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2009年6月6日のブックマーク (10件)

  • 「幸福」(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again

    政治・社会論集―重要論文選 作者: ラルフダーレンドルフ,Ralf Dahrendorf,加藤秀治郎出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 1998/11メディア: 単行購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見る Ralf Dahrendorf「ライフ・チャンス」(加藤秀治郎、吉田博司、田中康夫訳 in 加藤秀治郎編『政治・社会論集 重要論文選』晃洋書房、1998、pp.63-98) 「幸福それ自体は、疑いなく望ましいものである。しかし、社会的価値として考える場合、少なくとも三つの欠点がある」(p.63)。 「公的幸福」の観念は(むしろ何か別のもの、つまり、平穏な均衡状態にあって全面的に正統性を付与された社会状態、を意味するものかもしれないが)、決して無意味なわけではない。しかし、社会は人間が幸福となるように形成されるべきだとの主張は、たいてい疑ってみなければなら

    「幸福」(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • 自由主義/保守主義/進歩主義(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 政治・社会論集―重要論文選 作者: ラルフダーレンドルフ,Ralf Dahrendorf,加藤秀治郎出版社/メーカー: 晃洋書房発売日: 1998/11メディア: 単行購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (6件) を見るRalf Dahrendorf「ライフ・チャンス」(加藤秀治郎、吉田博司、田中康夫訳 in 加藤秀治郎編『政治・社会論集 重要論文選』晃洋書房、1998、pp.63-98) 「幸福が捉えどころのないものだということ」と述べられて、ブレヒトの『三文オペラ』から、 そう、しあわせ目指して駈けろ でも、駈けすぎちゃいけねえ だって、みんな駈けてみろ しあわせは、ついていけねえ三文オペラ (1961年) (岩波文庫) 作者: ベルトルト・ブレヒト,千田是也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る

    自由主義/保守主義/進歩主義(ダーレンドルフ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • Economics, Technology & Media » 雑談:ハイパーインフレ?

    05/29/2009: 雑談:ハイパーインフレ? 05/25/2009: 北は止まらない・・・ 05/23/2009: グロス「米国はそのうちAAAを失う」 05/21/2009: 雑談:次期駐日大使はトーシロ? 05/21/2009: 米国経済の底は近い? 05/13/2009: 米国債なんかもう買わん!って・・・ 05/12/2009: 小沢氏・・・ 05/02/2009: クライスラー破産:債権者オバマに怒る・・・ 04/30/2009: よもやま:豚インフルエンザ 04/04/2009: 風に吹かれて・・・ 12/31/2008: 年末つれづれ 12/13/2008: 狭まるGMの選択肢・・・ 12/06/2008: 米国雇用統計・・・悪いのは悪いんですが・・・ 12/01/2008: GM大詰め 11/30/2008: 大恐慌脱出に財政出動は効かなかった・・・ 11/26/200

    microtesto
    microtesto 2009/06/06
    >>本当に独立している中銀は世界でECBだけだ。連中には政府がないからな<<
  • 日米同盟の正体 - on the ground

    日米同盟の正体~迷走する安全保障 (講談社現代新書) 作者: 孫崎享出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/19メディア: 新書購入: 7人 クリック: 174回この商品を含むブログ (58件) を見る 著者は外務省で駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任後、2002〜2009年に防衛大学校教授として危機管理を講じた経歴を持つ。私は不勉強なもので読んでいないが、著作『日外交 現場からの証言』が山七平賞を受賞しているそうである*1。 しかし、そんな著者情報は大して重要ではない。このはとても良いし、その良さは立場から得たインサイダーな情報に頼ったものではないからだ。現時点で日米関係について学び・考えるために必須の数冊を挙げるとして、このが入らないなら間違いだろう。政治家やメディア関係者に限っては、最低限このの議論水準を踏まえて仕事をして欲しいと切に願う。

  • 寝言@時の最果て: 策源地攻撃能力と「善意」

    2016年04月(1) 2015年08月(1) 2015年07月(1) 2015年03月(1) 2014年09月(1) 2014年07月(5) 2014年06月(1) 2014年04月(1) 2014年01月(3) 2013年12月(1) 2013年11月(1) 2013年10月(4) 2013年08月(3) 2013年07月(4) 2013年06月(1) 2013年05月(3) 2013年04月(3) 2013年03月(3) 2013年02月(7) 2013年01月(6) 2012年12月(9) 2012年11月(10) 2012年10月(8) 2012年09月(4) 2012年08月(4) 2012年07月(8) 2012年06月(8) 2012年05月(8) 2012年04月(6) 2012年03月(3) 2012年02月(4) 2012年01月(7) 2011年12月(17) 20

  • 『アニマルスピリット』の議論の原型 - 梶ピエールのブログ

    アニマルスピリット 作者: ジョージ・A・アカロフ,ロバート・シラー,山形浩生出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/05/29メディア: 単行購入: 11人 クリック: 154回この商品を含むブログ (67件) を見る http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051118#p2より 先日、UCBの経済学部主催のセミナーで、コーディネータであるアカロフ先生が御大自ら行ったレクチャーを聞く機会があった。「ケインズ経済学の逆襲!」というのは僕が勝手にそう呼んでいるだけで、'the Missing Motivation in Macroeconomics'というのが講演の当のタイトルである。タイトルだけでなく以下の講演のまとめも、あくまで梶ピエールの理解によるものなので、必ずしもアカロフ先生の意図を正確に伝えていない可能性があるが、ご人がこれを読んでク

    『アニマルスピリット』の議論の原型 - 梶ピエールのブログ
  • 不利な状況に置かれた若者と犯罪 | Theoretical Sociology

  • 「きれいごと」と「闘い」 | ニュースの現場で考えること

    岩波書店の月刊誌「世界」に、神保太郎氏という筆名の方の、メディア批評が連載されている。毎回、もっともだな、と感じ入りながら読んでいる。ただ、一方では、「しかし」との強い思いが消えぬ。 時々、私はジャーナリズム関係の講演やシンポジウムを聞きに行く。先だっても都内の大学で、新聞労連の委員長さんも出席したシンポを聞きに出かけた。やはり、良いことを言っている。心底、そう思う。ただ、ここでも「しかし」である。 或いは、(とばっちりのような形になって申し訳ないが)、有名なガ島通信に最近、「草彅さん報道に見るマスメディアの病理」というエントリがあった。細かな部分には異論もあるが、だいたいにおいて、納得できる内容だった。まさに、日事件事故報道の病的症状は、末期と呼ぶに相応しいからだ。ただし、ここでも、「しかしなあ」と思うのである。 「世界」に連載中の神保太郎氏は、私の記憶では、連載初期、自分はメディア

    「きれいごと」と「闘い」 | ニュースの現場で考えること
  • 【福島香織のあれも聞きたい】山本幸三氏インタビュー(1)軽武装経済大国の存在感を (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    【福島香織のあれも聞きたい】山幸三氏インタビュー(1)軽武装経済大国の存在感を (1/3ページ) 2009.5.30 08:00 北朝鮮が核保有国への道を邁進(まいしん)するなか、安全保障は日米同盟頼りの日。しかしワシントンの日への関心が急激に薄れているという。一方で米中は急接近。日はどうすればいい? 隔週掲載のネットインタビュー「福島香織のあれも聞きたい」第3回目は、自民党屈指の政策通で米国通の山幸三氏に日の存在感の取り戻し方を尋ねた。(政治部 福島香織)米国議会の日パッシング【オフ・ザ・レーダーズカーテン】 --5月の連休中、日米国会議員会議出席のために訪米されたそうですね。まず、そのときのお話から。 「日米国会議員会議というのは、20年前から始まったらしいんですが、松田岩夫さん、今は参院議員になっていますが、前は衆院議員だったんですけど、彼が始めた会議。僕は93年に当

  • ララビアータ:鹿島茂『吉本隆明1968』 - livedoor Blog(ブログ)

    私は吉氏の良き読者とは言えない。何度か読もうとしたことはあったが、理解できたと思えるまでには至らなかった。友人知人たちの中には、吉氏を称賛する者たちも少なくなかったが、彼らから説得的と思える吉弁護論を聞くことはできなかった。おそらく吉氏のような在野の独創的思索者の場合、その理解には固有の難しさがある。その諸説を何らかの普遍的枠組みに位置づけるには、独自の翻訳が必要になるからである。ここで「在野」というのは、既成のアカデミックな組織に身を置かないという意味ではなく、通常のアカデミックなディシプリンを身に着けずに思索を続けるという意味である。この意味では、例えば長谷川宏氏などは「在野」ではない。大物では、スピノザなどは在野の典型かもしれない。 また、吉氏の思想を紹介することが難しいのは、それが読者自身の思索的拠点を問い返すことを要求するために、各個人ごとに吉氏との出合い方が個人的な