今回のお題は「AOMORIトリエンナーレ2017」。棟方志功の出身地ということで「版画のまち・あおもり」を掲げる青森市が1998年に市政100年を記念してスタートさせた公募展「あおもり版画大賞展」がそのルーツである。2001年からは「あおもり版画トリエンナーレ」と改称し、2007年の3回展からは「あおもり国際版画トリエンナーレ」という名称の国際公募展に。そこから2回の開催を経て、2014年には「AOMORI PRINT トリエンナーレ2014」とみたび変化、「版」をテーマに「作品公募」と空間表現を競う「企画制作公募」の2部門制となる。今年度は「さらに拡張」(開催概要より)し「PRINT」という言葉を削除した「AOMORIトリエンナーレ2017」として開催された。毎回のようにタイトルや内容が変わるためか、正直に言うと青森に住んでいてもなかなか印象の定まりにくいプロジェクトではある★1。今回つ