4月3日、3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が12万6000人増と、2013年12月以来の小幅増となった。写真は3月19日、ロサンゼルスで開催された雇用フェアで撮影(2015年 ロイター/Lucy Nicholson) [ワシントン 3日 ロイター] - 米労働省が3日発表した3月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が12万6000人増と、市場予想の24万5000人増を大幅に下回り、2013年12月以来の小幅な増加にとどまった。 雇用増の鈍化を受け、最近確認されている景気減速が一時的要因ではなく基調的な要因による恐れがあるとの懸念が高まり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げ開始を遅らせる可能性がある。 失業率は前月から横ばいの5.5%。約6年半ぶりの低水準にとどまり、市場予想と一致した。 プランテ・モラン・フィナンシャル・アドバイザーズのジム・ベアード最高投資責任者は「ドル高や原油安の影響