オーストラリア出身で英スコットランド・エジンバラ在住のアスリート、ディオン・レナードさんは昨年6月、ゴビ砂漠を250キロ走るウルトラマラソンの最中に、「僕と一緒に走ると決めた」小さい子犬と出会った。 砂漠や岩場の道を懸命についてくる小さい雌犬を、レナードさんは「ゴビ」と名付けた。ゴビは1日25キロは一緒に走り、最終的に125キロもレナードさんと走ったという。夜は自分のところへ眠りに来たゴビの様子に、レナードさんはこれは単に子犬が自分につきまとっているだけではない、何か別の意味があるように感じたと話す。