第54回 マイIME 2011年4月15日 ITハッキングデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITハッキングデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) パソコンで日本語を入力する方法については長い研究開発の歴史があります。日本で最初のワープロのためにかな漢字変換方式が考案されたのをはじめとして、様々な種類の日本語入力手法が開発されてきました。 現在のパソコンで日本語入力するときは「Microsoft IME」「ことえり」「ATOK」などの日本語入力システムが広く使われています。これら以外にも各種の日本語入力システムが提案されたり販売されたりしていますが、その種類はあまり多いとはいえず、普通のユーザにとって選択の余地は大きくないのが現状です。 かな漢字変換システムのような高度な自然言語処理システムを作成するのは困難だということが、パソコンの日本語入力システムの種