本年度で閉校する北海道小清水町の小清水高(黒田治校長、生徒13人)の3年生13人は19日、陸前高田市を訪れ、震災遺構などを見学して防災について学んだり、民泊で住民と文化交流を深めたりした。 同日は奇跡の一本松や被災した気仙中校舎、旧道の駅高田松原タピック45などを見学し、震災直後の様子や現在の状況、今後のまちづくりなどの説明を聞いた。 夕方からは市内4世帯の民泊受け入れ先にそれぞれ移動。一緒に夕食を作ったり、地元の魅力を紹介し合ったりと会話を楽しんだ。 同校は被災地の現状や復興の様子を学び、今後の防災につなげようと、町の支援を受けて東北視察研修を実施。2泊3日で岩手、宮城両県の沿岸部を巡る。 【写真=一緒にすしを握り、互いの文化を紹介しながら夕食を楽しむ小清水高の生徒と受け入れ先の家族=19日、陸前高田市米崎町】