ホーム > 企業が新入社員に「自衛隊研修」を受けさせると聞くが、その研修が必要なのは、新人よりもむしろ幹部だ。 毎年春になると、新入社員に自衛隊研修を受けさせる企業が話題になる。 新社会人になったばかりの若者に、団体生活や規律ある生活の重要さを教え、また組織に対して貢献する心構えを学ばせたいというのが、概ねその理由のようだ。 しかしこの自衛隊研修。 敢えて刺激的な言葉を使わせて頂くと、私はこのような企画を考える企業の人事担当者は、よほど仕事ができない人なのではないかと思っている。 なぜなら、そもそもの目的がデタラメだからだ。 まったくもって、新入社員の新人教育として、このような時間の使い方には賛成できない。 ではなぜ私が、新入社員に自衛隊研修を受けさせる目的がデタラメだと考えているのか。 そのお話を始める前に、一人の勇気ある自衛官の決断をご紹介したい。 1等陸佐・黒川雄三の決断 話は199
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