私はここ最近、いわゆるシングルページWebアプリケーションのパフォーマンスの最適化に取り組んでいます。そのアプリケーションは非常に動的かつインタラクティブで、新しいCSS3の利点が詰め込まれたものです。単に角丸やグラデーションの効果にとどまらず、影やグラデーション、要素の変形がふんだんに使われており、加えてtransition効果(時間的変化)や多彩な半透明色、疑似要素をベースにしたCSSの巧妙なトリック、それに実験的なCSSの特徴がちりばめられています。 分析する際には、Javascript/DOM側のボトルネックだけではなく、CSSの領域にも踏み込んでみました。上に挙げたすばらしいUIの要素が、パフォーマンスにどのような影響を及ぼしているかを見たかったからです。このアプリケーションのベースにあるJavascriptのロジックは以前(表面的な装飾のないバージョン)からさほど変わってはいま
戦後70年を踏まえ、安倍晋三首相が今夏に発表する談話の検討が始まり、各国が動向を注視している。現在、日本と韓国とは「従軍慰安婦」や「竹島」などでもめているが、このうち従軍慰安婦についてはどのように触れれば良いのか? 大前研一氏が解説する。 * * * 従軍慰安婦問題に関しては、韓国の要人たちから「今や80歳以上の高齢になった彼女たちが存命の間に謝罪してさえもらえばいい」という本音を聞いたことがある。金銭的な補償は韓国政府が十分に行っているので、もう要求していないそうだ。 日本では「強制連行はなかった」とか「どこの国でもやっていた」といった反論をする人たちがいるわけだが、彼女たちにとって「強制か否か」などは、あまり関係がない。そういう環境に追い込んだことについて、日本にひと言、謝ってほしい、それで韓国人は納得するというのである。 したがって安倍談話では「従軍慰安婦の皆さんの不幸な体験と心の傷
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