私は企業所属の社会人研究者なので、学生さんを指導したりする機会は今のところないのだが、研究室公開や研究発表会などを見に行く機会は多く、そこそこの頻度で学生さんと接している。 そうした研究発表会は、荒削りながら斬新な発表に触れ、未来の研究者足る学生さんたちの熱意を感じる事が出来るため非常に面白い。 反面、学生さんならではという気になる部分もあり、そういったところは研究室や大学、学年などを越えてだいたい共通している。が、「学生だから」という事で、皆細かい不満点などは言わずに終わりがちだ。しかし、少し気をつける、意識するだけで発表会のクオリティは大きく上がるので以下に書いておこうと思う。 開始時間厳守 非常にシンプルだが重要な事だ。私は発表会などの際、時間がなくて全部見る事ができなかったという事がないよう、できるだけ開始時刻に行くようにしているのだが、時によっては行ってみても半分くらいのブースに