なくない。残された日誌で命令を遂行する展開を中盤にやるなら、いっそ物語の始めから終りまで日誌の命令で主人公が動き、当に提督など存在するのかと悩ませたっ

    アニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』の最終回まで見た雑感を綴る! - 法華狼の日記
  • 『ニンジャスレイヤー』はトリガーではなくゴンゾでアニメ化してほしかった - 法華狼の日記

    原作に思いいれがなく、それよりトリガーに興味がある人間として、『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』第1話は全く驚きのないものだった。 ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン | バンダイチャンネル|初回おためし無料のアニメ配信サービス 映像表現に感じた印象は、『キルラキル』の初回感想と大差ない。 『キルラキル KILL la KILL』第一話 あざみのごとく棘あれば - 法華狼の日記 止めたりスライドですませる部分と、巨大テロップで説明する部分と、ぐりぐり動く作画で楽しませる部分にくっきりわかれる。 わりとアニメーションとしての冒険はしておらず、スタッフが過去作品で見せた延長ではあった。 もともとトリガーはガイナックスで『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』を制作していたスタッフが独立した会社だ。 アクションの見せ場ではアニメーターに腕をふるわせ、それ以外はシンプルに表

    『ニンジャスレイヤー』はトリガーではなくゴンゾでアニメ化してほしかった - 法華狼の日記
  • 水面を立って滑るように移動する描写は、きちんと演出すれば魅力的になるはず - 法華狼の日記

    『艦隊これくしょん -艦これ-』の宣伝PV発表時、このまま描写するのかと不安視されていた。 はてなブックマーク - 艦隊これくしょん -艦これ- 先行PV第壱弾 はてなブックマークを見返して目に止まったのが、下記のやりとり。 id:xr0038 あら意外と低評価/戦闘シーンは公式ノベライズがこんな感じの描写だったので特に違和感は感じなかったかな/id:zatpek 僕もそのメモを読んで心躍ったことを思いだしました youtube 艦これ アニメ リンク2014/08/04 id:zatpek うねりを越えて砲撃、のあたりかっこいい。しかし航行描写にもう一工夫欲しい感じ。なんかこういうの→ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=37835599 /id:xr0038「細部の神様」に降りてきて欲しいですねえ… リ

    水面を立って滑るように移動する描写は、きちんと演出すれば魅力的になるはず - 法華狼の日記
  • 『ドラえもん』の軍事描写と安全保障 - 法華狼の日記

    北海道の札幌琴似工業高校で、『ドラえもん』等を使って集団的自衛権について教える授業がおこなわれたという。朝日新聞が報じていた。 http://digital.asahi.com/articles/CMTW1407190100001.html 川原さんと伊藤さんは、「ドラえもん」を例に話を進めた。米国は「ジャイアン」、日は「のび太」。安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認で「日戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」と胸を張ったが、「のび太が武装して僕は強いといっても、当に自分を守れるかな」と川原さん。生徒はみな顔を上げ、考えこんだ。 伊藤さんは「武装してけんかをするか、何も持たずやられるのか、選択肢は二つじゃないよね」と、話し合いでの解決法を示した。 それほど私は『ドラえもん』の熱心なファンではないが、のび太とジャイアンを日と米国になぞらえるのは、やや違和感はある。それに記事の

    『ドラえもん』の軍事描写と安全保障 - 法華狼の日記
  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - 法華狼の日記

    2012年11月に公開された、4部作予定の第3部。特に心動かされることはなかったが、『新劇場版』では最も良かった。 108分だった『破』に対して『Q』は95分と短めで、そのため『巨神兵東京に現る』*1と同時上映だったのだろうか。もっとも『序』も98分なので、大差はないのだが。 これまではTV版のシークエンスを時系列通りに再構成していたが、今回は状況も展開もほとんど新作。しいていえば第24話を長編映画におさまるよう大胆に改変したといったところか。 それなりに主人公の行動が意味をなした前作を台無しにする導入で、『エイリアン3』を思い出す。しかし、わざわざ新規に作った意味が見いだせなかった『序』や、とってつけたような見せ場が不連続におとずれた『破』に比べて、ひとつの映画としてまとまっていた。挿入歌が主張していた『破』に比べて音楽関係に違和感がないことも、まとまってた印象を生んでいる。 『ヱヴァン

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - 法華狼の日記
  • まとめブログはテキストサイトに退化するか? - 法華狼の日記

    2ちゃんねるのスレッドからコピペ編集してコンテンツにしているサイト、いわゆる「まとめブログ」「まとめサイト」。 その大半は、できるかぎり手間をかけずに作られている。サイト管理人は多くの文章を2ちゃんねるからコピペしながら、一言二言のコメントをつけるのみ。古くからある「痛いニュース(ノ∀`)」や「アルファルファモザイク」は、そうした管理人コメントすらなかった。アフィリエイトやアドセンスの広告収入が目的ならば、効率化しないと利益が生まれないためだろう。そのため「アフィブログ」と呼ばれたりもする*1。 もともと2ちゃんねる自体が野放図にコピペがおこなわれているような場所なのだが、コピペにコピペを重ねることで情報源の内容がねじまげられたり、情報源が信頼できないということを隠されたまま流布される問題が何度もあった。 各国歴史教科書、を比較したスタンフォード大学研究、を紹介した読売新聞記事、を紹介した

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