JR江差線脱線 ブレーキ管破損で停止 国交省・事故調査官が確認 (09/13 09:17、09/13 10:33 更新) 列車の運休を知らせる改札口の張り紙を見ながら通り過ぎる利用客=12日午後4時15分、JR函館駅 【木古内】渡島管内木古内町のJR江差線釜谷駅―泉沢駅間で11日夜、JR貨物の貨物列車(21両編成)が脱線した事故で、国土交通省運輸安全委員会の鉄道事故調査官3人が12日、現地入りし、事故原因の調査を始めた。事故調査官は同日の調査後、列車の緊急停止は運転士のブレーキではなく、ブレーキ管の破損で自動的に停止した、との見方を示した。 貨物列車は停止した泉沢駅構内から約2キロ手前のカーブで脱線してそのまま走行し、同駅のホームに衝突後、止まった。同列車はブレーキ管が壊れると緊急停止する仕組みで、ホーム衝突時などにブレーキ管が脱落し、停車したとみられる。運転士は「違和感を感じたのでブレー