JR東日本の全新幹線がシステム障害で止まったトラブルで、同社は18日、新幹線の運行管理システムの処理限界量を超えるダイヤ変更データが、自動入力されたことが原因と発表した。 同社によると、新幹線の運行を管理するシステム「COSMOS(コスモス)」は、トラブルなどで運行本部の係員がダイヤ変更を行うと、その後に運行される列車のダイヤについて自動計算で変更か所を表示する。表示は600件が上限という設定だった。 トラブルのあった17日朝、雪の影響で新白河、福島駅でポイントが切り替わらなくなり、運行本部は列車24本のダイヤを変更。その際、自動計算で変更されたダイヤが600件を超えてしまい、画面が消えるトラブルが発生したという。