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2016年8月25日のブックマーク (3件)

  • ワクチン接種で肺炎予防を | ひたむきに生きて | 天野篤 | 毎日新聞「医療プレミア」

    心臓手術をする天野篤・順天堂大学教授(中央)=東京都文京区の順天堂医院で2012年5月21日、丸山博撮影 高齢者 感染しやすく 今年もインフルエンザが流行のピークを過ぎたとみられるものの、依然として猛威を振るっています。私も1年前に93歳の母親をインフルエンザがきっかけの肺炎で亡くしたため、人ごとではありません。また、冬は乾燥するためウイルスが増えやすく、外科医は対応に苦慮する季節なのです。患者が感染すると、予定通り手術ができないばかりか、体調を崩して心臓への負担が増し、心不全の治療が必要になることもあり、その影響は少なくありません。 以前、術後の患者さんに高熱が続いたため、免疫力が低下した術後に起きやすい重症細菌感染症を疑ったのですが、病原体が見つからず、少々戸惑いました。「まさか」と思ってインフルエンザの検査をすると陽性で、間もなく解熱してホッとしたことを覚えています。だからこそ、私た

    ワクチン接種で肺炎予防を | ひたむきに生きて | 天野篤 | 毎日新聞「医療プレミア」
  • 「うたねばならない」と同時に「うつ必要がない」も知っておく | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」

    理解してから接種する−−「ワクチン」の当の意味と効果【2】 「ワクチンは理解してから接種する」。これがこの「ワクチンシリーズ」で最も強調したいことです。そして、正確な理解をせずに「ワクチンは一切うたない」と考えることがいかにナンセンスか、を前回、「うたなければならないワクチン」の例を紹介しながら説明しました。 何でもうちたい“ワクチンマニア”もいるけれど…… 今回は逆に「うつ必要のないワクチン」について述べましょう。最もわかりやすいのは海外に行く予定のない人にとっての、狂犬病ワクチンです。世の中には、すべてのワクチンをうちたくない、という人がいる一方で、うてるものは何でもうっておきたい、という“ワクチンマニア”のような人もいます。興味深いことに、「何でもうっておきたい」人にもいろんなタイプがあり、まるで何かのコレクションをしているような感覚の人もいれば、感染症に異常なほどの恐怖感を抱いて

    「うたねばならない」と同時に「うつ必要がない」も知っておく | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」
  • 感染症は治っても……水ぼうそうがもたらす「あばた」の苦悩 | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」

    理解してから接種する−−「ワクチン」の当の意味と効果【8】 少し前、ある若者に「あばたもエクボ」と言うと、「あばたって何?」と質問されました。最近、ことわざや慣用句が通じずにコミュニケーションがとれないことが増えてきました。これは私が年をとったということなのでしょう。 痘痕=人類が撲滅した感染症「天然痘」の“あと” あばたは漢字では「痘痕」と書きます。その正確な意味は天然痘(痘瘡=とうそう)が治った後にできる顔面のくぼみのことです。しかし、天然痘は人類がすでに撲滅に成功した感染症で1980年に世界保健機関(WHO)が根絶宣言をし、その後患者の発生はありません。天然痘を撲滅できたのは世界中で徹底してワクチンを接種したからです。世界で初めて誕生したワクチンも天然痘のワクチンです。過去、天然痘は世界中で猛威をふるい大勢の命を奪いました。歴史上の人物にも天然痘を患った人は多く、日では、高杉晋作

    感染症は治っても……水ぼうそうがもたらす「あばた」の苦悩 | 実践!感染症講義 -命を救う5分の知識- | 谷口恭 | 毎日新聞「医療プレミア」
    maemaemaemae
    maemaemaemae 2016/08/25
    予防接種