永田公彦 [Nagata Global Partners代表パートナー、INALCO(フランス国立東洋言語文化大学)非常勤講師] フランスを拠点に、フォーチュン・グローバル500企業をはじめ数多くの欧州企業(一部アジア系企業)に対し、国際経営・事業・組織コンサルティングをおこなう。日本経済新聞レギュラーコラムニスト(ネット版07-10年)、講演・出稿記事多数、リヨン第二大学非常勤講師(アジア経済・経営修士コース 98‐00 年)、北九州市立大学特任教授(グローバル人材育成教育13‐16年)、パリ第9大学非常勤講師(異文化マネジメント修士14-19年)を歴任。 オフィシャルサイト:http://www.nagata-gp.com 永田公彦 パリ発・ニッポンに一言! 「グローバル社会で起きる諸問題や変革のうねりに対し、日本人、日本人社会、日本企業や日本の政治はどうあるべきか」…国際派コンサルタ
復興半ばの石巻、そして官邸前抗議行動の現場から考える「政治はだれのものか」。国民が政治課題の受け手から発信元になる時代へ 政治は、だれのものなのだろうか---。 大げさな問いかけから始めて恐縮だが、私たちはいまや、その問題に正面から考えてみるべき局面に立っている。政局の解説は、このコラムで何度も書いてきた。見通しが当たったことも外れたこともあるだろう。自分でもよく思い出せないほどだ。だが、日本の政治が抱える問題は、小沢一郎がどうしたとか、内閣不信任案をだれが出すかどうかとか、そんな目先の話ではない。もっと根本的な深いところにある。 7月19日木曜日、私は1年2ヵ月ぶりに東日本大震災の被災地である宮城県石巻市を訪れた。高台の日和山公園から被災地を見渡すと、かつてがれきの山だった住宅地には雑草が生い茂り、ところどころに残る廃墟のほかは一面が緑で覆われていた。昨年5月に内部に入ることができた石巻
「関電、大飯再稼働なくても電力供給に余力」 えっと思うような記事が、7月18日の中日新聞に出ていた。ところが、その記事はネット上からすぐに消えてしまった。リンク先では「お探しのページが見つかりませんでした」とあり、「中日新聞のWebの記事の掲載期間は速報ニュース記事は1週間、その他は1カ月が目安となっています」とあるのに、どうしたのだろうか。 この記事の問題意識そのものはよくわかる。ただ、ネット上では、この記事に賛否が出ていた。記事に無批判に賛同するモノから、記事に異論があるというものまであった。筆者として、書いた記者の気持ちはわかるが、記事中で16日まで関電の電力需給状況の図をわざわざ掲げて、原発なしで対応可能だったと主張していたのはやや勇み足に感じた。 この記事の論法にはやや無理がある。夏の需要ピークは8月なので7月で大丈夫でも何の安心にもならないからだ。今の段階で結論をつけるのはなか
なんということでしょう。リオ会議(Rio+20)は環境の未来を全世界で決めて行く会議で、日本メディアも新聞やテレビで大きく取り上げてきたのに、もっとも衝撃的で環境危機の本当の問題を唯一示し、考えさせられるウルグアイ大統領の本音スピーチを誰も日本語に訳していません! こんな大事なスピーチですので、日本の皆様にも紹介したく未熟ながら翻訳しました。訂正点や思ったことがありましたらコメント欄にお書きください。 もう一つガッカリしたことがあります。 リオ会議に期待を寄せ、Youtubeで各首脳のスピーチや、かの有名な伝説のスピーチをしたサヴァン・スズキさんの映像も見ていました。リオ会議では各国首脳が集まり、地球の未来を議論し合う場なのに、各国首脳は自分のスピーチを終わらせたら、一人一人と消えて行ってしまいました。世界中から何時間もかけてこの場に来ているのに、みな人の話は聞かず自分のスピーチで済ませて
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