米Microsoftの研究部門であるMicrosoft Researchは4月11日(現地時間)、Microsoft Excelのアドイン「GeoFlow」のプレビュー版を公開したと発表した。Excelのデータを地図上の3Dグラフに視覚化し、データを視覚的に分析したり、地図上を移動したり時間軸を移動したりできる“インタラクティブなツアー”を作成できる。 「"GeoFlow" Preview for Excel 2013」はMicrosoftのDownload Centerから無料でダウンロードできる。利用するには、Windows 2008 R2(.NET Framework 4.0が必要)/Windows 7/Windows 8上のOffice Professional Plus 2013あるいはOffice 365 ProPlusが必要。また、Bing Mapsのデータを利用するため、イ
「位置情報付きのデータが急激に増えているが位置に関する精度はバラバラ。これからは位置情報の精度が上がり、空間情報の融合が進んでいく」 GIS開発を手がけるNTT空間情報の中川守・営業本部長はこう指摘する。融合を実現するために有望な技術として同氏が指摘するのが、AR(拡張現実)、3次元表示、準天頂衛星、IMES(屋内測位)の4つだ。 ARは人間から見た現実世界を拡張する技術のこと。GISに関しては実際の風景に地図情報を重ねて表示する仕組みだ。既にスマホや一部のカーナビなどで使われ、店舗案内やナビゲーション情報を表示するなど用途が広がっている。 3次元表示は、立体表示された都市空間での設備管理、津波やがけ崩れのシミュレーションなど、平面表示では分かりづらかったことを表現できるようにする。 「日本版GPS」準備着々 日本が独自に打ち上げる測位衛星「準天頂衛星」は、GPSによる測定精度を向上させる
id:hfuさんと先日Twitterで以下のようなやり取りを行いました。 コロッとした地図ファイルの仕様案 一部抜粋 地図が一般人の表現手段として根付くためには、画像や動画、音声と同様、コロッとしたファイル形式とmimetypeが必要だと思うのだけど、そのベースとしてmbtilesというのはどうだろう。 地図の汎用ファイル形式+MIME-TYPEとしてはSVGMAPに期待してたんだけどどうもそういう方向に行きそうにない感じだけど、今ならむしろmbtilesの方が近いところにいる感じがする。 私は地図に関しては、汎用的に扱えるラスタ地図が画像におけるjpeg,pngや動画におけるmpeg,flvのように一般人の扱えるレベルにまで下りてくると思っているのですが、その際に必要なのがコロッとしたファイル仕様だろうと思っています。 バラバラのファイルを大量に配置したり、tilestreamのような配
『朝日新聞』は今年6月18日付の記事で、福島第一原発事故の発生後、米国から提供されていた「セシウム汚染」の状況を表した実測地図を日本政府が放置していたことをスクープした。 この「セシウム汚染地図」は、在日米軍が原発事故発生直後から測定し続けていたデータを、「GIS」(Geographic Information System:地理情報システム)というソフトウェアを使って解析したもの。GISとは、大規模な環境汚染をともなう事故や災害が発生した際に、「主な汚染物質」「高濃度の汚染範囲」「時間ごとの推移」といった情報と、緯度・経度や地形などの地理情報を組み合わせてひとつの地図上に表示し、高度な分析や迅速な判断・対応を可能にする技術だ。 GISのソフトウェアは無料でダウンロードすることができ、ハードウェアの高性能化&低価格化が進んだこともあって、今や世界中で普及している。日本においても1995年の
今年はやっぱりこのネタで締めたい。 Apple mapsだ。 ここでは2012年3月にリリースした iPhoto maps と9月にリリースした iOS6 maps の両方をまとめて Apple maps とするが、それにしてもこの1年、パチンコガンダムも含めて、予想以上の地図ネタを Apple には投入してもらったとともに、良い意味でも悪い意味でも、OpenStreetMap の知名度向上に多大な貢献をいただいたことに改めて感謝したい。 さて、Apple maps である。現在 Apple Maps には OpenStreetMap 以外にも多くの地理空間情報が使われている。実際に、日本の大部分はインクリメントP社のデータが使用されているし、グローバルにみても TomTom や Waze といったデータも使用されている。Appleから正式に公開されている Attribution を読むと
AppleがiOS地図でやらかして以来、地図の多様性に世間の目が向き、多様な地図の中から自分に合った物を選択する、さらにはTPOや状況に応じて地図を使い分けると言う発想も、以前よりは市民権を得てきているように感じています。 また、そこから一歩進んで、ユーザが使うアプリの機能は同一ながら、地図だけを差し替えるAPIと地図の分離や、ユーザがお金を払ってでも使いたいと思う地図*1を個別購入できるMapStoreという考え方も、一部ではメジャーになってきているのではないかと感じます*2。 もしMapStoreのようなものが実現できれば、そこで流通の対象となるのはGoogle MapsやOpenStreetMapクラス、或いはY!地図やMapion、電子国土クラスのような、全世界地図や日本全国地図レベルのユニバーサル地図だけではない、と私は考えています。 もっとカジュアルに、いろんなクリエイターが自
Openlayersとgdalを使って「Prezi」のような(?)プレゼンをする方法をご紹介します。(この話題、需要あるのか?) 1. スライドをいつものようにpowerpointやkeynoteで作ります。 2. できたスライドを高解像度でtiffやjpgに書き出します。 3. 書き出したスライド画像をGIMPや、あればillustratorやphotoshopで好きなように並べます。 4. 並べたスライドを1枚の画像として、なるべく高解像度でtiffに書き出します。 ここでは、ファイル名をprezen_sheet.tifとします。 5. 書き出したtiff画像の縦横のピクセル数を調べてメモします。 ここでは仮に、横4000px 縦3000px だったとします。 6. http://www.ecoris.co.jp/map/mouseposition.html ここを参考にプレゼンを貼り
Startups Esri Acquires Location Platform Geoloqi, Plans To Launch Alternative iOS Mapping Library Soon Geoloqi, the Portland, Ore.-based location-based platform that helps developers add location-based features to their apps, today announced that it has been acquired by Esri, a long-established GIS company that provides online mapping solutions for developers and geographic intelligence for busine
2012年09月30日19:00 カテゴリ書評/画評/品評Art Map Unreduced - 書評 - Mapion・日本一の地図システムの作り方 出版社より献本御礼。 Mapion・日本一の 地図システムの作り方 株式会社マピオン ひゃー、たまげた! 絶対値としては、iOS6の面白地図を目の当たりにしたのと同じぐらい。 もちろん符号の向きは逆。 ここまで明かしてくれますか。 まだ20世紀、Webの黎明期に「未来にある普通のもの」で、今や「未来にある」抜きで普通のものとなった、Web地図サービスがどうやって動いているかを。 本書「Mapion・日本一の地図システムの作り方」は、日本一早く地図のWeb化に取り組んで来た企業、Mapionの中の人々自身による、手口公開。およそプログラマーであることを自任する者であれば、これ以上の紹介は不要なはずである。これほど一般に目にし手に触れる情報処理
iOS6の地図のお粗末さが大変大きな話題となっている。話題にしているのは地図関連の人たちだけではなく、実に広範な人たちである。それほど、スマートフォンにおいては、地図が「欠かせないもの」なのであることを改めて感じる。そして、日本のスマートフォンのおよそ3台に1台がiPhoneであることを考えると、地図をアプリに活用している多くのサービス事業者にも多大な影響が出そうだ。 私も先週のサンフランシスコ出張中にiPadをiOS6へとアップグレードして、その地図を確かめてみた。なるほど、これは品質が良いとか良くないとか言うレベルでは無くて、欠陥商品のレベルである。この状態でiOS6の標準地図として提供するのは、そもそも誤った企業方針である。 ちまたには、データソースがゼンリンではなくてインクリメントPであるからだとか、海外の地図やOpenStreetMapを採用しているからだとか、知ったかぶりのコメ
2012.09.21 Apple地図について カテゴリ:地図・位置情報サービス AppleのiOS6が20日から配信されている。 中でも注目されていたのが、これまで標準機能であったGoogleマップがApple独自の地図に切り替わったこと(GoogleのAPI有償化によるもの)。 ふたを開けてみるとこの新地図がお粗末なもので、アップデートしたユーザーから様々なクレームが出されている。 http://togetter.com/li/376317 http://vippers.jp/archives/6620307.html http://gahalog.2chblog.jp/archives/52132765.html http://iphonech.com/archives/53793359.html かくいう自分はアップデートしていないのだが…(笑) TwitterのTLは今朝からずっと
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