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なるほどと政治に関するnelnal_memoのブックマーク (45)

  • 日本、大人になる:村上龍がNYタイムズに寄稿した文章

    、大人になる 先週、民主党が、半世紀近くもずっと政権を握っていた自民党を政権から追いやったとき、一部報道機関は革命であると評した。 古い人たちはいなくなり、新鮮な風が吹き込んだ。 でもどうして人々は嬉しそうに見えないのか? どんな政府あっても彼らの問題を解決してくれないことを、日人は認識しつつあるからだ。 しかし、これはいいことである。日はついに成長しているのだ。 メディアは街頭にレポーターを派遣して、新しい政権に何を期待するか聞いている。 人々はマイクに近づき、「景気をよくしてほしい」「社会保障を充実させてほしい」「失業問題を解決して欲しい」などと率直に述べる。 しかし彼らの表情は憂そうで、これらの意見にどこか偽りがあるような感じがする。 昔は、政府が私たちの問題を解決することができた。戦後、日の成長の大部分は政府主導であった。 国民は、政府が道路や病院を作り、商売を守り雇用

    日本、大人になる:村上龍がNYタイムズに寄稿した文章
    nelnal_memo
    nelnal_memo 2009/09/10
    村上龍氏の日本に対する批評と変化への期待について。あいかわらず視点が鋭い。しかも文章が良いし。これは今回の選挙で悩んだ人全てに読んで欲しいかも。
  • 政府系研究機関をシンクタンクに - 池田信夫

    民主党政権になって「日最大のシンクタンク」霞ヶ関を使うのは、民主党になりました。他方、もともと政策研究機関をもっていない自民党は徒手空拳となりました。かつての細川政権のときも、国会では政策論争は行なわれず、もっぱら首相の金銭スキャンダルを暴く見苦しい論戦が繰り返されました。これでは二大政党が政策を競うメリットはなく、官僚が政策を実質的に立案する状況は変わりません。 日でもシンクタンクが必要だ、とかねてからいわれていますが、日コンサルは官僚からの委託調査で営業を成り立たせる「研究ゼネコン」と化しているため、霞ヶ関に対抗する存在にはなりえない。政策を立案する独立行政法人として経済社会総合研究所(ESRI)、経済産業研究所(RIETI)、財務総合政策研究所の三つがありますが、規制改革会議でも「機能が重複しており、官庁からの出向研究員が多くて独立性が低い」と指摘されています。 私も2004

    政府系研究機関をシンクタンクに - 池田信夫
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    nelnal_memo 2009/09/06
    官庁の意向に則した研究をしないと圧力をかけられる現在の政府系研究機関のありかたについて。こういう状況じゃ積極的な提言は出てこないし、お金を出すだけむだと言ってもいい。もっと自由な空気が必要。
  • 小沢一郎氏の“本当の功績” - Chikirinの日記

    国民の多くが自民党に呆れかえっていたし、怒っていた。安倍、福田、麻生と続いた“とんでも3代”に驚愕させられたし、小泉氏まで息子に地盤を継がせると言い出して困惑させられた。自民党は“自爆”した。 しかし、大接戦選挙区で大物代議士に競い勝ち、最後の30議席を上乗せしたのは、小沢さんの巧みな選挙戦術に寄るところが大きい。自民党&公明党の大物議員にぶつけられた民主党の候補者達は“特定の選挙区のために誂えられた”かのような効果的な対抗馬ばかりだった。 当選後にこれら若手新人当選者の中に、前回の自民党の大勝の時にいたような「アホ丸出しで騒いでいる素人」が目立たなかったのも、小沢氏が細部に渡るまで気を配った結果だろう。 選挙から一夜明けた昨日の朝、多くの民主党若手当選者が(おそらく徹夜であろうに)朝から駅前でお礼演説をしている映像が、全国あちこちの選挙区からいくつも報道されていた。それをみて「指導の行き

    小沢一郎氏の“本当の功績” - Chikirinの日記
    nelnal_memo
    nelnal_memo 2009/09/02
    なかなか興味深い考察。確かに未来を語るのにあんまり高齢の方が行うと・・・ねぇ。あとは自分たちの希望を託せる同世代の政治家が居れば若者ももっと選挙に行くのでは。もう少し、世代間問題を煽れないかなぁ
  • 霞ヶ関というITゼネコン - 池田信夫 blog

    民主党の圧勝は、予想以上に大きな変化をもたらすかもしれない。ここまで大差になれば、参議院のねじれも自民党からの鞍替えや公明党の「中立化」によって解決でき、実質的に民主党単独政権になる可能性がある。そうなれば、小沢一郎氏の悲願だった「強い与党」として、思い切った改革もできよう。特に重要なのは、民主党がマニフェストにかかげた「官僚主導の政治の打破」である。 その試金石は、すぐやってくる。来年度予算の編成だ。例年なら、きょう概算要求が出そろって省庁間の話し合いも7割ぐらいついているが、今年は民主党が「国家戦略局」によってゼロベースで見直すとしているので、各省庁とも骨格しか出していない。新組織は「戦略室」として発足を急ぐそうだが、スタッフの人事が完了するには、どう急いでも1ヶ月はかかる。正味3ヶ月で一般会計+特別会計の200兆円をゼロから見直すのは、現実には無理だろう。細川政権のときも、政権が成

    nelnal_memo
    nelnal_memo 2009/08/31
    何か縄張り意識が強いっていうか、根っからの農耕民族なんだなぁ と読みながら思った。基本的にコラボレーションが苦手だよねぇ。
  • 選挙には行かない - TAKUYAONLINE

    感想もうずっと選挙には行ってない。今度のやつももちろん行かない。「とにかくみんな選挙に行くべき!」とか力説してる人よくいるけど、仮に投票率が100%になったとして、それでこの国の政治がまともになると思ってるなら、それはちょっと脳天気すぎるんじゃねーの。若干中2っぽくて恐縮ですが、やっぱこの国は国民があらかたダメだからもう何をどうしたって希望はないと思うんだよね。この国でより多くの人が政治に参加したところで、国民の総意を反映した健全な衆愚政治が始まるだけなんじゃないかな。もちろん今積極的に選挙に行ってる層は、老人だったり利権や信仰を守りたい人だったりが多いんだろうし、その偏った形があるべき姿だとはぜんぜん思わないけど、じゃあそうじゃない人たちが選挙に行くようになったとして、その先に何があるのかって話だよ。教養もなく良心もなく品もない、アリンコほどの思想も持たない利己的な人たちの票が集まったと

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    nelnal_memo 2009/08/26
    一つの合理的な判断だと思う。政治に期待をかけるならその分自分に期待をかけた方が良い。選挙=政治と思ってる人が多いが選挙以外にも方法はある。むしろこの悲観が多少ましになる様に政府に頑張って欲しい。
  • 選挙投票日の出口調査は禁止すべきではないか? | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

    これは異議申し立てしたい問題の一部でもあるが、率直に言って、このダイヤモンド・オンラインの原稿でも、特に公示期間中は選挙に関連した話題を自由に書くわけには行かない。だが、選挙に対する関心は投票が終わると急にしぼむように低下する。今のうちに是非言っておきたい選挙の問題が幾つかある。 選挙の開票速報は、自分が立候補したわけでもなければ、競馬のように馬券を買っているわけでもないのに興奮を覚えながら画面の前に釘付けになる天然の娯楽番組だが、近年、「当確」が出るのが非常に早くなっている。有力候補の場合、開票の第一報と共に「当確」が出ることが珍しくない。テレビ的に、当確は早い方が価値がある。各局は当確の早打ちために競争していると見ても間違いではないだろう。 当確打ちの重要な根拠となっているのが、選挙当日に投票所の出口付近で行う(社によっては期日前投票も調査する)いわゆる「出口調査」だ。これに各社の

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    nelnal_memo 2009/08/26
    結局選挙自体がメディアの収益手段として良い様に使われていることか。多くの投票者にとって早くて良いことなんてホントはないし、あくまでショーを盛り上げて視聴率を稼ぐって視点になってる気がする。
  • スウェーデン・モデルは成功か失敗か 福祉大国「素顔」を現地ルポ | JBpress (ジェイビープレス)

    社会福祉大国スウェーデン。税金と社会保険料負担が国内総生産(GDP)の50%という巨大な公共部門を抱え、年金や児童手当、傷病手当などの現金給付を国の事業(社会保険)として行い、全ての国民に平等で良質の生活を保障する社会を実現した。しかし2008年以降の世界経済危機は、スウェーデン・モデルの根幹を揺るがし始めている。福祉大国の「素顔」を現地から報告する。 スウェーデンの教育は、私立も含めて小学校から大学院まで無料である。昨年、長男が小学校に入学したところ、教科書や教材はもちろん給まで無償だし、個人が使うノートさえ支給された。コミューン(自治体)によっては、通学定期ももらえるという。 「学校で使う鉛筆や消しゴムを買わなくていいのか」「長男はなぜ手ぶらで通学しているのかなあ」 と不思議に思っていたら、学用品は全て学校側が用意していた。1クラスは十数人程度で、教室には楕円形の大きな机。その真ん中

    スウェーデン・モデルは成功か失敗か 福祉大国「素顔」を現地ルポ | JBpress (ジェイビープレス)
    nelnal_memo
    nelnal_memo 2009/08/26
    こういう社会だと少ない資源(人・モノ)を多数で共有することが前提になってるよね。まず、その国の社会がそれが受け入れられるかが問題かな。日本だとさらに外に出て行かなくなりそうなシステムでもある。
  • 小泉純一郎氏の教訓 - 池田信夫

    岡田さんもいうように、今やごく普通の国民にとっても、バラマキのありがたみより政府の借金の不安のほうが大きいでしょう。朝日新聞の世論調査でも、図のように子供手当や高速無料化などへの評価は否定的で、むしろ消費税の引き上げに対する評価がもっとも高い。政治家が思っているほど、有権者はバカではないのです。 同じようなことは、2001年に小泉純一郎氏が首相になったときも見られました。小渕内閣の巨額の財政政策によって、財政赤字が危機的な水準になったことに対して、「小さな政府」を掲げて緊縮財政を約束した小泉氏が国民の圧倒的な支持を受けたのは、バラマキの財源は結局、自分たちの払う税金だということを知っていたからです。子供手当だろうと景気対策だろうと、財政政策は質的にはゼロサムの所得再分配にすぎない。それが富を増やす効果はないのです。 たぶん鳩山由紀夫氏は、これぐらいのロジックは知っているでしょう(麻生氏は

    小泉純一郎氏の教訓 - 池田信夫
    nelnal_memo
    nelnal_memo 2009/08/18
    政策提言の失敗について。限界の見えない不確実性より、限界のはっきりしているリスクを好むというのは納得。結局民主党への不安感って1.財政赤字の拡大2.完了との不和による機能不全3.責任の放棄 とかかなぁ。
  • 民主党の子ども手当とベーシックインカム

    今回の民主党の選挙公約の中で、実現しそうなもので且つ最も効果の大きな政策は中学卒業までの子供一人当たり月2万6千円支払うという子ども手当だろう(但し、来年度は半額の1万3千円だという。なぜ?)。年間では31万2千円、子供が二人いると62万4千円の手当になり、勤労世帯の平均年収が4百万円台の前半であることを考えると、かなりのインパクトがある。 民主党のマニフェストの計算によると平成23年度から年間5兆5千億円が支給されることになっており、先般の定額給付金の2兆円・一回限りに較べるとかなり大きいし、手当が支給される家庭では、継続的な収入となるので、それなりの消費拡大効果があるだろう。財政が介在することを長期的に中立と見ると、国民の誰かが払った税金が別の国民に渡るだけだから、支給額だけ消費が増える訳ではないが、大まかにいえば高所得家庭から低所得家庭への所得移転になるので、後者の消費性向がより大き

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    nelnal_memo 2009/08/14
    民主党マニフェストの子ども手当に対する評価。概ねこの政策提言については評価しているようだ。今までの支援策に比べると直接的で効果も期待出来るしねぇ。成長を支えるのは若手の増加なのでこれはありだと思う
  • 「変な国」から脱却する方策 - 松本徹三

    池田先生は日が「変な国」になっていく事を危惧しておられますが、実は、日はもともと少し「変な国」なのであって、「これから脱却する路線になかなか乗れないでいる」というのが、もっと正確な言い方ではないでしょうか? 諸外国の識者はずっと以前からその事を知っていますが、「何故脱却できないのか」については、どうしても答が見出せないでいるようです。従って、その帰結していくところは、日に対する「関心の希薄化」であり、「良いか悪いかは別として、分かりやすい中国」の陰に、日はますます埋没していこうとしています。 日の多くの人達が見落としているのは、池田先生もご指摘の通り、「かつての高度成長を可能にした世界の産業と市場の構造が最早存在せず、異なった環境下での競争が既に始まっている」という単純な事実です。 それでも、「不勉強で、深く考えるのが不得手なのに、何か一言言ってみたい」人達は多いようで、この人達

    「変な国」から脱却する方策 - 松本徹三
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    nelnal_memo 2009/08/10
    日本の政治をどう正常化すれば良いかの考察。結局事実をしっかり見て良否を判断することが大事な訳だが、その判断をする時にどうしてもそれぞれの主観が入ってしまうことで問題になるんだよなぁ。
  • 日本は「変な国」になってゆく - 池田信夫

    きょうEconomist誌の記者の取材を受けました。彼の疑問は「日経済がやるべきことは、ずっと前からわかっているのに、なぜちっとも前に進まないのか?」ということなのですが、答に困りました。Economist誌(あるいは経済学者)にはわかりきったことでも、そういう問題が問題と認識されないことが日の問題なのだ、ということをあらためて認識したので、英文ブログにまとめました。 たとえば労働市場を柔軟にしないと非正規雇用の問題は解決しないということは、東京支局長の彼から見ると自明の理で、労働市場の改革はイギリスの労働党でさえ取り組んだテーマです。ところが民主党は派遣労働を禁止しようとしているというと、彼は「民主党は何を考えているのか。連合のエージェントなのか」。労働市場が日経済のボトルネックになっているという認識は、彼も共有しているようです。 「資市場はどうか。もう規制はほとんどないのに、企

    日本は「変な国」になってゆく - 池田信夫
    nelnal_memo
    nelnal_memo 2009/08/08
    Economist誌のインタビューを受けての記事。確かにEconomistが正しいとは限らないが、日本の経済・社会が上手く回ってないことが中から見ても外から見ても分かる訳でそれを是正しないことへの批判だよね。
  • 誰から取り、誰に与えるか - 池田信夫 blog

    きのうの「アゴラ起業塾」では時節柄、選挙の話が出た。堀江さんは「自民党も民主党も、老人のための政策しか掲げていない。40歳以上が人口の半数を占め、投票率も老人のほうがずっと高いので、若者はい物にされる運命だ」といっていた。きのう出た自民党のマニフェストも、「責任力」をうたいながら長期の政策は何もなく、消費税の引き上げすらぼかしてしまう無責任なものだ。 「格差社会」が叫ばれ、選挙では所得再分配の政策ばかり出てくるが、書も明らかにするように、日の最大の格差は世代間格差である。賦課方式の年金というのは「国営ネズミ講」であり、人口増加と成長が止まると破綻する。ところが政治家が好むのは、個人間格差を埋める子供手当のようなバラマキ福祉や地域間格差を埋める地方への補助金だ。 著者は世代間格差の最大の原因となっている年金制度について、時間をかけて個人勘定に移行すべきだと提案している。その場合、自

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    nelnal_memo 2009/08/02
    所得の再分配についての話。確かにどんなに均等に分配している様に見せても赤字国債を発行した時点で均等に分配されたことにならないなぁ。
  • 自民党は失敗、民主党はイマイチ マーケティング視点で解散後会見を採点! | 岸博幸のクリエイティブ国富論 | ダイヤモンド・オンライン

    1 2 自民党は失敗、民主党はイマイチ マーケティング視点で解散後会見を採点! 皆さん、申し訳ありません。今回も論であるメディア論はお休みにさせていただき、政治関連のテーマを扱います。 その理由は、21日の衆議院解散後の麻生総理の記者会見には考えさせられる点が多かったからです。 政治でもマーケティングは重要 今や当たり前のことですが、政治、特に選挙ではマーケティングの考え方が非常に重要です。だからこそ、米国では、選挙に際してマーケティングのプロフェッショナルのチームを活用することが当たり前となっています。オバマが大統領選でインターネットをうまく活用したというのも、マーケティングのツールとしてネットを最適な形で使いこなしたと整理することが出来ます。 翻って日の選挙を見ると、ネット選挙が認められていないだけでなく、マーケティングの知識や手法の導入という観点でも、非常に遅れています

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    nelnal_memo 2009/07/24
    衆院解散時の自民・民主の発言の評。確かに両政党ともイマイチ。「国民の為に」とそれっぽい発言をしているけど全然響かない。マーケティング能力の問題もあると思うが、それ以上に「政治をしてやってる」って感じ
  • 4000万円も損している日本の若者たち 著者インタビュー 森川友義氏 | JBpress (ジェイビープレス)

    「もし若者が事実と真剣に向き合ったら、大暴動が起きるのではないでしょうか。起きない方がおかしいと思いますよ」 異民族弾圧で世界中の耳目を集めたウルムチばかりか、全国で暴動が頻発している中国の話ではない。日のことである。そんな物騒なことを言い出したのは、早稲田大学で政治学を教えている森川友義・国際教養学部教授。「だって、この数字を見ただけで自分たちがいかに損をしているか分かるでしょう」 20代は有権者の3分の2が権利を放棄 森川教授が取り出したのは、今から2年前の参議院選挙での数字だ。 20~35歳未満:約2500万人に対し、約1000万人。 70歳以上:約2000万人に対し、約1300万人。 これらの数字はその年代の人口と2007年に実際に投票に行った人の数の対比である。20代と70代を比べても、35歳未満と70歳以上の数字を比べても、若者の方が人口は多い。ところが、実際に選挙に行ってい

    4000万円も損している日本の若者たち 著者インタビュー 森川友義氏 | JBpress (ジェイビープレス)
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    nelnal_memo 2009/07/22
    郵政解散の時の投票率の高さからみても、選択する楽しみが無いのも投票に行かなくなる原因かもね。マニフェストにしても個別の政策ばかりに焦点があたって、日本をどうデザインするって話はない。政治家が小さい
  • マニフェスト発表を前に「財源の呪縛」を卒業しよう | 山崎元のマルチスコープ | ダイヤモンド・オンライン

    ◆「マニフェスト」はまだなのか? 5日に投票が行われた静岡県知事選では民主党系の川勝平太氏が自民・公明両党が推薦する候補を破って勝った。次点との差は大きくなかったが、民主党サイドが候補者調整に失敗したにも関わらず勝った。民主党の好調・自民党の退潮ぶりが一層明確になった。遠からずある総選挙での、政権交代が現実的なものになって来た。 選挙情勢の分析は筆者の専門外だが、仮に一部報道にあるように東国原宮崎県知事が同県の知事ポストをキャリアの踏み台にして与党側から中央政界進出を目指すような展開になり、漫画好きの首相とお笑い出身の知事が人気取りに注力したとしても、この勢いを止めるのは難しいのではなかろうか。 政権交代となると、今までに出来なかったことが出来るのではないかという夢が膨らむ一方、民主党に行政を任せて大丈夫なのかという不安も頭をもたげる。こうなると何を置いても気になるのが、民主党のマニ

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    nelnal_memo 2009/07/08
    そもそも個別の政策に対して財源を付けるって考え方が支出を増やしてるよなぁ。完全に省庁の言い値で予算が付くわけで、コスト意識に欠けてると思う。この点をどうにかならないものか。
  • 何も破壊しない日本が破壊される - 池田信夫 blog

    最近ブログ界では日に見切りをつける話が流行しているが、Economist誌も日には匙を投げたようだ(要約はいつもの通り適当):日はながく業界を守る「護送船団行政」を続けてきたが、今回も史上最大のバラマキによってそれを続けようとしている。欧米諸国でも似たような政策は行なわれているが、それは例外であり、きびしい批判にさらされている。しかし日では、税金を「ゾンビ企業」に資注入することが当たり前のように受け入れられている。 これはきわめて有害である。日には、利益の出ない会社が多すぎる。たとえば携帯電話メーカーは8社もあり、そのほとんどは赤字だ。こういう企業は自分の首をしめているだけでなく、貴重な資と人材を浪費しているのだ。おかげで日企業のROEはアメリカの半分しかない。 この大不況にあっても、日企業の廃業率は英米の半分しかなく、倒産は15%しか増えないと予想されている。欧州で

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    nelnal_memo 2009/06/20
    結局そういう政策にしているのは政治に興味のない有権者。みんな何となくで人気のある政治家に投票してそのひとが代議士になる。そうして駄目な政治家がゆっくり政治を駄目にする。一気に駄目にならないから尚悪い
  • 在日韓国人の差別と日本の対応 - 北村隆司

    最近の韓国メデイアは、「日では、『在日同胞を差別する手段』と考えられている『外国人登録証制度』を廃止するに当たって、『その代わり、特別在留資格者(殆どが在日韓国人、台湾人)に特別永住者証明書を発給し、常時携行を義務つける』という方向で、これまで話が進んでいた。しかし、この度、 自民党、民主党、公明党の三党は、『常時携行義務を撤回する』方向で暫定合意した」というニュースを、一斉に伝えています。 一方、日の新聞や雑誌を読んでいると、民主党や公明党には、「在日韓国人に参政権も与えろ」と言う論議もあるようです。私には、「在留証明書の常時携行は差別だ」とか、「参政権を在日韓国人に与えなければ差別解消が出来ない」と言う理屈が全く理解出来ません。 在日韓国人社会や韓国政府は、これまで長い間、「在日同胞を、権利と義務の両面で、日人と対等に待遇せよ」と主張し続けてきました。しかし、この論議は、在日韓国

    在日韓国人の差別と日本の対応 - 北村隆司
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    nelnal_memo 2009/06/18
    差別という感情論の難しさとそれを乗り越える理性的な考え方について。差別なりいじめなり確かに被害を受けた当事者の感情は悲しく深い。しかし、「だから」と対価を要求するのは何か違うよな。欲しいものはなにか
  • 意味不明な「世襲制限」 - 池田信夫

    争点らしい争点のない今度の総選挙で、数少ない争点になりそうなのが「世襲制限」です。民主党がマニフェストに入れることを決めたのを受けて、自民党も同じような方針を議論しています。しかし有権者からみると、この議論はよくわからない。 まず両党とも議論しているのは、候補者を公認する基準の話で、世襲を禁じる公職選挙法の改正ではありません(そんな職業選択の自由を奪う法律は不可能)。だとすれば、これは彼らの党内問題で、選挙でアピールすることではないでしょう。企業が「わが社は社長の世襲を禁じます」といっても意味がない。問題は商品の質であり、政党の商品は政策です。世襲であろうとなかろうと、最終的には有権者が選べばよいのです。 第二に、世襲は結果であって原因ではないということです。日では政治家への参入障壁が非常に高いので、普通のサラリーマンが立候補することは不可能に近く、世襲で出る人しかいないのです。かりに当

    意味不明な「世襲制限」 - 池田信夫
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    nelnal_memo 2009/05/28
    自民・民主で言われる「世襲制限」が何の原因解決にもならないという話。資金力がないと立候補もままならない現状は確かに不味いが、企業を休職した人間が当選した時に授受する利益をどうするか・・・と考える
  • 今の日本に「友愛」はいらない - 池田信夫

    民主党の代表に、鳩山由紀夫氏が選出されました。私は先日も書いたように岡田氏のほうがましだと思いますが、鳩山氏でも大差ないでしょう。2人とも、大きな政府をめざすリベラル=社民路線という点では変わらないからです。選挙演説では、2人とも「官僚主導からの脱却」を訴えていましたが、実際のマニフェストは旧態依然たる再分配政策。岡田氏は少しそれを見直す姿勢もみせていましたが、鳩山氏の「友愛」はバラマキに親和的です。 いま日が直面している課題は、明治以来150年近く続く「官治国家」から決別することです。これは「経費を見直して無駄を省く」といった政策で実現できることではありません。鳩山氏のいう「公務員の2割削減」が、何のコストもなしにできるはずがない。それは当然、公共サービスの削減をともなうのであり、それに反対する人々を押えることができなければ、「行政のスリム化」はかけ声倒れに終わるでしょう。つまり官僚主

    今の日本に「友愛」はいらない - 池田信夫
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    nelnal_memo 2009/05/17
    国家を信頼し、依存しようとする日本人の国家観・政策意識についての記事。マスコミなんかがあんまり真っ当な政策批判をしないのは明治期・昭和期に言論統制を受けた影響だろうか? それとも単純にマスコミの問題か
  • 小沢一郎氏の失われた16年 - 池田信夫

    小沢一郎氏が民主党の代表を辞任しました。これ自体は予想されたことですが、20年前から彼を見てきた者として、ある種の感慨を抱かざるをえません。 最初に彼に取材したのは、彼が自民党の幹事長だったときですが、実質的に自民党のトップであり、彼の発する「オーラ」はすさまじいものがありました。49歳で総裁に推され、それを断ったのは有名なエピソードですが、これは「急がなくても、自分が実質的に権力の中心だ」という自負があったためだと思われます。しかし金丸問題の処理を誤って派閥が割れてしまい、来は自民党を変えて実現しようとしていた改革を野党でやらざるをえなくなったのが間違いの始まりでした。 私の印象では、自民党時代の小沢氏は「右派」であり、憲法を改正して「普通の国」になり、サッチャー=レーガン的な自由主義改革を実現しようという一貫した理念がありました。ところが1993年に心ならずも結成した連立与党は、およ

    小沢一郎氏の失われた16年 - 池田信夫
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    nelnal_memo 2009/05/12
    最後の明確な対立軸で政策を議論するというのは非常に興味深い。確かに保守かリベラルかの対立軸は既に無いのかも。そして大きな政府と小さな政府の対立軸はかなり分かりやすい話だと思う。