デザインや装幀、レイアウトなどの美しさを競って選ばれた2013年度の「世界で最も美しい本」が、東京都文京区の印刷博物館で3月2日(日)まで展示されている。日本の「魯迅の言葉」(平凡社)が銀賞に入賞した。日本からの入賞は5年ぶり。 「魯迅の言葉」は世界的に著名な日本のデザイナー原研哉さんと中国の程藜さんが装幀し、「てのひらにのる、言葉の聖書のような本」をめざしたという。印刷博物館学芸員の寺本美奈子さんは評価のポイントを、「本を重ねて置いたときできる紙焼けを憎らしい……続きを読む
本日はオライリー・ジャパン創業以来初めてとなる出来事をお伝えします。 2013年10月現在、オライリー・ジャパンで在庫しております書籍は約350点。 最新刊からもうほとんどの書店さんでは見かけることのできない在庫僅少のものまで、また内容も『マスタリングNginx』から『子どもが体験するべき50の危険なこと』まで、多岐にわたります。 もちろん通算の刊行点数はもっと多いのですが、改訂したり絶版になったものもありますので、現在稼働しているものに限るとだいたい350点、ということです。 それらの書籍を、「入手できるものはすべていただきたい」ということで、約350点すべてをご購入される猛者が現れました。一度に全点、というのは、弊社創業18年目にして初めてのことです。 その猛者の名は、株式会社Cygamesさん。「神撃のバハムート」、「アイドルマスター シンデレラガールズ」(バンダイナムコゲームスさん
インターネット図書館「青空文庫」の創設者であり、呼びかけ人である富田倫生(とみたみちお)さんが、本日(16日)の午後12時8分に亡くなられました。 富田さんは、パソコン関係の書籍や宇宙開発の書籍などの著述業のほか、電子書籍の可能性にいち早く気づかれ、インターネット図書館「青空文庫」を他の呼びかけ人の方々と共に創設運営してきました。著作権延長問題でも反対の立場を明確にして闘ってきた闘士でもあります。そして長年に亘って病とも闘ってこられました。 富田さんは、昨年の電子書籍エキスポの会場で何時にも増して青空文庫の歴史と存在意義、そして著作権問題について熱く訴えて居られました。とても闘病中とは思えない何時もの熱気を感じて、何だか安堵したものです。 それが突然の訃報。始まりは何時も突然……と申しますが、本当に突然過ぎです。 「エキスパンドブックの二十歳のお祝いをやろう」と電子書籍エキスポの会場で話し
古今東西の古典を集めた「岩波文庫」のシリーズなど、数々のロングセラーで知られる東京の岩波書店が、5日、創業から100年となりました。 岩波書店は、大正デモクラシーのさなかの大正2年に、古書を扱う店として創業し、戦前から、学術書などを手がける出版社として知られています。 5日、創業から100年となり、抽せんで選ばれたおよそ50人が、東京・千代田区にある会社の中を見学しました。 岩波書店は、大正3年に夏目漱石の「こころ」を手がけて以降、「古事記」や「論語」、「戦争と平和」など、古今東西の古典を集めた「岩波文庫」のシリーズや、戦後の論壇の一翼を担ってきた月刊誌「世界」、それに、日本を代表する国語辞典の「広辞苑」などを出版し、いわば日本の教養の象徴ともなってきました。 出版した本や雑誌は、およそ3万4千点に上るということで、5日の見学会では、書庫で思い出の作品を見つけ、懐かしそうに眺める人の姿もみ
冗談みたいなんですが、ええと、本を書きました。『考える生き方』(参照)。アマゾンを見ると、明後日、2月21日に発売となっています。 自分のところには数日前に見本が来て、「ああ、本になったんだ」と感慨深かったのだけど、いま発売日を確認したら、もう明後日なんだと驚いた次第です。 内容は、あれです、ネットで嫌われる「自分語り」というやつです。 なので、ネットでするのもなにかなと本にした……というほどではないのですが、いろいろ考えたのですが、ネットで書くより、本で書いたほうが読んでもらえるような気がしたというのはあります。 有料プラットフォームcakesで書いている「新しい古典を読む」の書評を続けていても思ったのだけど、cakesもネットではあるけど、有料なので読みたいという人が読むことになります。すると、読む人の数は減ってしまうし、簡単な一言コメントみたいなものも少なくなりますが、その分、深く読
街のどこにも本屋さんがない。そんな市町村が増えている。首都圏でも、筑波研究学園都市に隣接する茨城県つくばみらい市が、全国に四つある「書店ゼロの市」の一つに。一方、北海道留萌(るもい)市では官民一体となって書店を誘致し、ゼロから抜け出すなど、新しい動きも出始めている。 (中村陽子、写真も) 「本をどこで買いますか?」。つくばみらい市内のつくばエクスプレス(TX)「みらい平」駅前。立ち話をしていた三十代の主婦二人に質問すると「ないんですよ、本屋さんが」と、顔を見合わせてうなずいた。「引っ越してきてびっくりしました。大の読書家の夫は、車で隣の守谷市まで買いに行ってます」 二〇〇六年に伊奈町と谷和原村が合併したつくばみらい市。みらい平駅から都心の秋葉原駅まで、〇五年に開通したTXで最速四十分というアクセスの良さもあり、六年間で人口が一割以上増えて四万六千人余になった。ところが近隣の市に大型書店がで
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 03:59:04.83 ID:UM8jQBAUO 連載中のもの、最近完結したものでオススメの10冊!! 10位 インノサン少年十字軍 ■全3巻。少年十字軍という中世に実際にあった出来事を基にしたフィクション。 少年達が聖地奪還を果たすため十字軍を結成し旅立つ。 上巻では多少ほのぼのとした展開が続くが・・・。 少年達の未熟な結束力は独特の語り口で凄惨な運命を辿る! 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 03:59:47.06 ID:6wKq5jot0 時間ないから1位はよ 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/21(土) 04:00:09.02 ID:Ry/7Wbil0 あんまりチョイスが万人向けじゃないのな 2:以下、名無しにかわりましてV
Twitterのタイムラインで、本の著者になった人がAmazonへの自著の入荷状況に一喜一憂する姿を良くみかけるようになった。 Amazonで本が売り切れたあと、なかなか在庫ありのステータスにならない。補充されるまでのタイムラグに苛立つ著者は多い。 こういった間、出版社が何もしていないのかというとそうではなく、何もできないというのが実情に近い。私も編集者として苛立つ著者に説明しても、著者の勤務先や出版産業に対する不満をかえって大きくするだけだっだので、ここで説明しても同じ結果かもしれないけれど、書いてみる。 最大の理由は何と言っても、Amazonからのオーダーから本が納品されるまでに通る流通過程が複雑で時間がかかるためだ。 出版社がAmazonに本を納品するまでの流通過程のパターンは実際いろいろあるのだが、筆者の環境では以下のようになっている。 Amazonが本のオーダーデータを送信。 ↓
「本音を言えば、この本が売りたかった!!」――こんなタイトルのブックフェアが3月、「ジュンク堂書店 新宿店」(東京・新宿三丁目)で開かれた。書店員が本当にお気に入りの本を持ち寄り、POPに本への熱い思いをつづったフェアの様子は、「書店員の最後の本気」とネットで話題を集め、たくさんの客が訪れた。 それは確かに、「最後の」本気だった。ジュンク堂書店 新宿店は3月31日、7年の歴史に幕を閉じた。テナントとして入居していた「新宿三越アルコット」の営業終了に伴う閉店。最終日には多くの人が訪れ、店内の最後の様子をTwitterにアップする人もいた。 同店の毛利聡店長は、閉店フェアがネットで盛り上がったことに驚いたという。予想外の反響を受け、「リアル書店が果たさなねばならない役割がある」と思いを新たにしている。 「お仕着せではないブックフェアを」 同店は、新宿三越アルコットの6~8階にあり、売り場面積は
23世紀を舞台にしたSF漫画「てきぱきワーキン・ラブ」に、登場人物が図書館で「2013年に刊行された、最後の紙の版の百科事典」を手に取る場面がある。もちろんこの時代には書籍はすべて電子化され、紙の本は消滅しているという設定だ。 そんなワンシーンが現実のものになるかも知れない。百科事典の代名詞「ブリタニカ百科事典」が2012年3月13日、書籍版の刊行を打ち切ることを発表したのだ。 90年代を境に苦境続く 百科事典の歴史は1751年にフランスで刊行を開始した「百科全書」に始まるとされる。ブリタニカはそれから間もない1768年に誕生し、以来244年にわたり15版を重ねた。しかし最近では、書籍版の販売部数が20年前の10分の1にまで落ちこむなど、不振が目立っていたという。 ブリタニカのほか、アメリカを代表する「アメリカーナ百科事典」も2007年の改訂以来、書籍版の刊行を中断中だ。「紙の百科事典」に
春のリニューアルで地下1階と2階を除き、新店が出店している河原町オ-パ。ブックオフ河原町オ-パ店の店舗面積は約300坪で、約35万点の書籍やCD、DVD、ゲーム、トレーディングカードを扱う。京都三条駅ビル店(東山区)を抜き京都で最大規模の店舗となる。 「これまで京都の繁華街である四条河原町への出店を考えていたが、店舗の間口が狭いことなどからなかなか実現できずにいた。そんな時に、河原町オ-パの出店の話を頂いた」と同社広報担当者。これまでも同社は聖蹟桜ヶ丘(東京都多摩市)、新百合丘(神奈川県川崎市)のオ-パに出店。オ-パに30~40代の客層が増えたという経緯があった。 「内装や品ぞろえについて他店舗と変えるということは無いが、ファッションビルの中にあるということでファッションやデザイン関係の書籍が増えるということもあるかもしれない」と同担当者。同社として力を入れているシニア層への働きかけも強め
「世界の美しい本屋ランキング」で2位に輝いたアルゼンチンはブエノスアイレスのEl Ateneo。古くからの劇場をそのまま本屋にしたというそこは、本屋と呼ぶにはゴージャス過ぎる、いつまでも優雅な時間が流れる空間でした。 こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、今、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにいます。僕の南米の旅ももうすぐ終わりです。3月末にヨーロッパに飛びます。 高層ビルが目立つブエノスアイレス。近年再開発が進み地価もどんどん上がっているのだとか。 スペインコロニアル様式やフランス様式の建物を街中で見ることができます ファッションの街らしく、繁華街にはブティックが立ち並びます。 ブエノスアイレスの地下鉄は、日本の地下鉄のモデルになった車両もあるとか。木がいい味出してます。 街で見かけたおもしろい広告。墨で塗りつぶしたような加工がしてあります。 ところで、ブエノスア
高畑正幸@文具王 @bungu_o どうしてプリントアウトした紙を見るまでこの間違いに気付かないんだろ?・・紙に出力した方が圧倒的に間違いに気付きやすいのはなぜなのか・・この問題には、ペーパレスを革命的に推進する何か重要なファクターが潜んでいるものと思われるがそれが何だかわからない。 2012-03-02 17:00:29
アルスラーン戦記の14巻が出るそうな (Kyan's BLOG V) 貴水博之 (えすあい。) ipadの電子書籍は意外と見にくい? (ipadファンのページ) 東京都の青少年育成条例改正案に反対します (生存報告) 「非実在青少年」や「不健全」な表現の規制と ちょっとした謎 (叛逆は英雄の特権) Flawless薬師寺涼子の怪奇事件簿イラスト集 (忍者大好きいななさむ書房) 動いている田中芳樹先生 (ぷ~ろぐ) 蘭陵王 (真昼の月) アルスラーン戦記13巻「蛇王再臨」(田中芳樹) (ゆりっぺの読書日記) アルスラーン戦記最新刊「蛇王再臨」発売日・・・だよね? (遊月餡) 私の会社でマネージメントをしております作家、田中さんの著作につきましては、以前より、読者の皆さまから電子書籍化の要望が数多く寄せられていました。 しかし、田中さん本人が根っからのアナログ人間で、電子書籍について否定的な考
もともとニキビができやすい体質なのですが、仕事を始めてからニキビの量がかなり増えてしまいました。私は美容系の仕事をしていたので、一日約10時間以上恋ファンデーションを塗っていたんです。 お肌が傷ついているなぁ…とはわかっていたのですが、隠せば隠すほどニキビは悪化していきました。 続きを読む 私が気になっているのはマン盆栽です。盆栽と言われると鉢植えの中に植えられた松を思いうかべる方が多いかと思われますが、そのバリエーションは思いのほか多く、木の種類、大きさ、木ではなく草の盆栽など、多岐にわたっています。大きな木の盆栽は数百年かけて育てられているものもありますが、草の盆栽であれば成長も早く、短い時間で楽しむこともできるなど、楽しみ方もそれぞれです。その中でも盆栽の中にフィギュアを並べてジオラマ風に仕上げたものをマン盆栽と言います。 続きを読む 私が気になっており、最近始めたのがプラモデルの製
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く