6日午前8時35分頃、北海道伊達市長和町のJR室蘭線長和駅近くで、札幌発函館行き特急「スーパー北斗2号」(7両編成)の運転席のランプが、排気温度の異常を示した。 運転士から連絡を受けた車掌が窓を開けて確認したところ、3号車後部の床下から白煙が出ていたため、特急は長和駅に緊急停車した。 けが人はいなかった。JR北海道で原因を調べている。 乗客約130人は、後続の特急北斗4号に乗り換え、36分遅れで出発した。 特急は、5月27日に占冠村のJR石勝線・ニニウトンネル内で脱線炎上した特急「スーパーおおぞら14号」と同じ283系車両で、ディーゼル燃料とエンジンを積んでいる。 スーパーおおぞら14号の事故後、同社は同型車両を緊急点検し、エンジン周辺などをハンマーでたたいて調べる「打音検査」をしたが、異常は報告されていなかった。また、スーパー北斗2号は6日未明に、3日に1度の仕業検査をしたが、ここでも問