タグ

ブックマーク / yoshinorinie.hatenablog.com (5)

  • 日本のSIerは"フィックスドプライス"型契約から脱却できるか - ジャスミンソフト日記

    日経コンピュータの人気コラム「北川賢一の眼」2012.11.22号では「黒字の米国とインド、赤字の日」というタイトルで興味深い考察がなされていました。 欧米は「タイム&マテリアル」の契約形態。時間単価による支払い。 日は「フィックスドプライス」型。契約時にプロジェクト全体の価格を定める。受注側は三回の手戻りで赤字の傾向。 この違いは、そのまま市場構成に影響します。昔、「欧米には、日のようなSIerはない」という話題があって驚いたのですが、考えてみれば欧米はユーザー企業主体で、足りないものを外部から取り入れるというスタイルのためでしょう。一方、日SIerは「(ユーザー企業からの)丸投げ」と「(何かあったときでも)全力で対応」という二枚看板を掲げているため、フィックスドプライスの方がユーザー企業にとって都合がいいという事情がありそうです。 フィックスドプライスはユーザー企業にとって

    日本のSIerは"フィックスドプライス"型契約から脱却できるか - ジャスミンソフト日記
    moronbee
    moronbee 2012/12/03
    正しい方向と思うけど。ITに関する夢は一巡しちゃった感もあって関心や支持させること自体が難しい印象。どうなるのかなと。
  • システム開発分野における沖縄の位置づけがさらに変わっていく - ジャスミンソフト日記

    全体的な流れ オフショア開発という概念が登場して以来、これまで沖縄は "ニアショア開発" という切り口で、東京に比較して安い人件費(しかし中国をはじめとするアジア圏全体よりは少し高い)で開発案件を受注するというビジネスモデルを推進してきました。しかし世界市場のスピードは早く、次の10年がどうなるかという予測は困難です。現時点で私が認識している「主流となる考え方」は次のとおりです。 国内の大手SIerは、ますます営業会社化する。 沖縄は開発拠点ではなく、プロジェクト管理拠点としての役割が求められる。 実際の製造工程(プログラミング、テストなど)は沖縄を経由して、中国などアジアで行う。 中国自身も、沿岸部の企業がさらに内陸部へ進出することで、人件費を抑え続ける。 沖縄の位置づけはこれまで、設計技術者を東京へ出張させ、受託部分を切り出して持ち帰るというものでした。製造工程は沖縄で行ってきました。

    システム開発分野における沖縄の位置づけがさらに変わっていく - ジャスミンソフト日記
  • 目先の売上より、自分達の哲学を守ることを優先させよう - ジャスミンソフト日記

    お客様へのシステム提案で、私達ができる方法は大きく二つあります。 Wagby を使って、私達の社員が Wagby 定義ファイルを書き、納品します。 Wagby の使い方をお客様にお伝えし、定期的コンサルを交えて、お客様に構築していただきます。 どちらが売上になるかというと、前者の方です。人が稼働すれば、それだけ工数が発生します。しかし私は、必ずお客様に二つの案を示すように営業に伝えています。後者は極端な話、前者の半分以下の売上になることも珍しくありません。 しかし、私達の存在意義は、お客様が自立できるシステム部門となるためのお手伝いをすることだ、と考えています。 それは一般に「内製化」と呼ばれています。1990年代から始まったオープンシステムの潮流で、お客様自身による内製化は激減しました。その復活を支援するのが当社の使命であり、それを実現できるように Wagby をレベルアップさせていかな

    目先の売上より、自分達の哲学を守ることを優先させよう - ジャスミンソフト日記
    moronbee
    moronbee 2010/05/30
    "品質の高いシステムを、短納期かつ安いコストで構築し、かつ継続的な保守も可能という、現実的な選択肢は「内製化」だということを真正面から提案できる SIer は、まだ多くありません" 応援ブクマ。
  • 東証の新システムが教えてくれること - ジャスミンソフト日記

    少し時期外れのネタですが、東証の新システムについてです。 arrowhead という名称も刺激的ですが、Linux ベースで最高レベルのトランザクションを達成と、技術的にも素晴らしい内容になっています。 しかし、このシステムは私に、「またか...」という残念な気持ちを思い出させるものでした。 それは何かと言えば「お客様は痛い目に会ってはじめて、真剣にシステム開発に向き合う」という事実です。 新システム開発を決断させたきっかけは間違いなく、あの誤発注事件でしょう。システムを発注する側に仕様策定と検証の責任があることを改めて浮き彫りにした結果、最高のシステム開発に結びついたのは、ある意味で皮肉なことです。しかし、類似の話は未だに消えることはありません。 なぜ、このような話がなくならないのか。それはシステム発注側が「仕様を決めずに金額の上限だけ決めて発注し、あとは丸投げ。仕様追加も金額アップは行

    東証の新システムが教えてくれること - ジャスミンソフト日記
    moronbee
    moronbee 2010/03/30
    なるほど。仕様を決める責任を自覚させる、というのも受注側の能力の一つなのですね。
  • インフルエンザ対策支援システムの無償提供を開始します - ジャスミンソフト日記

    企業を対象とした「インフルエンザ対策支援」システムを Wagby で用意してみました。実際に多くの企業に使ってもらいたいと考え、無償提供としています。 http://www.jasminesoft.co.jp/product/influenza.html 前例のないシステムであるため、実際に運用する立場になったつもりで機能を設計してみました。(想像力をどれだけ膨らませられるか?が難しいところです。) 社員の自己申告による日々の健康管理 自分が罹患したら誰に代わってもらうか、を意識した日々の業務スケジュール管理 罹患してしまった場合でも、熱が下がったら自宅で業務を行う可能性を考慮したファイル共有機能 マスクなどの備品管理 今後は、実際にご利用いただけた企業からのご意見をフィードバックしながら、改良を図っていこうと思います。そこは Wagby の強みで、カスタマイズが簡単に行えるという点をアピ

    インフルエンザ対策支援システムの無償提供を開始します - ジャスミンソフト日記
  • 1