この記事はFOSS4G Advent Calendar2012にエントリーしていますが、ソフトウェアの話はおろか、地図の話でさえありません。 FOSS4G Advent Calendar2012から来られた方、ごめんなさい。 本稿で考えてみたいのは、博物館や図書館の所蔵資料をもっと自由に使えるような環境が整わないだろうか?ということ。 自分が所有する知的財産を公開して社会が自由に使えるようにすることは、ソフトウェアの世界では、フリーオープンソースソフトウェアとして定着している。 私自身、その恩恵を深く受けているので、自分が所属する博物館や図書館の世界でもそういう動きが広がって欲しいという想いをつづってみた。 郷土資料の「パブリックドメイン」化への期待である。 博物館や図書館所蔵資料の掲載許可 博物館や図書館の所蔵資料の写真やテキストを出版物に掲載する場合、多くは資料の所蔵機関から掲載許可を