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漢字に関するnijuusannmiriのブックマーク (18)

  • 韓国語から日本語をどのように読み出すか?: 極東ブログ

    韓国語の数字を学んでいて思った。韓国語から日語をどのように読み出すか? 話はそういう次第なのでまず数詞から。 韓国語も日語と同様、数を数えるときに、母語の数詞と漢字に由来する数詞の二系がある。ここでは漢数字に注目。日語で言えば、イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、ク、ジュウがあたる。韓国語の場合は、일(イル)、이(イ)、삼(サム)、사(サ)、오(オ)、육(ユク)、칠(チル)、팔(パル)、구(ク)、십(シプ)となる。 起源は漢字の数字なので、その意味では同語源になるはずだが、日と朝鮮がどの時代のどの地域の漢数字を取り入れて、どのように音変化したか、については、私は調べていない。基は同じだろうというくらいしか関心がなかった。 それでも中国語の基も学んでいるので、自然に現代中国語との比較が頭に浮かぶ。1(yī)、2('èr)、3(sān)、4(sì)、5(wǔ)、6(liù)、

    韓国語から日本語をどのように読み出すか?: 極東ブログ
  • 韓国人は漢字が読めないのだろうか?: 極東ブログ

    韓国人は漢字が読めないのだろうか? 答え、人による。たいていは読める、ようだ。それどころか、読める人はかなり読める。もちろん苦手な人はいる。たぶん日人のように常用漢字2136字を読める人は、おそらくそんなには多くないだろう。 とはいえ、常用漢字というのは、日独自の規定でそもそも他の国には当てはまらない。漢字の字形も違うし、訓読みも規定されている。 中国はどうかというと、「常用漢字」と呼んでもそう間違いでもないらしい。以前は「现代汉语常用字表」というのがあったが改訂され、、2013年から「通用规范汉字表」(参照PDF)に統合された。これには8105字が含まれている。常用漢字の4倍もありそうに見えるが、クラスに分かれている。概ね、教育用の1級3500字、出版物用の2級3000字、専門用語用の3級1605字である。日の常用漢字に相当するのは2級と見てよいから、中国で通常使う漢字は日の三倍

  • 駅名をなぜハングルで表示するのだろうか: 極東ブログ

    新宿を歩いていてふと「西武新宿駅」という表記に目が止まった。我知らずという感じである。この時の意識が自分でも不思議なのだが、なぜその表記を見ているのか、理解していない。自分がなぜ?と改めて思ってから我に返る。そこにあるハングル表示が気になっていたことに気がつく。「세이부신주쿠역」 それが「西武新宿駅」の表記であることはわかる。口を突いて読んでみる。「セイブシンジュクヨ」。たしかに。最後の「역」は韓国語の「駅」を意味する言葉で、音の響きからわかるように、元は漢字の「駅」である。 というところで、はぁ?と変な気持ちになった。その時の意識もよく思い出せないが、口をついて今度は中国語で読んでいた。「シーウーシンスーイー(Xīwǔ xīnsù yì)」最後の「駅」は、日語では「站」だから、「シーウーシンスーチャン(xīwǔ xīnsù zhàn)」のほうがいいだろうか。 中国語はいい。漢字を読めば

  • 訓民正音を巡って その3 吏読と宣命体: 極東ブログ

    世宗が訓民正音を公布した理由については、曖昧ではあるが前回、前々回に触れたが、そこで触れなかったもう一つの側面、つまり、書記系の「創案」ではなく、「改良」の観点に立つと、吏読(吏讀)が注目される。 「訓民正音」の原文ではそのことが考慮されていたし、「崔萬理等・諺文創制反對・上疏文」は吏読の維持を求めていた。 原典だが「訓民正音」の鄭麟趾序では吏読(吏讀)はこう触れられている。 吾東方禮樂文章侔擬華夏。但方言俚語、不與之同。學書者患其旨趣之難暁、治獄者病其曲折之難通。昔新羅薛聡、始作吏讀、官府民間、至今行之。然皆假字而用、或澁或窒。非但鄙陋無稽而已、至於言語之間、則不能達其萬一焉。 下して、「昔、新羅薛聡、始めて吏讀を作り、官府民間、今に至り之を行う」ということで、新羅の薛聡が吏読を創案したとしている。 吏読とは何かだが、ここには書かれていない。「崔萬理等・諺文創制反對・上疏文」ではこうある

  • 訓民正音を巡って その2 崔萬理等・諺文創制反對・上疏文: 極東ブログ

    東洋文庫の『訓民正音』(趙義成訳注)(参照)には、訓民正音公布から程なく出された儒者・崔萬理等による諺文創制反對の上疏文も掲載されている。内容について概要は知っていたが、原文を読んでみると、非常に興味深い。思うことを記しておきたい。 まず、崔萬理にとってこの「訓民正音」は「諺文」であった。つまり、「オンモン」である。 庚子。集賢殿副提學崔萬理等、上疏曰、臣等伏覩、諺文制作、至爲神妙、創物運智…… 庚子は、1445年であり、訓民正音公布の翌年。その時点で、「諺文」として認識されていたことがわかる。 ところで当代一の儒学者が諺文制作に反対した理由だが、私などは、儒者の利権侵害のように捉えていたしそうした理解で間違っているとも思えないが、王に対する諫言としてどうかと考えると、やはり政治のコンテクストがオモテに出る。そこが儒者としては真摯に重要だったのかもしれない。 我朝自、祖宗以來、至誠事大、一

    訓民正音を巡って その2 崔萬理等・諺文創制反對・上疏文: 極東ブログ
  • 訓民正音を巡って: 極東ブログ

    朝鮮語(韓国語)の勉強をかねて、訓民正音のことをつらつらと考えている。かつて文字面だけを鵜呑みにして、訓民正音の意味を解していたことと比べると、実際にパッチムの音変化や、中国語学習後に漢文との対比をしてみた経過などから、なんというのか、ぐっと面白さが増してくる。 「ああ、なるほどな」という思いがいくつかぽつぽつと心に湧いてくる。まだ、それらが一つのまとまった考えには至っていない。来なら自分の熟慮を通すべきなのだろうが、まあ、そうでなくてもいいだろう、という思いとこうした、何か、ああ面白いものだな、という感覚はブログなどに書くのに向いているように思うので書いておきたい。 まず、「え?」と思ったのは「訓民正音」、それ自体である。対比としてウィッキペディアを見ることにする(というか、予想通りの記述だったのだった)。いわく(参照)。 訓民正音(くんみんせいおん、훈민정음)とは、李氏朝鮮の世宗が制

  • エピソード - 視点・論点

    外国人比率が1割を超える新宿区の大久保図書館。38言語の外国語資料を所蔵、絵読み聞かせなどを行っている図書館の館長を迎え、多文化共生社会のこれからを考えます。

    エピソード - 視点・論点
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2015/02/06
    書家・石川九楊氏。「しかし私は、ほんとうに「日本語」という単一の言語はあるのだろうかと疑います」「日本語なんてない。あるのは漢字語とひらがな語とカタカナ語。」
  • 漢字の字源研究には竹簡も含めた戦国文字の知識が必要

    さとうしん @satoshin257 落合淳思『漢字の成り立ち』(筑摩選書)を購入。パラ見した限り李学勤の『字源』など新しい目の中国の工具書にも言及してますね。何琳儀の『戦国古文字典』を割と高く評価しているようだが、その字書は刊行時期の都合で肝心の戦国竹簡の文字はあんまり拾ってないんですが… 2014-04-16 17:10:40 さとうしん @satoshin257 何琳儀は戦国文字の専家だが、甲骨・金文にも造詣が深い、というか元々于省吾の弟子の一人として『殷墟甲骨刻辞類纂』なんかの編纂に従事していたんですな。惜しくも2007年に惜しくも逝去されましたが、生きておられれば戦国竹簡の文字も加えて『戦国古文字典』の増補改訂版を出されたはず… 2014-04-16 17:15:26 さとうしん @satoshin257 何琳儀の経歴は戦国文字の研究には甲骨・金文の素養が必要ということを示すもの

    漢字の字源研究には竹簡も含めた戦国文字の知識が必要
  • 落合『漢字の成り立ち』:明解。白川静や藤堂について客観的に評価がわかって嬉しい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    漢字の成り立ち: 『説文解字』から最先端の研究まで (筑摩選書) 作者: 落合淳思出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/04/14メディア: 単行この商品を含むブログ (12件) を見る わかりやすーい。漢字の歴史を概観し、これまでの字源の研究を批判的に振り返ったあとで、最新の成果をさっくり解説。非常に明解です。 特に、白川静の字源研究についてきちんと評価をしてくれているのは、ぼくにはとてもありがたかった。漢字というと、白川静信者がやたらにいて、『字訓』『字統』とかを聖書のごとくあがめる人がいっぱい沸いてくるんだけれど、ぼくは前からいま一つ信用できなかったのだ。それについては、こんなところに書いたことがある。「都」というのは、日が人の頭で、それを切り落として城壁に埋めたという、かつての呪術的な信仰のあらわれだ、というのはお話としてはおもしろい。でもそれが漢字の質かというと、ち

    落合『漢字の成り立ち』:明解。白川静や藤堂について客観的に評価がわかって嬉しい。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 人名に付ける「丸」の語原について (おまる?それとも麻呂?…

    人名に付ける「丸」の語原について (おまる?それとも麻呂?) 最近はあまり見ませんが、男の人の名前、とくに幼名として「~~丸」という名前がありますが、あの「丸」の当の語原はなんでしょうか? 一説には麻呂の音が変化したものだという話がありますが、厄除けの意味を込めて敢えて汚い「おまる」を名前として使ったという話もあるようです (古語動詞で「放る」とかいて「まる」と読み、排泄をするという意味だとか)。 調べてみると、おまる説は江戸時代にこじつけられた俗説だとか、おまるが先であとから麻呂の字を当てたとかいろいろ書かれていてよくわかりません。 どちらが当の (より古い) 語原なのでしょうか?

  • 日本には「**丸」って名前が多いみたいだけどなぜなんだろう?中国人オタクの疑問(百元) : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    中国オタク「なんで日人は名前に『丸』を頻繁に付けるんだ?」■ 現在の日人の名前ではそれほど出てこないかもしれませんが、日歴史上の人名や物の名前において「何々丸」といった形で「丸」の文字が入ることは珍しくないかと思います。 しかし、中国語における「丸」の漢字の意味は基的に「小さな丸いもの」「丸薬」というもので、日語の丸に含まれる「円」や「丸ごと」といった意味はありません。なまじ漢字が同じだけに、日頃から日のコンテンツに接している中国オタクの面々も日の名前によく出てくる「丸」に関してはちょっと不思議に思ったりもするようです。 先日、中国のソッチ系のサイトを巡回して「なぜ日の名前には丸が頻繁に出て来るのか」といったことに関するやり取りを見かけましたので、例によって私のイイカゲンな訳で紹介させていただきます。 ■中国オタクの議論 なんで日人は名前に「丸」を頻繁に付けるんだ?

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2014/06/02
    いろいろ情報が錯綜しとるようだな…。日本でも定説があるとまでは言えないようだが…。
  • 第158回 ここでも揺れる「葛」の字体 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム

    高知での一場面。田舎の駅の跨線橋の階段を、女子中学生同士が手を繋いで降りてくる。また腕を組んで駆け登っていく。大学近くの線路を渡ったところにある神社では、学生たちかデートをする光景もあり、のどかだ。地域文字はないか、と探すのは卑しい感じがしないでもない、自然に眼に入ってくるのを待つのだ。 「葛島」だ。歩き回っているうちに自然に着いた。空港からのバスの中からも見ていた所まで来てしまった。この「葛」は、ときどき字体に問題ありとして扱われる字で、教え子もこの字を丹念に観察して修士論文を仕上げた。皆さんのパソコン画面では、この字は、どういう字体で見えているだろうか。高知のその地名では、 かづら かずら と、仮名遣いも揺れているが、字体が気に掛かる。 「島」と、明朝かゴシック体で看板にあった。ほかに、 「島」と明朝体。 「島」と筆字とゴシック体。この手書き用とデザイン用の両方の書体が、互いに似てくる

  • 日経春秋 春秋(2/1) その2 - finalventの日記

    承前⇒日経春秋 春秋(2/1) - finalventの日記 この話の続き⇒「finalvent さんの漢字論」珍説を再び斬る(10) - hΛlの女好き日記(2010-02-10) で。 1行で説明できることを延々ひっぱって、はぐらかす理由は、「漢字字源辞典」の漢字の音がどの時代のものであるかわからないで最初はぐらかしてたように、そんなことどこにも書いてない、アナタの思い付きだから、説明しようにも説明できないんじゃありませんか。 そういう推測することは自由だけど、この件は原典を参照すれば終わることですよ。 非常に奇異な判断ですよ。「斦(gin)→祈(ki)、希(ki)→斦(ti)」の中に”二斤”の「斦」は登場しないではないですか。しかも、ご自分で書いてるようにそれはあなた自身の「判断」です。 これもなんども言っているのだけど、漢字としての「斤」と「斦」がそれぞれある時代に音価を持つという

    日経春秋 春秋(2/1) その2 - finalventの日記
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2010/02/12
    コメントした。
  • http://mephistowaltzer.co.cc/t/20100210.html

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2010/02/11
    「文字は仕事関係とネットの記事以外は読みたくない感じ」へ? なら判断保留にしておいたらいいのに。これは知的誠実さに欠けると判断せざるを得ないですよ。山田本の冒頭20頁程と「質」の項目だけでも見ては。
  • 「finalvent さんの漢字論」珍説を再び斬る(9) - hΛlの女好き日記(2010-02-09)

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2010/02/10
    『漢字字源辞典』を昨日買ったんだが、これは凄いよ。早く読んだ方がいいですよ。finalventさんが最初に書いてたことがそのまま書いてある。少なくともfinalvent批判するのは山田説を批判するのと同じというのは分かるよ。
  • 日経春秋 春秋(2/1) - finalventの日記

    「質」という字は、おのを表す2つの「斤」と「貝」から成る。白川静さんの「常用字解」によれば、「貝」の形は古代中国で儀式の道具に使った鼎(かなえ)から来ている。質とは、鼎にふた振りのおので、重要な約束を刻むことなのだそうだ。 また白川静さんか。 「貝」の形は貨幣の意味を表す。これに音を示すのが「斤」(ギン)。ギンがチに音変化した。元の音の意味は、「直」で「相当する」で、対価の意味。つまり、カネに相当するものが「質」。そこから実体の意味が出て、「質量」などに使われる。 漢字は象形文字と言われるけど、言語として運用されるときは音価に意味が課せられる(筆談するわけじゃないから。象形文字であっても音価の指標になるだけ)。(ただ、白川学を弁護すれば、漢字の発生字の呪術の解明とも言える。それでも、言語として運用される漢字には関係ない。) 漢字字源辞典: 山田 勝美, 進藤 英幸 追記 ⇒はてなブックマー

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2010/02/04
    コメントした。(恥の上塗りの可能性もある。)
  • 戦後の「傷痕」: 極東ブログ

    雑談。9日、長崎市で催された長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で麻生首相は用意した挨拶の文章を読み上げたのだが、そのくだりに「一命をとりとめた方も、癒やすことのできないショウセキを残すこととなられました」があった。え? ショウセキ? 夏目ショウセキ、ふとダジャレが浮かんでしまうのは不謹慎なことだが、ショウセキと聞いて、「ああ、それって傷跡(きずあと)じゃね」「また麻生さん読み間違えたんじゃないの」と話題になり、昭和30年生まれの、社民党の福島党首は同日の長崎市での記者会見で「追悼式は格別な場所。特に長崎は『祈りの平和祈念式典』と言われている。『傷跡』を『しょうせき』と言われ、意味が分からない」と批判したとのことだ(参照)。祈りの場で意味のわからないことを言ってはいけないそうだ。というわけで、坊さんは意味のわからないお経を唱えると、瑞穂丹に怒こられちゃうぞ、とかいうと怒られそうだ。時事によると「

    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2009/08/13
    「聖蹟桜ヶ丘」の由来、初めて知った。
  • 漢字というのはそのためにある - finalventの日記

    ⇒北京語と広東語 - 犬鍋の韓国漫談 けれども,広東語と北京語は,書き言葉は(字体は別にして)同じなんだそうです。つまり,同じ中国語の文章を,北京の人と香港の人は,まったく違う発音で読む。香港人の頭の中で鳴っているのは広東語の発音。 実は近世まで日もそうだった。 候文に返り点とかついているのがその名残り。 十七条憲法とか聖徳太子の心とか勘違いしている人がいるけど、あれ、漢文。 ついでに。 日の沖縄方言は,歴史的に日語と同一の祖語から枝分かれした,日語の方言だということが証明されていますが,別言語といってもいいほどにかけ離れていて,通じない。文字に書いたところで,わからなさ加減は同じです。 ところがこれは平安時代あたりの民衆の言葉が音声変化しただけで、実はけっこうそういう意味で日語だった。 日祖語から分かれた説は、違うと思いますよ。 追記 これはちょっと追記したほうがいいかな。

    漢字というのはそのためにある - finalventの日記
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2008/02/25
    沖縄方言についてはよくわからないが、他の事はわりと常識かと思ってた。現代中国人が古典の漢文を読めないのはそうらしく、漢文の勉強をした日本人の方がむしろよく理解できる、って話は高校の漢文の授業で聞いた。
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