昨年の12月15日、都内の民放連の会議室では民放4局が「運」を争っていた。 ロシア大会全64試合のうち、過去ワールドカップ放送で大きな実績を持つNHKが半分の32試合を持ち、民放への割り当ては32試合になる。日本の第2戦セネガル、第3戦ポーランド、準決勝、3位決定戦などの中継カードをめぐり、各局の代表者による抽選が行われていた。 テレビ東京は「編成上の理由」として中継から撤退し、参加は日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日。中継カードを選ぶ順番を決める抽選では日本テレビが1番くじを獲得。2番はフジ、3番はテレ朝、4番はTBSだった。 民放にとって大きな収入源となるゴールデンタイム(午後7時から同10時)、プライムタイム(午後7時から同11時)のレギュラー番組には、CMを出す大企業(提供スポンサー)がほぼついている。民放関係者は「午後9時、午後11時キックオフの試合を放送すると、通常のレ
落語家の立川志らく(54)が、電車内で女児出産した女性を非難するネット上の声について「人間の心を持ち合わせていない」と批判した。 千葉県柏市のJR常磐線柏駅に停車した電車内で19日、女性(25)が女児を出産。JR東日本東京支社の担当者も「記憶している中で、このような事例は聞いた事がない」と語る珍しい出来事で、大きな話題となった。 22日放送のTBS系「ビビット」はこの話題を取り上げ、出産をサポートした乗客女性のインタビューVTRなどをオンエアして当時の状況を伝えた。 また、母子ともに健康で、ネット上では祝福の声が相次いだが、その一方で「予定日迫ってんならおとなしくしてろや。はっきり言って迷惑」「自己管理能力なさ過ぎだよね?」などと一部で批判もあったと紹介した。 これに対し、出演者たちはそろって反論。カンニング竹山は「ごく一部なんでしょうけど、強い言葉で言うなら、バカなんですよ! バカだから
音楽プロデューサー小室哲哉(59)の引退発表で沸き上がった不倫疑惑報道の是非に関する議論に、ドジャースからフリーエージェントになったダルビッシュ有投手(31)も声をあげた。 小室は19日、都内で記者会見を開き、「僕なりの騒動のケジメとして引退を決意しました」と引退を表明した。多くのファンから悲鳴があがるとともに、小室が引退を決意する引き金となった文春に対する批判も噴出した。 一方で文春側は、21日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」に記者がVTR出演し、「率直には引退は残念」「本意ではない結果になった」とコメントした。 ダルビッシュは22日、ツイッターを更新。文春記者のコメントに「他人のプライベートほじくりまわして『本意ではない結果』って本当に頭大丈夫なのでしょうか?」と皮肉たっぷりに疑問を投げかけた。 自身も過去にスキャンダルを報じられたことがあり、「週刊誌がやっていることの8割は『人の
TBSラジオの入江清彦社長が29日、定例会見を行い来年からプロ野球のナイター中継を終了することを発表した。 入江社長は「ナイター中継を17年度をもって終了することになりました。リスナーの皆さま、かかわったすべての皆さまに厚く御礼を申し上げたいと思います」とし、「2010年からデーゲームが増えたことにより(中継を)平日のみにしていた。最大5局が同じカードを中継をするということでいかがなものかと議論を続けてきた」と経緯を明かした。 同局は今年、「エキサイトベースボール」のタイトルで、火曜日から金曜日までナイター中継を行ってきた。1952年(昭27)にプロ野球中継を初めて行い、58年からナイター中継をレギュラー化。ただ、10年にはデーゲームが増えたため、土曜、日曜のナイター中継をやめていた。 今後について入江社長は「リスナー定着に有利に働く通年番組も編成できるようになる。新しい需要を開発していき
元衆院議員の上西小百合氏(34)が25日、J1浦和レッズが10年ぶりにアジア・チャンピオンズリーグを制したことに対し、ツイッターで「レッズなんて、サンフレッチェを航空母艦にして、アルビレックスの戦闘機のせてるだけじゃん。」(コメントは原文のまま)とツイートした。 詳細については語っていないが、この日先発した元サンフレッチェ広島のGK西川周作、DF槙野智章、MVPを獲得したMF柏木陽介を「航空母艦」、後半43分に第1戦に続き決勝で2戦連続ゴールを決めた、元アルビレックス新潟のMFラファエル・シルバ(25)を「戦闘機」に例え、他チームの戦力を使って優勝したとやゆしたとみられる。この日ベンチには元広島のDF森脇良太も入り、チームのベースを作り、7月に解任されたミハイロ・ペトロビッチ前監督も、浦和の前に広島を率いていた。 上西氏は、7月15日の浦和とブンデスリーガのドルトムントとの親善試合の後、「
TBSの安東弘樹アナウンサー(50)が、直属の部下である吉田明世アナウンサー(29)が貧血のため生放送中にダウンしたことを謝罪した。 安東アナは、吉田アナが月曜パーソナリティーを務める30日放送のラジオ番組「たまむすび」に出演。吉田アナが29日放送の「サンデー・ジャポン」生放送中に体調不良のため退席したことについて、「吉田を体調不良に追い込んだ直属の上司、安東でございます。申し訳ない!」と詫びた。 吉田アナは「安東さん、昨日からずっと謝り続けて……安東さん悪くないのに本当に申し訳なさそうにさせてしまって」と恐縮したが、安東アナは「勤務表承認っていうのがあるんですけど、これだけ働いているっていうのを承認するんですけど、ちょっとため息出ちゃいました。長いんですよ、残業が多いんですよ、吉田さんの」と吉田アナに仕事が集中してしまっていたことを明かした。 安東アナいわく、各製作班から吉田アナへの発注
お笑い芸人の千原ジュニア(43)が、小池百合子東京都知事(65)が見せたスタッフの不評を買った振る舞いを明かした。 24日放送のTBS系「ビビット」は、今回の衆院選で希望の党が惨敗した原因について、小池代表が民進党との合流をめぐり、リベラル派を「排除いたします」と発言したことなどを取り上げた 千原は小池氏のそうした言葉について「悪気なく使ってしまう部分があるのかな」とし、以前にテレビ番組でビートたけしとともに対談した際のエピソードを語った。 小池氏は東京オリンピックのマークが入ったバッジを千原とたけしにプレゼントしたという。「すごく立派なバッジと、そうじゃないショボいのがあって、たけしさんには立派なバッジを渡して、『あなたにはこっちね』って(自分にショボい方を)渡したんですよ」と振り返り、「たぶんジョークなんでしょうけど、俺は何も思わなかったけど、それを見てた周りのスタッフは『なんやアレ!
立憲民主党の非公式ツイッターで「立憲民主くん」のフォロワー数は20日までに1万3000人を超えた。2日の結党以来、党公式ツイッター(フォロワー18万人超)とともに、爆発的な伸びを見せたアカウントだ。立憲民主くんは、民主党時代のゆるキャラ「民主くん」が、ジョン・レノンも愛用した米楽器メーカー「リッケンバッカー」のギターを構えた姿をしている。ロック好きなら誰もが知る楽器メーカーだが、立憲民主くんの誕生で初めて知った人も多く、ここにきて再注目を浴びている。 党の支持拡大を受け、リッケンバッカー「枝野モデル」の発売はないのか。リッケンバッカー日本代理店の山野楽器担当者によると「アーティスト限定モデルはあります。ただ、枝野さんがアーティストなら別ですが、特定の政党の政治家となると難しい」。 中学時代に合唱の全国大会で優勝経験があり、カラオケ好きでも知られる枝野氏も残念ながら「ギターはひかない」(枝野
立憲民主党の枝野幸男代表(53)が19日、東京・秋葉原で街頭演説会を行った。 約3000人(主催者発表)の聴衆に向け「国民が政治から離れたんじゃない。政治が国民から離れてしまっているんだ。我々も満点じゃないかもしれませんが、第1歩を歩き始めた。一緒に歩いてください」と呼びかけた。 秋葉原といえば、自民党が政権に返り咲いた12年総選挙以来、国政選挙最終日に演説を行う自民党の“ホーム”。しかし、都議選最終日の7月1日には安倍晋三首相の演説中に群衆から「安倍ヤメロ」コールがわき上がり、安倍氏が「こんな人たちに」と発言した場所だ。この日は、平日の冷たい雨と風の中にも関わらず、立憲民主党の演説会では過去最多の聴衆が拍手を送り、「枝野!」「エダノン!」のコールがわき上がった。 演説会は、東京1区と東京2区の同党候補者の応援で行われた。東京2区の新人候補は、スーツ姿で傘も差さず「(自公政権は)『こんな人
自公VS希望&維新VSリベラル系の三つどもえ戦となった衆院選は最終日の21日、各党首は最後のお願いに声をからした。 「2017年10月22日。その日から日本の民主主義が変わり始めた。後からそう言っていただける、そんな歩みを、一緒に歩んでください」。立憲民主党の枝野幸男代表(53)は、東京・新宿駅南口で演説し、結党以来最多の8000人(主催者発表)の1人1人に、共闘を呼びかけた。 今月2日に立ち上げた新党ながら、新宿駅南口の歩道や歩道橋、近隣ビルの中からも大勢の聴衆が演説に耳を傾けた。枝野氏は、安倍晋三首相が都議選最終日に秋葉原で話した内容に触れ「『こんな人たちに負けるわけにはいかない』。その『こんな人たち』に集まっていただいています」と聴衆を歓迎した。 枝野氏は「私自身、数は力という永田町の俗説に24年間さらされ、勘違いしていたのかも知れない」と反省。「政治は数ではない。いかにみなさんの声
「排除の論理」に、「怒り新党」で対抗だ! 民進党の枝野幸男代表代行(53)は2日、都内で会見し、新党「立憲民主党」を設立すると発表した。「希望の党」の小池百合子代表による民進リベラル系議員の「排除」を受けた対応で、「『希望』とは政策の方向性が違う」と主張。「『枝野立て』と言われた。ピンチをチャンスに変えたい」。前原誠司代表が唱えた「民進&希望合流」は結局、民進党分裂を誘発した。衆院選は、自公VS希望&民進VSリベラル系という三つどもえの戦いに突入する。 テーブルにマイクのみがセットされた、シンプルな会見場。衆院選公示まで1週間。混乱の新党結党に踏み切らざるを得なかった枝野氏に高揚感はなく、苦悩の表情で言葉をつないだ。 「前原代表からは(両院議員総会で)わが党の政策を新しい器(希望)の中で生かしていくと説明を受けた。それならと(合流を)判断した」。しかし実際は希望者全員合流ではなく、枝野氏ら
監督降板が大きな騒動となっているアニメ「けものフレンズ」の声優陣8人が27日夜、ニコニコ生放送の特番「けものフレンズアワー」に出演し、アライグマ役の声優小野早稀が、一連の騒動について謝罪とも取れる発言をした。 小野は番組の冒頭で「皆さまを不安にさせたり、お騒がせしておりますが、私たちは『けものフレンズ』を、盛り上げることしか出来ません。どうぞよろしくお願いします」などと発言。そのことに対し、ツイッター上では「声優を盾にするのか?」などと、制作委員会に対し非難の声が沸騰した。 今回の騒動は、1月から3月に放送されたテレビアニメーションを手がけた、たつき監督の降板に端を発した。27日にはアニメの制作委員会が、同監督が所属する制作会社ヤオヨロズが、関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用があったこと、その件について情報共有などの正常化を申し入れたが、同社が条件は受けられないと、新規映像化
大阪・MBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜午後1時55分、関西ローカル)に主要レギュラーとして出演している元報道デスクの石田英司氏が8日の番組冒頭で、同日発売の週刊文春で報じられた自身の記事についてコメントした。 同誌は今年3月に5億円の私的流用を国税局に指摘された兵庫県の障がい者の就労支援をうたうNPO団体の会長と深い関係にあったと報道。石田氏が15年6月に4泊6日のハワイ旅行に招待され、女性も同伴したとしている。また同番組では14年7月に同NPOを取り上げていた。 番組の冒頭で同局の古川圭子アナウンサーが「本日発売の週刊文春で障がい者を雇用しているNPO法人から石田英司が飲食の提供を受けたり、ハワイ旅行に招待されたりしていたという記事が掲載されました」と説明。 そのうえで「このNPO法人の活動はかつて『ちちんぷいぷい』などで取り上げたことがありますが、MBSの調査の結果、
日本のスナック菓子を代表する商品の1つ「カール」の全国販売の中止が発表されて、1週間が過ぎました。9月以降、関西以西では「チーズあじ」「うすあじ」の2品だけが販売されますが、大阪・ミナミの道頓堀にある巨大看板「カールおじさん」が消滅する可能性が出てきました。明治によると「看板は販売活動の一環ですので、なくすことも含めて検討中です」としています。 グリコの走るランナーのネオン看板、かに道楽の動くカニ、づぼらやのちょうちんフグ、金龍ラーメンの躍る龍。大阪・ミナミの道頓堀は、個性的な巨大看板の激戦区です。 「目立ってなんぼ」が大阪の文化。雑多でにぎやかな大阪を象徴する道頓堀に「カールおじさん」の巨大看板が登場したのは、08年でした。カール発売40周年を記念して企画した明治が「道頓堀の新しい顔に」との期待を込めて設置しました。 看板は横18メートル、縦4メートル。麦わら帽子をかぶり、カールを食べて
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(月~土曜午前8時)で、1話から親しまれているのがスポーツジャーナリスト増田明美さん(53)の語りだ。明るく心地いい声と、圧倒的な小ネタ情報を盛り込むマラソン解説スタイルが人気だ。「登場人物たちを沿道から応援している気持ち」という、増田明美流ナレーションの極意を聞いた。 ********** NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のナレーションを務める増田明美さん(C)NHK -1話の第一声で「おはようございます。増田明美です」とナレーションが名乗ったのは、朝ドラ史でも衝撃でした(笑い)。明るくて遊び心があって、作品の世界観が伝わるすてきな声だと反響を呼びましたよね。 増田 ありがとうございます。台本を読んだ時は「いいのかな」と思いましたけど、奥茨城の農家の朝に、ニワトリがコケコッコーと鳴くところで「おはようございます。増田明美です」は妙にはまったなと(笑い)。う
青学大が、史上初の3連覇&大学駅伝3冠に輝いた。2位早大に33秒差をつけて迎えた復路。山下りの6区から早大を突き放し、2位東洋大に7分21秒差をつける11時間4分10秒で総合優勝を決めた。 原監督が「マラソン改革大作戦」に着手する。箱根駅伝を終え、男子マラソンの現状について言及。「異端児の私を入れたら強くなる。今のマラソン界には劇薬が必要。今まで通りやったら、東京はもちろんその次(24年五輪)もぽしゃります。実業団がだらしないので、学生が意欲的にチャレンジする流れを作りたい」と口にした。 今年2月の東京マラソンに中村と下田(ともに3年)、3月のびわ湖毎日にエース一色(4年)が出場を予定する。どちらも17年世界選手権ロンドン大会の選考会。一色は「東京五輪は絶対に出ると決意している。まずはびわ湖でサブテン(2時間10分切り)」。昨年11月の福岡国際3位の川内優輝が有力となっている代表争いに一色
青学大が、史上初の3連覇&大学駅伝3冠に輝いた。2位早大に33秒差をつけて迎えた復路。山下りの6区から早大を突き放し、2位東洋大に7分21秒差をつける11時間4分10秒で総合優勝を決めた。 青学大の原晋監督(49)が日刊スポーツに手記を寄せた。04年の監督就任から13年。当初は自前のグラウンドも寮もない状態からスタートした。中京大出身。箱根駅伝経験もなく、大学時代は本人いわく「5流ランナー」。実業団の中国電力では選手としてリストラされて10年間のサラリーマン生活を送った。そんな異色の指導者が3連覇&大学駅伝3冠を振り返った。 3連覇&3冠達成。勝つための組織の礎ができつつあると感じた。04年の監督就任時、陸上界には自分の学生時代と変わらない上意下達のシステムがはびこっていた。このままでは野球、サッカーなど他のスポーツに後れを取る。若者が陸上を選ばなくなると危機感を抱いた。従来の体育会の組織
20年東京五輪・パラリンピックの招致成功に大きく貢献したパラリンピアンの佐藤真海(32=サントリー)が、開催決定からちょうど1年となった7日に結婚した。相手は招致活動で知り合った1歳上の広告代理店勤務の男性で、昨年からの交際を経てのゴールインとなった。競技の走り幅跳びに加え、パラリンピックの普及などにも精力的な活動を行う中、最良のパートナーを得た。 日本にとっての記念日が、2人にとっての大切な記念日になった。都内で婚姻届を提出した佐藤は「これからの人生を、心強いパートナーと歩んでいけて幸せです。20年は家族で楽しく迎えたいですね」と喜びの声を伝えた。来春に海外で挙式する予定だ。 13年9月7日、アルゼンチン・ブエノスアイレスでの国際オリンピック委員会(IOC)総会で、ロゲ前会長が「TOKYO」のカードを掲げた。その最終プレゼンにトップバッターで登壇し、自身の人生を語ったスピーチが日本中の感
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く