7日、ガラス床が落下した吊り橋と、取り残された観光客。(延辺=新華社配信) 【新華社長春5月8日】中国吉林省延辺朝鮮族自治州竜井(りゅうせい)市の琵岩山文化観光風景区で7日午後0時45分(日本時間同1時45分)ごろ、強い対流が発生した影響で吊り橋のガラス床が落下し、観光客1人が取り残された。観光客は同日午後1時20分(日本時間同2時20分)ごろ、駆け付けた救助隊によって無事救出された。 同風景区は事故発生後、閉鎖されており、現地では全てのアミューズメント施設の全面的で徹底した安全点検を実施。調査と事後処理に全力を挙げ、新たな事実が判明した場合、速やかに公表するとしている。 吊り橋は長さ400メートルで、地上からの高さは100メートル以上ある。床がガラスになっていて、骨組みや眼下の景色を直接見ることができる。(記者/段続、高楠、金津秀)