クレーンでつり上げて、レールに載せられる三陸鉄道の車両=28日午前11時25分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影クレーンでつり上げて、レールに載せられる三陸鉄道の車両=28日午前11時27分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影大型トレーラーで運び込まれた三陸鉄道の車両=28日午前9時59分、岩手県宮古市、小林裕幸撮影 震災で運行区間が南北に分断されている岩手県の三陸鉄道北リアス線(久慈―宮古)で、車両不足になっていた南側区間に28日朝、北側の車両1両が大型トレーラーで運び込まれた。 北リアス線(71キロ)は現在、北側の久慈―陸中野田(11.1キロ)と、南側の小本―宮古(25.1キロ)の2区間に分かれて運行している。車両は北に11両、南には1両だけが残った。南側では朝夕、定員(114人)を上回る130人が乗車するラッシュ状態が続いていた。 同社は混雑解消と車両点検のため、久慈車両基地から2両を国道4