・CO(一酸化炭素)は、無色・無臭で感知しにくい気体ですが、毒性は強力です。 ・手足がしびれて動けなくなることもあります。 ・重傷になると、脳神経細胞を破壊したり、意識不明や死亡に至ることがあります。 ・軽い中毒症状は風邪に似ています。頭痛、吐き気、気分が悪いなどの症状を感じたら、ただちにガス機器の使用をお止めください。 一酸化炭素の性状は、空気とほぼ同じ重さ(比重(空気を1としたときの重さ):0.967)で、無色、無臭、無刺激のため、見分けることが難しい気体です。私たちの身体は生きていくために酸素が必要で、呼吸することにより酸素は血液中のヘモグロビン(酸素を運ぶ物質)と結びつき身体に運ばれています。このヘモグロビンは一酸化炭素との結びつきが強く酸素の200〜300倍と言われています。このため、微量 であっても一酸化炭素を身体に吸い込むと、酸素を運ぶ量が減るため身体が酸素欠乏状態と