東名のあおり事故、普通の人が陪審員になるという裁判員裁判ということで法曹関係者の皆さん「相当な拡大解釈です」となる危険運転致死傷罪で有罪になった。これぞ陪審員裁判の意義なのかもしれません。ただ逆に求刑の23年がなぜ18年になったのか全く理解出来ない。被告の前後の動向など考えれば情状酌量の余地など無し。もっと心配なのは、高裁や最高裁で裁定が変わること。 ・危険運転致死傷罪の議事録 何度も書いてきた通り危険運転致死傷罪は無理筋。この法案が出来る時の議事録を上にリンクしておくけれど、やはり「運転」しての結果を想定している。プロが裁けば適用されなくなる可能性あります。しかも懲役18年であっても、半数くらいが仮釈放になる。個人的にはクルマを運転している時に適用される道交法じゃなく、クルマを武器として使った刑法犯にすべきだと考えます。 最近は警察もそう考えているようで、あおり運転を暴行という刑法犯で逮