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社会と経済学に関するmasato611のブックマーク (11)

  • 努力しても決して幸せになれない理由

    せっかくなんで、この話もしとこう。 というか、ひとつ前のエントリで、就職氷河期の話にのってしまったんで、この話もせずにはいられないんでね。 昨日のエントリを書いた後に、色々とフィードバックを頂いた。それで、考えていたんだけど、結局のところ、一つの結論には達した。 つまり、資主義は、心の底から、みんなに嫌われている。これほど嫌われている主義思想はないという結論だ。 前回のエントリでは、資主義の非人道性について書いた。その性質上、「誰かが負けないといけない」って話と、「群れで一番弱い犬には過酷な運命がつきものだ」って話だ。 確かに、そうなんだ。これは、資主義がもたらす副作用の一つだ。だが、ちょっともう少し、マクロな視点で世界を眺めてみれば、別の見方が出来る。今日はまず、その話からしてみたい。 http://www.globalrichlist.com/ まずはこのサイトに行って、このサイ

    努力しても決して幸せになれない理由
    masato611
    masato611 2008/03/03
    だから、資本主義は嫌われる。なぜなら、それは敗者を生み出すからだ。そして、現状、どうも、先進国の人々は、相対的にしか幸福を感じられない世界にいる。
  • ベーシック・インカムを導入したらどうなるか試算してみる - reponの日記

    先のエントリでid:fromdusktildawnさんからコメントをいただいたのですが、概算でもベーシック・インカムの導入に当たってどうなるかを計算してみないと影響が見えないことがわかりました。 そこで、簡単ですが計算してみたいと思います。 以下、「福祉社会と社会保障改革」(小沢修司著)での試算を現在の最新のデータで追ってみることにします。 もちろん、以下の試算は全て私の責任によるものです。 BI(ベーシック・インカム)を導入するためにはどのくらいの予算が必要でしょうか? この計算は簡単です。 日の人口に、BIで補償する額を掛ければ良いだけです。この額は、8万円としましょう。一人年間96万円です。国民年金が7万8900円なので、それより18万ほども高い金額です。生活保護費の一人当たり月額が6万843円*1なので、妥当な額ではないかと思います。 年間の必要予算は、 127,785千人*2×

    ベーシック・インカムを導入したらどうなるか試算してみる - reponの日記
    masato611
    masato611 2008/01/26
    BIは、一律に給付されますから、就業しても返還義務はありませんし、賃金が増えれば、その分は全て上乗せの収入となり、金銭的な意欲をもたらします
  • お金より環境でしょ〜社会的共通資本とミニマム・インカム | WIRED VISION

    お金より環境でしょ〜社会的共通資とミニマム・インカム 2008年1月17日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) (これまでの 小島寛之の「環境と経済と幸福の関係」は こちら) 前回は、宇沢弘文の提唱する「社会的共通資の理論」の概要を解説した。 社会的共通資とは、「市民一人一人が人間的尊厳をまもり、魂の自立をはかり、市民的自由が最大限に保たれるような生活を営むために重要な役割を果たすため、私有や私的管理が認められず、社会の共通の財産として、社会的な基準にしたがって管理・維持されるべき財」のことであった。具体的には、自然環境を中心とした「自然資」、生活の根幹を支える電気・ガス・鉄道・下水道などのインフラとしての「社会資」、さらには医療制度・学校教育制度・司法制度・行政制度・金融制度なども、「制度資」と呼んで取り込んでいるのが特徴的なのであった。 宇沢は、これらの社会

    masato611
    masato611 2008/01/20
    社会的共通資本の適切な供給と配分によって、自由競争市場社会よりもより人間的でより快適な社会を作ることができる
  • グラミンフォンが営利事業として成立する理由 - アンカテ

    ソルトレーク大会第1日で、男子500メートルのジェレミー・ウォザースプーン(カナダ)が34秒03の驚異的な世界記録を樹立。高速リンクで行われる北米シリーズが続くだけに、一気に33秒台に突入する可能性も出てきた。(中略) 脚の故障もあって29位に沈んだ元世界記録保持者の加藤条治(日電産サンキョー)は「当分近づけそうにない記録」と舌を巻いた。 加藤選手は、2005年の同大会で、34秒30の世界新記録を出して優勝しているのですが、その彼が「当分近づけそうにない」という凄い記録のようです。このレベルになってくると、たった0.27秒の違いが途方もない距離なのでしょう。 30秒ちょっとの中の0.3秒だから、比率にしたら約1%です。世界のトップレベルの競技の最前線は、だいたい、この1%くらいの枠の中で熾烈な競争が行なわれています。 しかし、私が明日からちょっと真面目に100mとか何か陸上でもやるとした

    グラミンフォンが営利事業として成立する理由 - アンカテ
    masato611
    masato611 2008/01/08
    資本が希少な場所では限界生産性が高い」ということです。政情が安定してなくてドンパチやってるような地域であっても、携帯だけは事業として成立するのです。いかに情報というものが、普遍的に必要とされているもの
  • ジョン・マクミラン「市場を創る バザールからネット取引まで」 - 備忘録

    市場を創る―バザールからネット取引まで (叢書“制度を考える”) 作者: ジョンマクミラン,John McMillan,瀧澤弘和,木村友二出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2007/03/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 178回この商品を含むブログ (57件) を見るコメント 原題は"Reinventing the Bazaar, A Natural History of Markets"。標題の通り市場を如何に「創る」かという点に力点が置かれた書であると思う。市場とは「唯一の自然な経済」であり、どの様な環境においても、自生的で立ち直りが早い(ガーナのマコラ市場の事例)。しかし、それは「人間的な不完全性を伴った、人間による発明物」であり、ルール、慣習、制度による支えを必要とする。市場をうまく機能させるには、(1)情報の流通(情報の非対称性)、(2)信頼、(3)競争の促

    ジョン・マクミラン「市場を創る バザールからネット取引まで」 - 備忘録
    masato611
    masato611 2007/09/08
    貧困を嫌悪している政治的に極左の人々は、貧困を固定化する政策を支持している。市場を尊重する自由放任主義の熱狂的な支持者たちは、市場の崩壊を引き起こすシステムを提唱している。市場をうまく機能させるには、
  • ロバート・フランク“Falling Behind”(その1) - 備忘録

    Falling Behind: How Rising Inequality Harms the Middle Class (The Aaron Wildavsky Forum for Public Policy) 作者: Robert H. Frank出版社/メーカー: University of California Press発売日: 2007/07/02メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る コメント (第8章まで読了)同書では、「地位財」と区分されるある種の財が人々に顕示的な消費を志向させることから、格差の広がりがミドル・クラスの社会厚生を低下させる可能性が論じられる。米国では、1980年代以降、高所得者の所得がより高くなる傾向が顕著であり、しかも所得再分配の機能が低下していることから、その傾向は税引き後ではより大きなものとな

    ロバート・フランク“Falling Behind”(その1) - 備忘録
    masato611
    masato611 2007/09/08
    格差の広がりは、幸福の低下とも関係があるが、これは身近な人間関係の中での相対的な所得の水準が幸福と関係を持ち、「地位」を巡る競争の中で、余暇等の縮小を招きがちであるという傾向を経由することにより、説明
  • 「ベーシック・インカム」を支持します

    「VOL」(以文社)という雑誌というか出版物の第二号に、「ベーシック・インカム」の特集が載っている。雨宮処凜女史のを読んだからかもしれないが、神保町の屋で、何となく目について、買ってきた。冒頭に対談が出ているのだが、山森亮さんという方の話が分かりやすく、大いに興味を持った。どうやら、フィリップ・ヴァン・パレイスという人が有名らしいので、ネットで、論文をダウンロードして、斜め読みしてみた。なかなか良さそうな考え方なので、ご紹介したい。 なにせ、三日前にはじめて知った概念なので、紹介に間違いがあるかもしれないし、幾つかのバージョンがあるかも知れないのだが、気に入ったところを中心に、大雑把に、説明する。詳しくは、各種の原典、或いは、コメントとして入るかも知れない識者のご教示(宜しく、お願いします!)を参考にして欲しい。 ベーシック・インカムとは、社会の構成員、全員に、個人単位で、暮らすに足る

    masato611
    masato611 2007/09/07
    まあ、面倒なことを考えなくても、単に、メンバー全員を、生かし、自由な人として行為させる、ということを、社会として目的化することに合意すればいいのだ
  • http://bewaad.com/2007/08/30/251/

    masato611
    masato611 2007/08/31
    欲望にはきりがないとは、5倍の生産が行われてもそれを人間の消費活動は呑み込んでしまう、ということです。
  • The Black Swan - 池田信夫 blog

    ふつう自然科学や経済学で確率を考える場合、ほとんど正規分布を仮定している。しかし実際に世界を動かしているのは、そういう伝統的な確率論で予測できない極端な出来事――Black Swanである。 たとえば9・11の前に、今のように厳重なセキュリティ・チェックが提案されても通らなかっただろう。飛行機ごとビルに突っ込むという行動は、人々の確率論的なリスク評価の枠外にあったからだ。このように、いわばメタレベルで人々の予想を裏切る現象がBlack Swanである。ここでは母集団が未知なので、その確率分布もわからない。圧倒的多数の出来事はごくまれにしか起こらないので、その分布は非常に長いロングテール(ベキ分布)になる。 著者がBlack Swanを理解していた唯一の経済学者として挙げるのがハイエクだが、実は彼より前にこの問題をテーマにしたがある。Frank Knightの"Risk, Uncert

    masato611
    masato611 2007/06/26
    確率分布のわかっているリスクと確率分布を計算する根拠のない不確実性を区別し、リスクは保険などで事務的に解決できるが、不確実性は経営者の決断によって解決するしかないとした。
  • kosei x competition

    music therapistである邦初登場)が地元で格差社会をテーマとしたパネルディスカッションに参加を要請されたとのことで、我が家には「競争」「格差社会」について論じた文献が転がっている。日ごろは手に取ることがない「人間会議」「SIGHT」といった評論誌を、週末にパラパラと斜め読みした。 記事の中で印象に残ったのは、最近の小学生の運動会のあり方を批判して述べた、「足が速いのも才能、足が遅いのも才能」といった発言と、「人を育てていく上では評価軸を一つにするのではなく、多面的に見ることが大切」といった発言。日ごろ考えていたことと重なったため、考えを刺激された。 仕事柄 physically/mentally challenged な population と時間を過ごすことが多いのだが、常に言っているのは、「彼らは何かが欠けているのではなく、多くの人とは違った「個性」をもっている

  • ワーキングプアを救済する方法 - 池田信夫 blog

    最低賃金法の改正案が、国会で審議されている。労働組合などからは「これではワーキングプア対策にならない」「最賃を一律時給1000円に引き上げろ」などの要求が強い。しかし当ブログでこれまでにも説明したように、最賃規制は労働需要の不足をまねき、失業を増やすおそれが強い。 今回の改正のポイントは、生活保護との「整合性」だが、具体的な金額は規定されておらず、実効性は疑わしい。根的な問題は、生活保護が働かないで貧しい人を対象にしており、働いても貧しい人を救済する制度がないことだ。働くより生活保護を受けたほうが高い所得を得られ、少しでも働くと生活保護の支給が打ち切られることが、労働のインセンティブをそいでいる。 この問題の解決策も、フリードマンが45年前に提案している。負の所得税である。これは課税最低所得以下の人に最低所得との差額の一定率を政府が支払うものだ。たとえば最低所得を300万円とし、ある

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