鶴見区(征矢雅和区長)と学校法人総持学園鶴見大学(伊藤克子学長)が7月29日、地域社会の発展を目的とした包括連携協定を締結した。両者は今後、双方の持つ人的資源などを生かし、まちづくりや防災といった地域の課題解決へ協力していく。 区と鶴見大は、これまでも選挙啓発や学生ボランティアを活用した区内児童・生徒への学習支援など、単発的に協力・連携を実施してきた。今回の締結は、そうした取り組みを進める中で、より円滑に連携していくためのものとして実現したものだ。 区が大学と同様の協定を結ぶのは初めて。区は、「鶴見は市内でも人口増加が著しく、今後も続く傾向。子育て支援や災害対策など、区民のニーズも多様化している。それに応えるためにも、鶴見大学と連携できるのは大きい」と協定締結を喜ぶ。 年2回協議も このほど結ばれた協定では、双方が持つ、知的、人的、物的資源を活用し、「防災・防犯」「子育て支援・青少年の育成