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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/sunafukin99 (6)

  • 暴論・「食えない農業」ならやめたらどうよ? - すなふきんの雑感日記

    Munchener Brucke〜農業問題を農民の問題にする消費者エゴMunchener Brucke〜農業問題のエントリーの反応日は先進国の中でも糧自給率が低いのでもっと上げろという意見が左からも右からも多いようで、この問題に関しては同床異夢ではあるが意図せずして奇妙な共闘関係が出来ているようにも思える。いわゆる改革派的とおぼしき人たちにさえ「自給率向上のためには農業の国際競争力の向上が必要でそのためには保護に反対」というタイプの考え方が見られるようだ。しかしなぜそこまでして自給率に拘るのかは比較優位を前提とした経済学的な見方からは疑問を呈せざるを得ない。現代のわが国で多くの材を海外からの輸入に頼っているのはなぜかを考えれば、結局のところ日農業というものが一部を除きすでに完全に比較劣位な産業部門になってしまっていることに由来するのは否めない。かつての繊維産業などは見る影もないが、

    microtesto
    microtesto 2007/10/31
    食料安全保障がクソであるという認識の一致に感動。僻地住民にかけている無駄なコストが削減できれば環境問題対策の予算も捻り出せるんじゃない?この問題の本質は一票の格差の是正なんだよね。
  • リベラルに限らない米国における「日本不信」論 - すなふきんの雑感日記

    週刊東洋経済TKプラス〜「ナショナリズムという日の厄介な問題」 フランシス・フクヤマ ジョンズ・ホプキンス大学教授ナショナリズムをめぐる、現在の日の状況は、アメリカを困難な立場に立たせている。 多くのアメリカの戦略家は、日米安全保障条約を拡大し、NATOのような防壁を構築することにより、中国を包囲したいと考えている。事実、アメリカは、冷戦終結の数日前から日に再軍備を促し、軍事力の保持と交戦を禁止している憲法第9条改正を正式に支持してきた。 だが、アメリカはより慎重になる必要がある。極東におけるアメリカ軍駐在の正当性は、日の自衛機能をアメリカが代行することにある。日が憲法9条の改正に踏み切れば、新しいナショナリズムが台頭している今の日の状況から考えると、日は実質的にアジア全体から孤立することになるだろう。 憲法9条の改正は、安倍首相の長年の課題の一つである。安倍首相が第9条改正

  • 「人権」理念は左翼の専売特許か? - すなふきんの雑感日記

    Munchener Brucke〜慰安婦問題に見る親米保守派の誤算日の保守主義者は「人権」を左翼の価値観と言い放ち軽視するが、アメリカにおいて人権は建国の理念の一つであり、その理念を重視する保守派にとっては決して譲れない価値観なのである。この価値観を軽視するイスラム諸国や中国に対して厳しい態度を取るのがアメリカの保守なのである。人権を左翼の価値観として批判する人たちは、北朝鮮中国における人権軽視の姿勢は激しく批判する。そもそも北朝鮮中国の「人権」軽視のあり方を批判するのは、日アメリカなど西側諸国と共通の「人権」観を有するという前提においてこそ可能なはずで、「人権」という理念を何か外来の、「日の価値観にそぐわない異物のように感じる人たち」が他国の「同様の」感覚を批判するのはどこか違和感を感じる。アメリカの場合はその点ではある程度筋が通っていて、彼らはあくまでも建国の精神である民主

  • 悪条件ほど成長するという言説のバカバカしさ〜いちごびびえす経済板のやりとりから - すなふきんの雑感日記

    http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1130/531/531: 名無しさんの冒険  2007/04/13(Fri) 20:29>リフレ政策をやると構造改革が遅れるとか効果が薄れるみたいな事言ってる人 しかしそれって世の中のコンセンサスじゃないの?日だけじゃなしに世界的にも。人間だってぬるま湯につかってるより適度にしごかれたほうが能力は向上するわけで。素朴な感想だけど。 http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1130/534/534: ドラエモン  2007/04/13(Fri) 20:55>>531>人間だってぬるま湯につかってるより適度にしごかれたほうが能力は向上するわけで それって確かに思うよね(笑)でも、経済活動の目的って何かな?原始時代の人類は平均寿命20歳台とかで「しごかれて」生き

  • 「保守」や「右翼」と言われるのがかっこ悪いのはなぜか?(追記・修正あり) - すなふきんの雑感日記

    Baatarismの溜息通信〜右か左か?wBaatarismさんところのコメント欄で気になったものがあった。さくらさんが、政治ポジションテストで自分の結果が保守寄りと出たことについて不意だとコメントされていたところから保守の定義とは何かということになって、とりさんがそれを引き継ぐ形で論じられている。ただとりさんは保守思想家レベルでの「保守」という用語に積極的でプラスな意味を見出しているようだが、私の関心事は市井の一般国民の平均的な見方にある。むしろ一般レベルでは「保守」よりは「伝統」の位置づけの方が高いようにさえ思われる。自分もコメントの中で触れているが、わが国ではそのものずばり「保守党」という政党名(一時期超短期で存在したがすぐに消滅)が定着せず、政権党である最大の保守政党は「自由」と「民主」という戦後日を象徴する二つの価値観をあらわす名称を冠して長らく通してきたわけだが、ここには「

    microtesto
    microtesto 2007/03/20
    バーク的保守主義が全然教育されていないことが問題なのだろうねぇ、多分だけど。
  • 何か腑に落ちたような気がした〜いずれにせよ政府の肥大化は止められない - すなふきんの雑感日記

    on the ground 〜 リバタリアンが導出する「大きな政府」高田一夫は「個的社会」論を唱え、現代日の行財政改革を新自由主義の流れの中で捉える傾向に異議をはさんでいる。彼によれば、企業への帰属意識の弱まりや家族の結合力の低下など、個人の「集団離れ」が顕著であり、そうして福祉国家の基盤を支えていた企業や家族その他の中間集団が弱体化することによって、国家が直接個人と相対しセーフティネットを提供する状況が生まれてきているという。中間的諸団体が瓦解していく。これは国家に対置されていた「社会」が存在感を失い、国家と個人の二者関係が出現することを指す。まさにパノプティコン的世界の完全な実現である。そこでは個人の権利が広く認められると同時に、個人同士は接触・関係をあまり持たなくなり、個人は国家への依存を強めるようになるだろう。現在水を得た魚のようにも思えるリバタリアンの隆盛にもかかわらず、実は現

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