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ブックマーク / somethingorange.net (4)

  • 映画『ジョン・ラーベ』公開を求める署名。 - Something Orange

    1937年に起きた南京事件(南京大虐殺)の際、南京市民の保護に奔走したドイツ人ジョン・ラーベを描いた映画「ジョン・ラーベ」(フローリアン・ガレンベルガー監督/中・仏・独)が四月から中国ドイツで公開されることになりました。作はベルリン映画祭でも注目を集めており、世界各国で公開されることが予想されています。 ただ、作は現在のところ日での公開は決まっていません。おそらく配給会社が二の足を踏んでいるのは、現在の日に南京事件を否定し、それについて語ることを抑圧するような風潮が存在すること、また公開にあたって上映の妨害などのトラブルが予想されていることがあると思われます。事実、1997年に公開された映画「南京1937」は右翼等による抗議や上映妨害が行われました。2008年の映画「靖国」も政治家による圧力がかかり、公開が危ぶまれたのは記憶に新しいところです。 この映画が日で公開されないという

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  •  『プリズン・ボーイズ』 - Something Orange

    プリズン・ボーイズ―奇跡の作文教室 作者: マークサルツマン,Mark Salzman,三輪妙子出版社/メーカー: 築地書館発売日: 2005/11/01メディア: 単行 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る 「ところで、その子たちはなにをしでかしたんだい? 全員刑務所に送られるんだったら、万引きとかではないだろう?」 「ほとんどの子は187というので起訴されてるんだ」 法執行用語をだれかに披露したかったのだ。 「そりゃなんていう意味だい?」 「殺人だよ」 「わーお!」父は思わず叫んだ。 刑務所に入った経験があるだろうか? ぼくはないし、これからもないよう祈っている。こんなを読んだあとではなおさらだ。 『プリズン・ボーイズ』。このタイトルからだけでも、書が少年刑務所を舞台にしていることはわかるだろう。 書き手はマーク・サルツマンという作家。その作品はピュリツァー賞の

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  •  よしながふみと「やおい」な関係性 - Something Orange

    「メロディ」4月号のよしながふみ&羽海野チカ対談がおもしろい。 見た目仲良くないんだけど、お互いの力を認め合ってて、それでその人が当に困った時には手を貸してやる関係みたいなものを、やおいだと私らは呼んでいて、 と、よしながふみが言っているのを読んで、目からウロコが落ちた。 「友情」や「愛情」という言葉では名指すことのできない関係性があって、それを「愛だろこれは!」と読み替えるのが「やおい」、そう自分などは思ってきたのだけれど、その読み替えの前提となる関係性(元ネタ)そのものに遡って、その名づけがたさ故に、「やおい」という名が与えられる、という興味深い事態。 で、さらに興味深いのが、「やおい」的な関係性の実例として、「TricK」の仲間由紀恵と阿部寛が挙げられていること。つまり、男女でも「やおい」でありうる、とよしながふみは言う(もちろん、女性どうしでも)。 ――「男女の友情は可能か?」と

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  • Something Orange - 死ぬ、死ぬ、っていう奴に限って、必ず自殺する。

    昨日、チャットをする片手間にNHKのドラマ『スロースタート』後編を観ていた。 ひきこもりニートの青年(そういえば、なぜか出てきたのは男性ばかりだった)の相手をする団体で働いている女性の話。 一応、フィクションという体裁ではあるが、原作は荒川龍『レンタルお姉さん』で、「ニュースタート」という団体の活動をもとにしているらしい。 まあ、いろいろと、長所もあれば短所もある作品であった。内容の問題点をあげつらうことはたやすい。 しかし、現状でどう対応するのが「正しい」のか、未だにだれにもわからない問題であることもたしかだろう。それにしては、健闘したほうなのではないかと思う。 ひとつ気になったのは、先週放送の前篇で、自分の部屋のなかで「ぼくがここで死んで行くんだ!」と叫んだ青年に対して、主人公が「そんなに簡単に死ねないわよ」と告げる場面。 そんなに簡単に死ねない? でも、現実に自殺しているではないか

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