タグ

ブックマーク / blog.goo.ne.jp/awamori777 (17)

  • 翁長知事を死に追いやった日本政府・沖縄防衛局を決して許さない。 - 海鳴りの島から

    翁長雄志知事が死去した。辺野古新基地建設をめぐり日政府と対峙するなかで、どれだけの心労を抱えてきたか。行政のトップにある者にしか分からない苦悩も多かっただろう。 リスクも責任も負わない立場であれこれ評論するのは簡単だ。しかし、知事となれば一つの決定を下すにも、配慮しなければいけない領域は多岐にわたる。仲井真県政下で作られた県職員の意識も急に変わるわけではない。自民党からすれば裏切り者であり、オール沖縄内部の保守勢力に対する切り崩しも激しかった。 翁長知事の死は直接の原因は病でも、そこまで追い詰めていったのは日政府‣沖縄防衛局による強硬姿勢であり、新基地建設を進めるために安倍政権が沖縄にふるってきた暴力の結果である。翁長知事の死はたんに個人的な死ではない。自らの言いなりにならない者は力でねじ伏せればいい、という日政府・沖縄防衛局の暴力は、沖縄県民全体に向けられているのだ。 翁長知事の冥

    翁長知事を死に追いやった日本政府・沖縄防衛局を決して許さない。 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2018/08/09
    目取眞さん
  • 変わり果てたN1ゲート入り口付近。しかし、あきらめることはない。 - 海鳴りの島から

    23日は午前中所用があり、お昼過ぎから高江に行った。N1ゲート前では工事が続けられ、新たなゲートや監視カメラが設置されていた。さらに坂道沿いに簡単なフェンをが設置する作業が進められていた。 前日まで講義のテントがあったとは思えないような変わりようだが、空から眺めて悲しみと怒りに震えている人もいるだろう。それを思えば、けっして阻止・抗議行動をあきらめることはない。 ゲート周辺の整備が終わると、坂道の途中に見えるオレンジ色のパワーショベルと黄色いキャタピラートラックを使って、砂利を敷き詰める路盤整備が行われる。2011年の3月まで行われたN1の工事では、ゲートが封鎖されていたのと阻止行動で大型ダンプカーが横付けできなかっので、人の手で砂利が入った土のうを運んでいた。そのため入り口から400メートルほどしか砂利を敷き詰めることができなかった。 今回、政府・沖縄防衛局は機動隊を使って、砂利搬入に対

    変わり果てたN1ゲート入り口付近。しかし、あきらめることはない。 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2016/07/24
    目取眞さんすごい。“機動隊員のパンチはすべてかわしているが、こぶしで殴り掛かってきた事実は映像の通りなので糾弾したい。”
  • 多くの皆さんの支援と激励に感謝します。 - 海鳴りの島から

    3日は午後からキャンプ・シュワーブのゲート前に行き、集まっていた皆さんに、海上保安庁に逮捕されていた際の支援と激励に感謝した。 マイクを渡されたので、1日のカヌーの行動の際、長崎(辺野古岬)付近で米軍の警備員に拘束され、その後、米軍基地内に8時間近く監禁状態にあったことや、辺野古代執行訴訟で国と沖縄県が和解し、翁長知事の埋め立て所運取り消しが効力を取り戻したにもかかわらず、大浦湾のスパッド台船などを撤去せず、フロートも張り巡らしたままであることの不当性などを話した。 それに対する抗議として現在のカヌーの活動があり、作業中断以降は台船に近づいても海保は規制をしない中で、軍警備員が先走って拘束したものの、名護署や海保は引き取ろうとせずに混乱したことなど、逮捕がいかにでたらめであるか、について話した。 前日2日は早朝から夜8時過ぎまで、中城海上保安部に多くの皆さんが集まり、激励と抗議の声をあげて

    多くの皆さんの支援と激励に感謝します。 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2016/04/03
    目取真さんからのメッセージ。
  • 次の段階に飛躍するために - 海鳴りの島から

    9月に入り、名護市では市議会議員選挙の真っ最中である。稲嶺進市長を支える与党が多数を維持できるかが焦点だが、日政府、仲井真弘多知事、自民党中央と県連が、与党切り崩しのために奔走しているのは言うまでもない。辺野古新基地建設問題を争点からはずし、政府・県政と一体となって経済振興を、というのは、これまでもくり返されてきた手法だ。使い古された「アメとムチ」の手法にNO!を突きつけましょう。 9月7日の投票日に向け、市内では宣伝カーが走り回っている。候補者名を連呼するスピーカー音は、時折浜まで聞こえてくる。1日のカヌー隊は、午前9時前に辺野古の浜を出発して、辺野古崎南側のスパッド台船に向かった。この日は海底ボーリング作業に抗議しながら、海上保安庁の動きを観察した。 スパッド台船は二重のフロートに守られているが、先週8月30日の大行動の際には、フロート内に海保のボートが2隻入っていた。1日はそれが4

    次の段階に飛躍するために - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2014/09/02
    そう、飛躍するための助走は始まっている。
  • キャンプ・シュワブゲート前に危険な鉄板を設置したことについての沖縄防衛局の説明 - 海鳴りの島から

    沖縄防衛局がキャンプ・シュワブのゲート前に、住民を排除することを狙って、危険な鉄板を設置したことが問題となっている。この件について、沖縄防衛局の現場責任者のNさんに話を聞いたので、ぜひ見てほしい。 https://www.youtube.com/watch?v=Ig-JSAK3ibA&feature=youtu.be 沖縄防衛局の現場責任者の説明は、とうてい納得できるものではない。私はこれまで北部訓練場のメインゲート前に長期間立ってきたが、赤土流出問題が大きく取り上げられた同訓練場でも、ゲート前にこういう鉄板は設置されていない。キャンプ・ハンセンや嘉手納基地など、ほかの米軍基地のゲート前にもない。 この鉄板が設置されたのは、ゲート前での監視・抗議行動が始まってからだ。しかも、設置された場所は米軍への提供区域外であり、県民がいつでも自由に出入りしていい場所だ。だからこそ、これまでこの場所を使

    キャンプ・シュワブゲート前に危険な鉄板を設置したことについての沖縄防衛局の説明 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2014/07/30
    沖縄防衛局のやることは常軌を逸している
  • 11月19日の高江の様子 - 海鳴りの島から

    19日は前日からの泊まり込み組を含め、早朝から多くの人が高江に集まった。人が多ければそれだけ要所を押さえて広範囲で監視活動できる。栄養会を兼ねた北部訓練場メインゲート前での行動呼びかけに、沖縄防衛局も敏感に反応したようだ。19日は大米建設や下請けの業者は姿を現さず、N4地区でのオスプレイパッド建設は行われなかった。 監視活動のあと、午前10時頃から集会を開き、メインゲート前で座り込みを行った。オスプレイの強行配備や我が物顔で行われている訓練、オスプレイパッドの建設工事に抗議して、2時間余にわたってゲート前を占拠した。座り込みの間には、警察の圧力をはね返しながら、参加者のあいさつや歌声が続いた。N4の工事現場では、すでに30センチほどの厚さに砂利が敷かれているとのこと。強い危機感を持って、工事を止めるための行動に継続して参加してほしい、という呼びかけがなされた。 昼は交替してシシ鍋の差し入

    11月19日の高江の様子 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2012/12/20
    戦争と殺戮の訓練の場である北部訓練場の撤去、返還を求めて、主体的に行動しましょう。
  • 10月30日の高江の様子 - 海鳴りの島から

    高江の住民や泊まり込んでいる支援者の話によれば、昨日(29日)はMV22オスプレイの夜間訓練が高江でも行われたという。住民の生活はもとより、ヤンバルの森に棲む生き物たちにも爆音は悪影響を与える。日に日にエスカレートしていくオスプレイの訓練だけでなく、騒がしいのは他にもある。30日は早朝から、北部訓練場で演習を行っている米兵たちの叫び声や銃声が、監視行動を行っている住民・支援者の耳にも届き、ヤンバルの森の静謐さを破っていた。 午前7時過ぎに、新川ダムの奥で待機していた建設業者の車両(レンタカー)を発見した。いつも高江にやってくる若い運転手が1人で乗っていて、見つかると山道を飛ばして逃げていった。そこで他の作業員と落ち合う予定だったのかもしれない。レンタカーが見つかったため、別の車を使いN4のオスプレイパッド建設現場に作業員を送り込んだようだ。残念ながら作業は止められなかったが、明日以降、監視

    10月30日の高江の様子 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2012/10/31
    「沖縄戦から67年が経っても、いまだ米軍車両が我が物顔で県道を通っていく光景の異常さに、鈍感であってはなりません」
  • 10月29日の高江の様子 - 海鳴りの島から

    29日は西の山際に月が輝く時刻からオスプレイパッド建設阻止の取り組みが行われた。午前9時50分頃、レンタカーで大米建設の業者(下請け含む)5人がやってきて、N4の北側800メートルほどの地点で4人の作業員が下りた。森に入る姿を確認し、住民・支援者で体制を取って、N4に移動するのを止めるよう呼びかける。こちらの取り組みで4人の作業員は森の中でバラバラになり、1人がはぐれて迷ってしまい、N4の工事現場に到着するのが遅れた。そのため午前中の作業は行われなかった。 午後から作業は行われたが、重機は正味2時間ほどしか動いていない。オスプレイパッドの建設現場に入られるにしても、相手の動きをつかめたのとつかめなかったのとでは大きな差が出る。沖縄防衛局・建設業者は同じ手法を二度続けることはない。動きをつかまれないように向こうも必死だが、29日はレンタカーの動きをつかんで対処し、思うように工事をさせなかった

    10月29日の高江の様子 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2012/10/30
    「東村村長をはじめ県内の自治体首長らは、東京に大挙して抗議行動に行く前に、まずは高江のオスプレイパッド建設に反対の意思表示をすべきだ」
  • むるかいじちばいみそーらな - 海鳴りの島から

    16日は朝から高江に行った。前日、N4でヘリパッド建設工事が再開されたことを知り、朝6時半に起きて出かけたのだが、工事の動きはなかった。15日は高江の皆さんや急きょ駆けつけた支援者の努力で、パワーショベルを作業現場に入れることはい止めている。重機類を入れないと格的な作業はできないので、沖縄防衛局は今頃、現場入口突破の画策を進めているはずだ。 野田首相がオバマ大統領に辺野古の環境アセス評価書の年内提出を約束したり、オスプレイの沖縄配備が2012年夏に前倒しになるという報道がなされたり、日米両政府の高圧的な姿勢が目立つ。辺野古と高江の動きは連動している。政府はくり返し閣僚を沖縄に送って情報収集し、県や名護市、東村、反対運動や誘致派の力量、県民世論などの分析を深め、工事強行に踏み切れるかどうかを検討しているのだろう。 元米国務省日部長のケビン・メアは『決断できない日』の中で、辺野古や高江

    むるかいじちばいみそーらな - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2011/11/17
    “自民党や公明党の本音は、民主党政権の間に高江や辺野古の工事を強行させ、自分たちは泥をかぶらずに次の総選挙で政権を奪い取ることにある”_同じ思惑で県知事らは反対し続けるだろう。
  • 「復帰」直後の沖縄の声 - 海鳴りの島から

    1972年5月15日に沖縄の施政権が返還されてから来年は40年を迎える。辺野古新基地建設に向けて、日政府は年内に環境アセスメントの評価書を沖縄県に提出し、来年6月を目途に埋め立てを申請する方針を打ち出している。 日政府がスケジュール通りに進めるなら、5・15平和行進が行われる5月中旬から沖縄戦慰霊の日がある6月にかけて、日政府と沖縄の間で緊迫した状況が作り出される。6月には県議会議員選挙もあり、「日復帰」40年を迎える来年は沖縄にとって、日米両政府の沖縄統治のあり方を根から問う、まさに大きな節目となるはずだ。 施政権返還直後の沖縄を撮ったニュース映像がユーチューブにアップされている。 http://www.youtube.com/watch?v=WGP4_hKfsjg&feature=related 当時私は小学校6年生だった。映像の中でマチヤグヮーで買い物をしている子どもたちの

    「復帰」直後の沖縄の声 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2011/10/31
  • 消された争点 - 海鳴りの島から

    7月1日の名護は午前中から雨が降り続き、時折雷が鳴って梅雨に戻ったような天気だった。高江ではヘリパッドの建設工事再開を警戒して多くの人が集まり、いくつかのブログで現地のようすを確かめながら一日を過ごした。今日は工事の動きはなかったようだが、これから気の抜けない日が続く。 多くの人が指摘しているように、高江のヘリパッド建設計画と辺野古の新基地建設計画は連動している。普天間基地の老朽化したヘリコプターに替えて、2012年10月から沖縄にはMV22オスプレイの配備が予定されている。同機は辺野古新基地を拠点に高江ヘリパッド、伊江島補助飛行場、キャンプ・ハンセンを結んで訓練することが予想される。高江と辺野古の二つの計画が日米両政府の思惑通りに実現されてしまえば、ヤンバル上空をオスプレイが飛び回ることになる。そのようなことを許してはならないし、普天間基地が固定化されて宜野湾市上空をオスプレイが飛び回る

    消された争点 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2010/07/07
    [2010参院選/沖縄]
  • 名護市民学習会のようす - 海鳴りの島から

    5月21日に開かれた名護市民学習会/緊急フォーラム「米軍普天間基地 県内移設の問題点」は、緊急の取り組みにもかかわらず会場の名護市民会館中ホールを500名の参加者(主催者発表)で埋めた。 冒頭にあいさつした実行委員会の渡久地裕徳氏。400年前の薩摩の侵攻以来、沖縄はどれだけ哀れをさせられたか、とヤマトゥの沖縄差別を厳しい口調で批判した。鳩山政権が名護市に新たな基地負担を強いようとすることに反対し、子や孫たちをこれ以上哀れさせてはならない、と訴えた。 フォーラムでは各パネリストから米軍再編の内実や宜野湾市、名護市での取り組み、在沖海兵隊の実態と抑止力論の問題、島田懇談会事業や北部振興策など基地に依存する経済の問題などが提起され、会場からの質問や要望もまじえて議論が交わされた。 会場からは稲嶺市長に対し、23日の鳩山首相と北部市町村長との会談は、辺野古「移設」のアリバイ作りに利用されるので参加

    名護市民学習会のようす - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2010/05/23
    がんばれ、あきらめるな
  • 〈辺野古移設反対〉の虚々実々 - 海鳴りの島から

    2月6日付琉球新報に掲載された〈佐藤優のウチナー評論〉で、佐藤氏が次のように書いている。民主党の小沢一郎幹事長不起訴を受けてのものだ。 〈沖縄としては小沢不起訴の結果を最大限に活用すべきだ。小沢氏と同じく辺野古移設に反対の立場を取る鈴木宗男衆議院外務委員長に外交委員会として正式に沖縄訪問することを働き掛け、普天間問題について沖縄の民意をより強く反映させる環境をつくるべきだ〉 同評論の中で佐藤氏は、小沢幹事長が〈米海兵隊普天間飛行場の辺野古への移設に反対する意向を持っている〉ことを強調している。一方で、小沢氏が「移設」先として下地島や伊江島に言及したとされることについて、つまり「県内移設」を考えている可能性があることについては一切触れていない。 それは鈴木宗男議員についても言える。佐藤氏は〈小沢氏と同じく辺野古移設に反対の立場を取る鈴木宗男衆議院外務委員長〉と書く。しかし、鈴木氏が同時に次の

    〈辺野古移設反対〉の虚々実々 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2010/02/08
    いい評論。
  • 下地島空港への小沢発言 - 海鳴りの島から

    2010年も明けて4日になる。名護市では市長選挙に向けてポスターが張りめぐらされ、宣伝カーから流れるマイクの音が絶え間なく聞こえている。 昨年末に民主党の小沢幹事長が、普天間基地の「移設」先として伊江島と下地島の名前を挙げていることが報道された。辺野古新基地建設阻止はもちろんのこと、「県内移設」という名のたらい回しをどこにも許してはならないと考えるが、小沢発言については、普天間基地「移設」だけでなく先島への自衛隊配備との関係でも注意を要する。 2005年3月に当時の伊良部町議会が「自衛隊誘致決議」を行った。それに対し島民は即座に反対運動を起こし、議員たちは厳しい追及を受けて、決議は白紙撤回された。 その後、伊良部町は平良市などと合併して宮古島市となり、現在は市長も保守系に替わっている。地元には陸上自衛隊の誘致をめざす組織もあり、宮古島出身の下地幹郎議員(国民新党政調会長)が政権与党の一員と

    下地島空港への小沢発言 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2010/01/05
    「沖縄における基地・防衛利権と政界再編が絡む動きが、4年前の名護市長選挙」云々っていうのは、どういう陰謀論やら
  • 岡田外相と「市民との対話集会」 全面公開 1 - 海鳴りの島から

    以下に載せるのは、12月5日(土)に名護市大西区公民館で午後3時から4時まで行われた岡田外務大臣と「市民との対話集会」をテープ起こししたものです。冒頭部分が一部欠落しています。また、会場からの発言はマイクが使われていなかったので聞き取りづらく、意味をつかめなかったところは…(一部不明)…と記してあります。 なお同「対話集会」はあらかじめ民主党県連によって選ばれた市民が参加し、それ以外の市民は参加を希望しても拒否されました。また、冒頭部分を除いてはマスコミにも非公開で行われました。 岡田外相:まあ実質的には戦後初めてと言ってもいいと思いますが、政権交代が見事に実現をして、鳩山政権のもとで私が外務大臣を務めることになりました。あれから2カ月以上経ちますけれども、この間、懸命に頑張ってきたつもりでございます。今日はその中でもですね、沖縄に関わる問題を中心に、ぜひ皆さまの率直なご意見を聞かせていた

    岡田外相と「市民との対話集会」 全面公開 1 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2009/12/06
    ごくろうさまです。貴重な記録。
  • NHK「視点・論点」を見て - 海鳴りの島から

    昨日(26日)夜のNHK「視点・論点」で琉球大学教授の我部政明氏が、〈「普天間移設」を考える1〉と題してグアムへの「国外移転」について論じていた。2000年の九州・沖縄サミットで来沖したクリントン米大統領が、〈沖縄における米軍の足跡を減らす〉と基地の整理・縮小を表明したことを冒頭に上げ、辺野古への移設は〈足跡を減らす〉ことにはならない、沖縄には海兵隊の新しい飛行場を造る場所はない、と述べた。 そして、ベルリンの壁崩壊から20年、同時多発テロから8年が経過した今日、戦争の形態が正規軍同士の格的な戦争から非対称的な対テロ戦争に変化し、在沖海兵隊の役割や位置づけも変化している。陸海空一体となった運用を必要とする海兵隊部隊にとって、強襲揚陸艦は佐世保を母港とし、沖縄に新しい飛行場が造れないとすれば、むしろ沖縄から全面撤退してグアムに建設される基地に移る方が、軍事的にも合理性がある。 10分の主張

    NHK「視点・論点」を見て - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2009/11/27
    とてもわかりやすい、いい番組だったんだろうと思う。“ただでは治まらない”ことを伝え広め深めていきたい。
  • 政局の流動化と沖縄の状況 - 海鳴りの島から

    写真は嘉手納基地で開かれたアメリカンフェスト2009で一般公開された自衛隊のF15戦闘機。アメリカンフェストで自衛隊機を見せるのは、日米の軍事的一体化を印象づけようとするものだろう。航空自衛隊那覇基地は今年3月12日にF4戦闘機からF15戦闘機への配備替えが完了し、任務交代式が行われた。対中国の基地機能強化が進められている。 自民党の混乱と自壊ぶりを見ていると、まさに末期症状としか言いようがないが、沖縄では県建設業協会の政治団体が次期衆院選挙の対応を自主投票としたことが話題になっている。保守系候補者の分裂や政権交代への対応、不況や談合問題による組織力の低下など、いくつかの理由が挙げられているが、自民党の「集票マシン」としてこれまで沖縄で果たしてきた役割を思えば、沖縄でも政治の流動化が進んでいることを実感させる。 しかし、県建設業界のこのような動きは、辺野古新基地建設を巨額の利権が動く公共工

    政局の流動化と沖縄の状況 - 海鳴りの島から
    nagonagu
    nagonagu 2009/07/18
  • 1